SDGsの日(3月17日)に合わせオンライン魚イベントを開催「魚の伝道師」が海の豊かさを考える

株式会社 弁慶丸のプレスリリース

「漁業の持続可能な発展」は世界的な課題となっており、SDGsでも目標の1つ(目標14 海の豊かさを守ろう)に掲げられています。

漁師直送の鮮魚通販などを展開する株式会社弁慶丸(鳥取市 代表取締役:河西千明)は、みんなで考えるSDGsの日(3月17日)に合わせ、「魚を最後まで無駄にしないで調理する」をテーマに、オンラインによる「魚さばき教室」を3月20日に開催、参加者と共に漁業の未来を考えます。    

【開催の背景】
水産業界では「若者の魚離れ」が指摘されてきましたが、2020年の1世帯当たり(2人以上)の「生鮮魚介」購入量が18年ぶりに前年を上回りました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外食支出が大きく減り、スーパーマーケットなどで魚を買う機会が増えたことが理由と考えられます。(総務省の家計調査報告より)

資料:総務省「家計調査」
注:対象は2人以上の世帯

一方で、「漁業の持続可能な発展」は世界的な課題となっており、SDGsでも目標の1つ(目標14「海の豊かさを守ろう」)に掲げられています。弁慶丸ではこれまで、「魚を無駄にしない」を意識した交流会や料理講習会を開催してきました。

この度、みんなで考えるSDGsの日(3月17日)に合わせ、元水産庁官僚で「魚の伝道師」として知られる“ウエカツ”こと上田勝彦氏を講師に招いたオンラインでの魚イベントを開催いたします。弁慶丸がお客さまにに届けた鮮魚セットを使い、弁慶丸が届けた魚をさばくことで海の豊かさについて考えていきます。

過去の料理講習会の様子(2017年)

海洋資源をめぐっては、魚の乱獲などの影響もあり、魚の数が減っています。持続可能な漁業の為には、海洋資源を持続的に獲り続けられるような仕組みを考えていく必要があります。弁慶丸では引き続き、こうした問題に対し、まずは「獲った魚を無駄にしない」活動を足がかりに、「日本に魚を食べる文化」を広めるべく社会に貢献していきます。

 
【取材可能な案件】
・上田氏の自宅(神奈川県横浜市)での配信の様子及びインタビュー(魚さばきを間近で撮影可能)
・弁慶丸船長:河西信明のインタビュー
・受講者のインタビュー(後日取材可能)
・コロナ禍で自宅に鮮魚セットを頼み始めた1人暮らしのお客様(後日取材可能 20代から30代)

【講師プロフィール】

上田勝彦(うえだ・かつひこ)氏

株式会社ウエカツ水産代表取締役。東京海洋大学客員教授。1964年島根県生まれ。長崎大学水産学部在学中に漁師として活動。
91年水産庁入庁。瀬戸内海漁業調整事務所、遠洋課捕鯨班、資源開発センター、資源管理課などで公務に従事。2015年退職。「サカナ伝えて、国興す」を社是に、日本の食卓と漁業の生産現場をつなぎなおす活動を展開している。
近著に『旬を楽しむ魚の教科書』(宝島社)、『ウエカツの目からウロコの魚料理』(東京書籍)などがある。

【弁慶丸船長プロフィール】

河西信明(かわにし・のぶあき)愛称「脱サラ船酔い漁師」

2002年、大阪でのサラリーマン生活に別れを告げて、鳥取へIターン移住。岸漁師として独立を果たす。
「漁師が儲かれば後継者問題は解決する」という力強いメッセージを旗印に、2007年から漁師直送の鮮魚通販をスタートさせ、いち早く六次化産業化(一次産業が販売・加工にも展開する形態)に着手。
独立当社の新米漁師の成長と漁師の日常生活を描いたメルマガ「脱サラ船酔い漁師からの手紙」の総登録者数は2万1千人を超え、弁慶丸応援団なる熱狂的なファンを獲得。
漁師直送のパイオニアとして走り続け、創業15年目を迎える。楽天さんなどのモール出店は一切せずに、自社サイトだけの運営で累計販売6万セットを突破し、参入障壁の高い水産業界において六次化産業化のロールモデルとなっている。

 
【取材に関する問い合わせ先】
株式会社弁慶丸 河西
メールアドレス:fish@benkeimaru.com
HP:https://benkeimaru.com/contacts

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