【おはなさけ】ツルバラの花酵母と古代米を使用した、低アルコールのローズ・ピンク純米酒を新発売【日本酒】

シマダグループのプレスリリース

「雨降(AFURI)」は、大山阿夫利(あふり)神社の麓に位置する吉川醸造のブランドです。
昨年4月の発表以来、海外の酒類コンテストで数多くの賞を受賞しました。
これまでの日本酒の概念を覆す、低精白でもすっきりとした味わいの日本酒造りに挑戦しています。
ツルバラの花酵母と古代米を使用した「おはなさけ」。母の日や父の日の贈り物としてもおすすめします。

 

  • 母の日や父の日におすすめする、3つの理由

①希少なツルバラの花酵母を使用した、清冽にして芳醇な香り。美しいローズ・ピンクの日本酒です。
低アルコール・低精白で、女性や日本酒になじみのなかった方にもおすすめできるやさしい口あたり。
③ポリフェノールやミネラル豊富な無農薬の古代米(紫黒苑)を使用しているので、美容と健康にも。

 

  • 花酵母とは?

一般に、お酒造りに広く使用されている酵母は、酒のもろみから分離されたものです。
ところがこの「おはなさけ」の酵母は「花酵母(花から抽出した酵母)」。東京農大花酵母研究会内のみで使用が許されている、貴重で希少な酵母です。

東京農業大学醸造学科酒類学研究室の中田久保教授が、長年の研究の結果、自然界から新しい清酒酵母を分離する方法を確立しました。「花酵母」と言うと花の香りがあるように聞こえますが、この酵母の特徴は、日本酒に存在するいろいろな香りや味の個性をより際立たせる力を持っていることです。
抽出可能な花の種類は十数種あります。「おはなさけ」の酵母は「ツルバラ」から抽出したもの(HNG-5)。
特徴としては雨上がりのバラ園を思わせる、華やかで艶のある香りを生成すること。
まさに、花からの贈り物というべき天然の酵母です。

  • 低精白のお酒とは?

一般的に、原料のお米を磨く(精白する)ほど雑味がなく「すっきりとした」味わいの日本酒ができると言われています。「大吟醸」規格では米を50%以上削りますし、中には90%以上削ったお酒も。これはお米の外殻にアミノ酸、タンパク質、脂質などが多く含まれており、日本酒を造る際に「雑味」を生じやすいためです。
吉川醸造では、余計な「雑味」は抑制しながらも、「お米の持つ全ての要素によって最高の味を表現したい」との思いから、低精白(お米を10%程度しか削らない)で、なおかつきれいな酒質の日本酒を造ることに挑戦しています。

 

最大のポイントは酵母が育成できるぎりぎりの「超低温発酵」。「おはなさけ」は史上最高の酒米である山田錦を用いて、6~7℃でゆっくりと時間をかけて発酵管理します(通常は13~15℃)。
この低精白のお酒造りに欠かせないのが、日本有数の硬度(150~160)を誇る雨降山(丹沢大山)の地下伏流水。吉川醸造では3本の井戸からミネラル豊富なこの水を汲み上げて、仕込み水として使用しています。
発酵の度合いを緻密にコントロールすることで、日本酒としては低アルコール(13度)で飲みやすく、芳醇でやさしい味わいのお酒が出来上がったのです。

 

  • 古代米とは?

「おはなさけ」の美しいローズ・ピンクは天然由来。地元湘南の「ガヤマファーム」で育てられた、無農薬・無化学肥料の「古代米(紫黒苑)」によるものです。
古代米とは、イネの品種のうち「古代から栽培していた品種」「古代の野生種の形質を残した品種」のこと。その中でも紫黒苑は、ビタミンB1、B2、E、ナイアシン、リジン、トリプトファンを豊富に含み、鉄分、亜鉛、リン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルもたっぷり。滋養強壮効果があり、薬膳料理にも使われ「薬米」との別名を持つお米です。
さらにこの色を特徴づける「アントシアニン」はポリフェノールの一種。アンチエイジングに不可欠な抗酸化作用、活性酵素の排出、血圧の安定、血管の保護、疲れ眼の改善に有効で、美肌効果もあると言われています。

ガヤマファームのお米は「家族に食べさせたい”特別”なお米」をコンセプトに育てられています。化学肥料を撒く代わりに、お米の収穫後には田にレンゲのタネを撒き、春にはその花が咲き誇ります。

特別な人に、花束を贈るように。特別な「おはなさけ」を贈ります。

・発売日/  4月16日
・価格/  3,000円(税込、ギフトボックス付き)
・取り扱い/  吉川醸造特約店、オンラインストア、直売所

・内容量/  720㎖
・原材料/  米(徳島県産山田錦)、米麹(徳島県産山田錦)、四段米(神奈川県湘南産古代米)
・仕込み水/雨降山伏流水(硬水)
・アルコール分/ 13度
・精米歩合  /90%
・日本酒度/-4
・酸度/1.5
・アミノ酸度/1.4
・酵母/花酵母(ツルバラ)
・保存方法/要冷蔵
・味のタイプ/ 芳醇甘口
・おすすめのお召し上がり方/  よく冷やして、シャンパングラスなどで
 

  • 吉川醸造について

吉川醸造株式会社は大正元年(1912年)創業、丹沢大山(古くは雨降山と呼ばれました)の麓にある日本酒蔵です。

麹造りの段階から最小単位の手造りによる蓋麹法の採用など、故杉山晋朔博士の醸造理念に基づいた丁寧で繊細な酒造りには定評があり、神奈川県下では「菊勇(きくゆう)」の銘柄で知られてきました。
日本酒の需要減やコロナ禍により、近年は安定した酒造が厳しい情勢でしたが、2020年10月にシマダグループの一員となり、新たな体制のもとで再出発を図っています。

新生吉川醸造のテーマは Sake for Life’s Sake
”Art for Life’s Sake(人生/生活のための芸術)”のもじりですが、日本酒が世界中の人々の人生に寄り添い、生活を彩るような存在になって欲しいという願いを込めています。

会社名:吉川醸造(きっかわじょうぞう)株式会社
事業内容:日本酒の醸造・販売
所在地:〒259-1138 神奈川県伊勢原市神戸681

◆ウェブサイト/オンラインストア – https://kikkawa-jozo.com/
◆Instagram – https://www.instagram.com/kikkawa_sake/
◆受賞歴(いずれも2021年)

・Concours Mondial des Vins Féminalise(フェミナリーズ世界ワインコンクール、仏)金賞、銀賞
・IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ、英)ゴールドメダル
・KURA MASTER(仏)金賞
・CINVE(スペイン政府公認国際酒類コンクール)金賞、銀賞
・Bordeaux Sake Challenge(ボルドー酒チャレンジ、仏)金賞、銀賞、銅賞
 

  • シマダグループについて

シマダグループ(S.H.ホールディングス株式会社)は1952年、世田谷区にある一軒の精米店から始まりました。

この「島田精米店」を礎に、日本の米食文化の変化に対応すべく、国産米麺(フォー)を主とした飲食店「コムフォー」を開店。その後戸建事業・賃貸管理事業といった不動産・建築事業から、介護施設の展開・ホテル事業・保育事業・旅行事業・酒造事業など、社会のニーズにあわせ事業形態を変化させ、現在では7事業を展開しています。

日本の米文化の継承と発展を願い、2020年より日本酒事業への取組みを行うこととなりました。

◆シマダグループ ウェブサイト – https://shimadahouse.co.jp/

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