一般社団法人日本海老協会のプレスリリース
一般社団法人日本海老協会(事務局:東京都中央区築地6-23-12 代表理事:藤井務)は、昨年度の「国産クルマエビ1億円分無料配布プロジェクト」に続き、今年度は、全国の教育機関100施設に有頭エビの無償提供と併せて、えび丸ごと夢の料理コンテストを実施します。
「マダガスルージュ®」プレミアム
- 有頭エビ無償提供の背景
2021年度の「国産クルマエビ1億円分無料配布プロジェクト」では、全国の教育機関や児童福祉施設・母子生活支援施設などに無償でクルマエビを提供しました。
2021年度クルマエビ提供の様子①
2021年度クルマエビ提供の様子②
2021年度はコロナ禍の影響で、外食産業が営業自粛のためにクルマエビの行き場がなくなっており、クルマエビの養殖業者も在庫過多や売り上げ減少などで厳しい状況に陥っていました。加えて、小学校の給食時間においてもコロナ禍で「全員が前を向き私語禁止で黙々と食べる 」という様式が続いていました。
そんな中、給食時間を充実させることを目的とし、日本海老協会ではクルマエビの養殖業者協力のもと、「国産クルマエビ1億円分無料配布プロジェクト」を実施し、全国の教育機関にクルマエビをプレゼントしました。
また、クルマエビのプレゼントと併せて「エビの解剖」や「だしの取り方」などの出前授業を実施しています。
出前授業の様子
エビのイラストを描く様子
実際にクルマエビを食べた子どもたちからは、多くの「えび」の絵が送られるなどしました。普段はなかなか食べられない「クルマエビ」で美味しいひと時を楽しんでもらえたようです。
子どもたちがえびなどの海産物にまるごと触れる機会はさほど多くありません。スーパーで売られているえびは頭がなかったり、殻が剥かれていることがほとんどのため、生き物としてのえび全体の姿を間近で見ることは少なくなっています。
えび本来の姿を子供たちに知ってもらい、海産物としての魅力を伝えることが本プロジェクトの実施背景となっています。
- 有頭エビ無償提供の概要
昨年度の好評を受け、2022年度はもっと「えび」をまるごと楽しんでもらいたいとの想いから、有頭エビを子どもたちに無償提供します。
教育機関を通じて子どもたちに有頭エビを無償提供することで、まるごとの「えび」に触れて、本来えびは生き物であることを体感してもらい、命の大切さを感じてもらいたいと考えています。
その体験の中で、殻付きえびのおいしさや、日本伝統の「もったいない」の精神、SDGsの考え方を学び、フードロスを防ぎ、海の資源を大切にした食文化を子どもたちと一緒に作っていきたいと考えています。
有頭エビ無償提供は、下記期日の厳守が条件となります。
・申込受付期限日:4月1日(金)~受注数量到達まで先着順
・解剖使用期限日:5月31日(火)まで
・写真&絵の提出期日:6月10日(金)まで
- えび丸ごと夢の料理コンテストとは
えび丸ごと夢の料理コンテストは、えびを丸ごと使った料理を全国の子供たちにイラストで考案・応募いただくコンテストです。
考案・応募いただいたイラストをもとに「えび丸ごと夢の料理コンテスト」にて審査を実施し、受賞作品は9月のエビフェス催事にて実際に提供予定です。
昨年度のおさかな丸ごと夢の料理コンテストの様子:https://ebikyoukai.jp/ebifes/dream_cooking/
※本年度実施するのは「えび丸ごと夢の料理コンテスト」となります。
- 申し込み条件
「有頭エビ無償提供」へのお申し込みは、以下の条件をすべて満たす施設が対象です。
・教育機関(小中学校・保育園・幼稚園・児童福祉施設・母子生活支援施設など)
※先着100施設
・有頭エビの解剖動画を視聴+エビの解剖教室を実施すること
・エビの解剖教室の実施風景の写真を送付いただくこと(顔出しはなくて可)
・「えび丸ごと夢の料理」のイラストを提供いただくこと
※いただいたイラストは「えび丸ごと夢の料理コンテスト」の審査に利用させていただきます。
- 申し込み方法
「有頭エビ無償提供」は下記の手順でお申し込み可能です。
1.申し込みURLにアクセスし、必要情報を入力する
(https://absea.shop/products/ebikaibou2022)
2.「早武先生のエビ解剖教室」動画を見ながらエビを解剖する
3.解剖体験の様子を撮影した写真を日本海老協会へ送付
(ebikaibou@ebikyoukai.jp)
4.「えび丸ごと夢の料理」のイラストを描き、日本海老協会へ送付する
【送り先】
一般社団法人日本海老協会
えび丸ごと夢の料理コンテスト 事務局宛
〒145-0045 東京都中央区築地6-23-12 秋本ビル2階
5.「えび丸ごと夢の料理コンテスト」グランプリに輝くと、海老1年分が当たる!
- 注意事項
・提供する「有頭エビ」はもともと外食向けのものとなります。行き場を失ったエビをそのまま冷凍した「鮮魚品」になり、納品形態は画像のようになります。
納品形態イメージ
・提供した「有頭エビ」の返品交換は一切お受けできません。ご了承ください。
- 提供商品
有頭エビ人数分(1人1尾、1箱あたり30~35尾/1施設最大3箱まで)
「マダガスルージュ®」プレミアム ロゴ
今回提供する「有頭エビ」は、株式会社ニチレイフレッシュより提供の「マダガスルージュ®」プレミアムとなります。海の環境保全に配慮した養殖エビであることから、教材として選定しました。
養殖場
水揚げの様子
- 事業実施者
日本海老協会 公式ロゴ
団体名:一般社団法人日本海老協会
設立:2014年5月
役員:代表理事 藤井務
事務局:東京都中央区築地6-23-12
理念:企業が地球環境や水産資源の保護に対する社会的責任を尽くした商品を提供することで、消費者が購買を通じて持続可能な社会に向けて貢献できる関係を探求しています。
♦主な活動
海老市場に関わる関係各社と連携し、国内の海老食文化の普及促進を行っています。
海ゴミ削減・フードロス削減を目的とした一般参加型のメッセージイベントとして、「海老の日®」祭り「エビフェス!」を開催しています。
- 「エビフェス!」とは?
「エビフェス!」は、毎年9月第3月曜日に制定されている「海老の日®」にちなんで開催される、海老食文化の普及と食品ロス・海洋ごみ削減を目的としたフードイベントです。
2014年から2021年まで毎年開催し、未来を担う子どもたちにエビの魅力を伝えるとともに、フードロスや海ゴミの削減を目的としています。2021年度は出前授業として、エビの解剖授業や料理教室など、子供たちに向けた食育授業も実施しています。
また、全国の小中学生を対象とした「おさかな丸ごと夢の料理コンテスト」も開催し、「イタリア料理」「中華料理」「洋食」「和食」「フランス料理」の5名のトップシェフが審査、受賞した料理の制作・販売にも取り組みました。
シェフの写真
受賞者とシェフの写真
♦︎「小学生まちおこしプロジェクト」実施小学校生徒による応募
日本海老協会は「小学生まちおこしプロジェクト」と称して、魚食文化について学べる小学校への出前授業を2021年6月より開始しました。
出前授業は『国産クルマエビ1億円分無料配布プロジェクト(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000046436.html)』の一環として行われており、地元の水産食材を使って商品開発をしたり、エビについての教室を開いたりなど、様々な内容の授業を開催します。
また、授業内で子どもたちに『夢の料理』を描いて応募してもらっています。