サントリー九州熊本工場が地下水保全顕彰制度「最優秀グランプリ」を受賞

サントリーホールディングス株式会社のプレスリリース

サントリー九州熊本工場は、公益財団法人くまもと地下水財団の令和3年度地下水保全顕彰制度において「最優秀グランプリ」を受賞しました。

地下水保全顕彰制度は、公益財団法人くまもと地下水財団が、熊本地域における地下水保全活動を行う企業・団体の諸活動を顕彰し、その活動を広く周知することで、さらなる地下水保全活動の推進を目的とした制度です。ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階でランク付けがされ、3年に1度、ゴールド認定企業・団体の中から「最優秀グランプリ」が選ばれます。

サントリーグループは、企業理念の中核である「人と自然と響きあう」のもと、ステークホルダーとの約束として「水と生きる」を掲げ、水に関するさまざまな活動に取り組んでいます。水を育む森を育てる「天然水の森」の活動は、2003年に「天然水の森 阿蘇」から開始し、現在では全国で21ヵ所、約12,000haまで広がっています。2004年に「森と水の学校」阿蘇校から開始した次世代に向けた環境教育「水育」は、昨年には参加者が累計20万人を突破しました。参加いただいた子どもたちや保護者の方からも高い評価をいただいています。また、水のサステナビリティをグローバルに推進する国際標準の権威ある機関「Alliance for Water Stewardship(以下AWS)」の認証を日本で唯一取得※しており、昨年には日本で初めてAWSのメンバーシップ企業となっています。
※サントリー天然水 奥大山ブナの森工場(2018年)、サントリー九州熊本工場(2019年)、サントリー天然水 南アルプス白州工場(2021年)の3工場で取得。

サントリー九州熊本工場は、2013年に地下水保全顕彰制度のゴールドに認定され、このたび令和3年度の同制度において、「最優秀グランプリ」を受賞しました。2003年の稼働当初からさまざまな省水活動を計画的に展開していること、同工場の水源涵養エリアにあたる「天然水の森 阿蘇」や工場周辺の冬季湛水(たんすい)「冬水田んぼ」での、森・川・田んぼ一体となった地下水涵養活動、田んぼの生物多様性向上や水質向上を目指した有機農法のトライアル、子どもたちに水の大切さを伝える「水育」など、地下水の持続可能性に向けたさまざまな活動が高く評価されました。

今後も、水を大切に使い、きれいにして自然に還すだけでなく、水を育む森を守るなど、自然界における水の健全な循環への貢献、すなわち「水のサステナビリティ」を事業活動における最も重要な課題と認識し、地域の皆様と一体となった自然環境の保全・再生につながる活動に取り組んでいきます。

▼サントリーグループの環境活動
https://www.suntory.co.jp/eco/

▼サントリー「天然水の森」
https://www.suntory.co.jp/eco/forest/

▼サントリー「水育」
https://suntory.jp/MIZU-IKU/

以上

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