やまこうファーム株式会社のプレスリリース
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「やまこうファーム株式会社《JAPAN COFFEE PROJECT・ジャパンコーヒープロジェクト》」の夢です。
《今回のAril Dream企画への参加に際して、国産コーヒーを栽培している[やまこうファーム株式会社 創業者・山本代表]にインタビューを行いました。》
ー本州で国産コーヒーが栽培できることを知りませんでした。今回は、国産コーヒーの栽培に至るまでの経緯について色々とお聞きしたいと思っております。まずは、山本様と農業との関わりについて教えてください。ー
山本「はい、私の実家が米や野菜の農業をやっており、岡山の名産ピオーネも作っています。私も実家にいた頃は家業の手伝いをしていましたので、今の農業の道に入ったことも実家の農業の影響が大きいと思います。大学に入り、家庭教師やスキーのインストラクターをしたりと一通り学生生活を謳歌して、卒業後は一般企業に就職しました。」
ーコーヒー関連の企業に就職なさったのですかー
山本「そういえば、コーヒー業界の大手商社から内定も頂いてはおりましたが、岡山でも有力なバス会社の人事担当の採用の熱意に絆されて、地元の岡山の企業に貢献できる喜びもあり、そちらの会社で働くことにしました。その後は家庭教師をしていた経験から教育の仕事にも興味を持っていましたので、教育出版系の企業へ転職することになりました」
ー地元への想いも強いのですね。その後はいかがでしたかー
山本「私が育った地元に書店がなかったこともあり、教育関係の仕事の延長で、教材も扱う書店を開いてみようと、企業勤めを辞めて開店しました。」
ー書店の開店は大きな変化ですね。書店の展開はいかがでしたかー
山本「書店では教材の販売もしていたので、地元の生徒たちがよく通って来たのですが、ふと生徒たちの進路のことが気になりはじめました。自分が大学へ進学する際に、進路指導の大切さを身に染みて感じたのですが、果たしてこの子たちはきちんとした進路指導を受けているのだろうかと、心配になったわけです。そこで、書店を続けながら生徒たちに進路指導を行ってあげられないかと考え、私自身が得意な数学の講師を務め、進路指導も兼ねる形で、小さな塾をはじめました」
ー山本様は人や社会のお世話をする性質のお人柄という印象を受けました。ー
山本「元々、私が人のチャレンジを後押しをするのが大好きなものですから。小さくはじめた塾でしたが、みるみるうちに大勢の生徒が集まり、結果的に国内に15校、講師が100名程、生徒数は1500人を超える規模の塾へと発展しました。」
ー個人塾から物凄い大規模な展開となりましたね。それだけの生徒や講師数となりますと、マネジメントもご苦労されたでしょうねー
山本「そうですね、私の仕事の殆どを講師や生徒たちの対応に費やし、人のマネジメントに関しては本当に良い経験を致しました。仕事や勉強を無理やり押し付けても一向に上手く行かず結果が出ない。それならばと、全く逆の方向へと私自身の考えが変わり、英語の講師には興味のある海外研修に行ってもらったり、勉強に興味がない生徒が居ればみんなで一緒にキャンプへ行ったり。学習塾ですので、特に生徒のケアはとことんやりましたね。そんな風にしてまずお互いの信頼ができてからこちらの伝えたいことに耳を傾けてくれる。まずは相手の思いややりたいことを努めて理解し、やる気の出ることを自発的にやってもらうことで塾そのもののマネジメントがうまく運ぶようになりました。」
ーいまのやまこうファームの経営にも活きておりますかー
山本「やりたい仕事にどんどんチャレンジができるように後押しするスタイルはいまも私の経営の基本としています。失敗を恐れてチャレンジを止めてしまっては、何もはじまらない。そんな私の想いをいまのやまこうのデザイナーが汲んでくれて、やまこうの社名のロゴマークにサイコロとして反映させておりますが、サイコロのように失敗を恐れずどう転んでも必ず何かの目(芽)が出るよ、と。やまこうのロゴは私たちのチャレンジの象徴で、私たちが手がける国産のコーヒー栽培も大きな挑戦の一つです。」
ー興味深いロゴマークですね!会社のスタイルを現していたとは。では、農業を始められたきっかけは何でしたでしょうか。ー
山本「きっかけは塾の事業の最中に知人の紹介で熱帯植物の栽培の話が持ち上がったことでした。農業には多少の自信がありましたし、日本では栽培が難しい熱帯植物に取り組むことに非常に強く興味を惹かれました。そこで、塾とは別に新たに農業の会社を立ち上げ、熱帯植物の栽培をはじめました。」
ーそれで農業に参入ですね。ー
山本「はい。当初はパパイヤとバナナの栽培が中心で、パパイヤの売れ行きが良く好調でした。バナナも順風満帆に実が付くだろうと思っていたのですが、3年くらい頑張っても一向にバナナの実が付かない。付いても10cm程の小さなバナナしかできませんでした。それでも諦めずに試行錯誤の栽培を続けて、栽培4年目になってようやく商品になるバナナの実が付き、無農薬栽培のため皮の薄い「皮ごと食べれるバナナ」作りに成功し、連日お客様の長蛇の列ができて、海外にも輸出し、供給が追いつかないほどになりました。スタッフも倍くらいの人数となり、私自身は営業やメディア、取引先の対応や納品に追われる、大忙しの日々となりました。
ー大成功でしたね!ー
山本「そうですね。ところが、うまくいき始めたとおもいきや、大忙しの日々の激務が祟って体調を崩してしまい、働き方や考えの改善を迫られました。せっかく作ったバナナも運搬途中で傷んでしまったり、本当は食べ頃のはずの美味しいバナナが市場では受け入れられなかったりした経験もあって、栽培する作物の見直しを考えました。いま話題のSDGsのように、無理なく持続できる働き方や農業ができないかと。
そこで思い立ったのがコーヒーの栽培でした。バナナを毎日食べる方は多くはないと思いますが、コーヒーは毎日飲む人が多い。バナナと違って長期保存も可能で、常に水や肥料をあげ続けなければならないバナナと比べて手間がかからず、栽培もし易いだろうと。バナナの栽培を経験した身からすると、改めてコーヒー栽培には魅力がたくさんあることに気づきました。そして特に、国内での栽培が難しく、国産のコーヒーがほぼ作られていないことと、日本のコーヒーを作ってみたいという私のチャレンジの意欲が湧いてきたことが、コーヒー栽培を決意した大きな要因でした。熱帯植物の経験を活かしながら無理のない働き方で、みんなが楽しめる美味しいコーヒー栽培をしようと思い、本格的にコーヒー栽培を行うやまこうファームを設立しました」
ー日本でコーヒーができるなんて、はじめて聞いた時にはとても驚きましたー
山本「元々、バナナの時代からコーヒーは小規模ながら栽培をしていましたので、経験自体は足掛け10年以上にはなります。コーヒーの木は生命力も強いので簡単に実が付くものと思っていたのですが、やはりはじめはちっとも実がつかず、苗もひょろひょろとして弱々しい苗ばかりで、失敗、失敗の連続でした。バナナの時と似ていますね。ですが、あらゆる肥料や栽培方法の研究を繰り返すうちにしっかりした苗と実がつきはじめ、2、3年前くらいからやっと自信を持っておすすめできる美味しいコーヒーが出来上がりました。」
ー先日、今年初収穫のニュースを見ましたー
山本「今年になってみなさまにお届けできるコーヒーの木の生産体制が整い、初収穫を迎えましたので、いち早くお知らせを致しました。これまで輸入に頼っていたコーヒーですが、国内での生産が可能になったことは、コーヒー好きの方に限らず、すべての方々にとって大きなお知らせだと思っています。このコーヒーの苗と栽培のノウハウで生産を拡大し、国産コーヒーを日本の大きな産業の一つにしたいと思っています。大きな産業にするためには、多くの苗の栽培し、収穫量を増やす必要があります。また現在、JCP会員(※注1)をはじめとする沢山の方々から私たちへの応援が集まっていますが、更に多くの方々からの参画を心よりお待ちしております。まずは、国内でコーヒーの栽培が可能なことを知っていただきたいです。そしてコーヒー栽培に興味を持って一緒に栽培に取り組んでくださる方にノウハウの共有や提供を行って、お客さまの国産コーヒー栽培の挑戦の後押しをしたい。私自身の失敗や試行錯誤がお客様の栽培に活かせるなら、喜んでお力になりたいと思っています。」
ー夢は世界へ、ですねー
山本「はい。これからも美味しいコーヒーをお届けするために更に研究を重ね、ゆくゆくは私たちが1本1本丁寧に育てて作った国産コーヒーを、日本と、そして世界の皆様のその手元にある1杯のコーヒーにしたいと思っています。」
《日本産のコーヒーを、世界の人々に届けたい。》
これが私たちの夢です。
やまこうファーム株式会社 代表:山本 耕祐
(インタビュー:コンサルティングオフィス EXTENSION)
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの 夢の実現を本気で目指しています。
(※注1)
やまこうファーム株式会社が運営する、国産コーヒー応援プロジェクト”JAPAN COFFEE PROJECT”(以下:JCP)の会員。JCP会員は、JCP公式サイトから一般の登録が可能、登録無料。
生豆の販売の情報や先行予約などの様々な特典をJCP会員メンバーへ先行してご案内中。
【 やまこうファームについて】
新たにコーヒー農園を開設する《コーヒー農園のオーナー》を積極的に募集し、国産コーヒーの普及と生産量の増加に努めている。今後は《コーヒーの木のオーナー》の募集も行い、一般消費者もコーヒーの木のオーナーとなって国産コーヒーを応援できるプランを企画中。近々リリース予定。
【 やまこうファーム《国産コーヒー豆》販売と購入方法について 】
■ コーヒー豆購入方法:やまこうファーム株式会社が運営する、国産コーヒーの普及・応援プロジェクト《JAPAN COFFEE PROJECT(JCP)》の公式サイトまたは、会員からの事前予約にて購入が可能。販売に関わる情報は会員へ先行して案内する予定。
■ JCP会員登録方法:JCP公式サイトから会員登録が可能、登録無料。
JCP会員のご案内:https://www.yamakoufarm.co.jp/page2.html
■ JAPAN COFFEE PROJECT(JCP)公式サイト:https://www.yamakoufarm.co.jp
■ コーヒー豆販売開始時期:2022年4月上旬を予定。
■ コーヒー豆販売価格や国産コーヒー情報の受け取り:JCP会員へメール等でご案内。その他、JCP公式サイト、やまこうファームのSNSを通じて販売情報を随時リリース予定。
【《国産コーヒー》栽培の展望 】
□ 輸入に頼っていたコーヒーが、国内生産も可能に
日本のコーヒーの総消費量は世界でも上位に入りますが、99%は輸入品でした。やまこうファームが掲げる《JAPAN COFFEE PROJECT(ジャパン・コーヒー・プロジェクト)》が進み国産コーヒーの生産量が増えることで、国産のコーヒーをいち早く一般消費者にお届けすることができるようになります。
□ 新たな農業・産業の創出
やまこうファームには、国産コーヒーの栽培に価値を感じる「コーヒー好き」のビジネスパーソンが都市部から地方移住をして栽培やIT戦略・DX・SDGs(エスディージーズ)を担当するスタッフとして働いています。コーヒー農園経営は、新たな農業・産業の創出となるだけでなく、コーヒー人気を通じて、これまで農業とは関係のなかった人材を農業や地方都市に確保できるビジネスとしても期待が持てます。(地方創生・ITコンサルタント:EXTENSION https://extensionjapan.jp/)
【 やまこうファーム今後の取り組み 】
□ 展示会への出展
2022年10月に東京農業week(10月12日~14日・幕張メッセ)への出展を予定。
□ コーヒー農園を観光事業化
早期の観光・体験農園の開業を目指し、誰もがコーヒーの木やコーヒーに親しめる環境を作る。地方の新たな観光スポットとして、また、アフターコロナを視野に入れた農園の経営政策として、地域の方々との共生を行いながら新たな観光産業の創出に取り組む。
□ コーヒー農業の6次産業化
コーヒー農園に隣接する形で、本格的なコーヒーが楽しめるコーヒースタンドや焙煎所の開設を行う。また、これまで国外に頼ってきたコーヒーの木の栽培技術、コーヒー豆の精製や加工、焙煎の技術の向上に努め、より品質の高い国産コーヒーの生産を行なう。
□ 国産コーヒーの収量の増加
コーヒーの苗木の販売とコーヒー農園のオーナー募集事業を通じて、新規にコーヒー農園をはじめるコーヒー農園主を全国の企業・団体・個人をから広く募集し、今後は一般消費者も参加が可能な《コーヒーの木のオーナー》も募集していく。より多くのコーヒーの木を植えて国産コーヒーの収量を増やし、一般消費者へ国産コーヒーを届ける取り組みを行なう。
【《コーヒー農園のオーナー》募集中。コーヒー農園のオーナーになりませんか 】
「やまこうファームでは長年培ってきた熱帯植物の栽培ノウハウで、難しいといわれる高品質の品種の栽培も可能になりました。希少価値の高い国産コーヒー豆の生産は、将来性のある農業と考えています。是非一緒にメイドインジャパンのコーヒーを世界に広めましょう!」
■ コーヒーの木オーナー制度
コーヒーの木のオーナーを募集するプランを計画中。近々、JCP会員へ先行して情報リリースを予定。
■ コーヒー農園のオーナーのお申し込みお問い合わせ先
やまこうファームのホームページ、E-mailまたは、電話にて申し込みを受付中。
やまこうファーム株式会社
JAPAN COFFEE PROJECT
岡山県岡山市北区下土田270-2
お電話での受付:TEL 086-236-9922
営業時間 8:00~16:00 定休日 土・日曜日、祝日
《担当者》代表:山本 広報課:江本
(協力)地方創生IT戦略コンサルタント
EXTENSION:https://extensionjapan.jp/
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