【購買体験のDX】風味を言葉にする日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」あべのハルカス近鉄本店にて4月28日よりAI 実証実験スポット設置

SCENTMATIC株式会社のプレスリリース

嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC 株式会社(代表取締役:栗栖俊治、本
社:東京都、以下「セントマティック」)と、株式会社近鉄百貨店(代表取締役社長執行役員:秋田拓士)は、2022
年4 月28 日(木)~5 月31 日(火)の期間限定で、「あべのハルカス近鉄本店」において、お酒の風味を言葉にする
ことで、気分やニーズに合わせて日本酒を探せるAI システム「KAORIUM for Sake」小売店向けサイネージを使った
AI 実証実験スポットを設置いたします。

顧客とモノのエンゲージメントを高める!
KAORIUM for Sake で実現する今までになかった高品質な購買体験

コロナ禍の中で、消費者行動をはじめとした環境変化のスピードが加速しています。百貨店ビジネスが厳しいと言われる中では、新しい戦略としてDX の推進が期待されており、その中でもAI を活用した買い物を便利にするサービスが普及しています。ただ、その多くは、買い物レジを自動化・効率化するなど、業務改善型のサービスです。日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」小売店向けサイネージは、消費者体験にフォーカスし、顧客とのコミュニケーションをアップデートすることができる最先端の買い物体験を提供いたします。

KAORIUM for Sake は、人の感性を自然言語処理によって日本酒とマッチすることができるAI システムです。AI によって言語化されたお酒の風味を頼りに、直感的に好きな日本酒を探すことができます。この技術により、これまでは経験と感性を持った利酒師やソムリエだけが可能であった「人間の感性にそった楽しいお酒選び」という接客体験が小売店の店頭でも実現可能になります。

「癒やされたい」「ワクワクしたい」など、その日の気分にマッチするお酒や
「個性的なお酒を飲みたい」などのニーズに合わせたお酒選びをサポート

KAORIUM for Sake は、「癒やされたい」「ワクワクしたい」などのその日の気分と、店頭にある日本酒とのマッチ度を計算し、相性の良い日本酒をレコメンドします。また、気分やニーズから選ぶだけではなく、膨大な風味表現データによる日本酒表現を実現します。「フルーティなお酒」というアバウトな表現ではなく「マンゴーのような風味を持ったお酒」というように、日本酒銘柄ごとに具体的な「風味マップ」としてビジュアライズすることで、自分が好きなお酒や飲んでみたい風味をより具体的に探すことが可能になります。

日本酒選びの困りごとをAI が解決
「日本酒はわからない」というネガティブイメージが、お酒を選ぶ愉しさに変わる!

日本酒は酒類の中でも種類が豊富にあり、「どれを選んで良いか分からない」や「ラベルやパッケージを見ても選べない」といった意見が多く、初心者の方には購入ハードルが高い商品です。そこで、本実証実験では、感性をデータ化したAI である日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」が提供する”楽しく・迷わない”お酒選び体験を店頭にて提供することで、どのように消費者行動が変化するか、購買体験の向上に繋がるかなどを検証いたします。

KAORIUM 導入店舗概要
店舗:あべのハルカス近鉄本店 ウイング館地下2 階 和洋酒売場
実施期間:2022年4月28日(木)~ 5月31日(火)
住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1 丁目1 番43 号
URL:https://abenoharukas.d-kintetsu.co.jp

 

ご担当者様からのコメント
「飲み慣れないお客様にも日本酒を楽しんでいただきたい」という思いで日々取り組んでおりますが、奥深い日本酒の世界への第一歩はどなたもドキドキするものです。ご自身の好みがわからなくても、楽しく選べるやさしいツールが「KAORIUM」です。ぜひ一度日本酒の世界に飛び込んで、KAORIUM の言語表現とご自身の感覚とを比べてみてはいかがでしょうか。

香りと言葉を変換するAI システム「KAORIUM」とは
KAORIUM は、セントマティックが開発した香りと言葉を相互に変換するAI システムです。最先端のテクノロジーによって、曖昧で捉えにくい香りの印象を言葉で可視化したり、ある言葉に紐づく香りを導き出したりすることを可能にします。また、言葉を意識しながら香りを深く味わう体験は左右両脳を活性化し(※1)、私たちのまだ見ぬ感性への気付きをもたらします。香りと言葉をつなぐ今までにない体験が生み出す価値は、フレグランスの世界にとどまらず、感性教育、飲食体験、購買体験など様々な分野に新しいビジネスチャンスを生み出すものとして、その可能性に大きな期待が寄せられています。
(※1)参照元:「注意が脳での嗅覚処理に及ぼす影響 ―脳波計測により匂い呈示後1 秒以内の脳活動の変化を検出―」https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20190322-1.html

香りと言葉の変換システム「KAORIUM」のコンセプトモデル

「KAORIUM」のコンセプトイメージ

【SCENTMATIC 株式会社】
セントマティックは、香りを言語化するAI システムを用いて、あらゆるものに“情緒的な体験価値”をプラスできる香りの共創型の香りのビジネスデザイン集団として2019 年に設立しました。五感の中でも最も未知な領域であった「嗅覚」に着目し、香りを言語化するAI ツール「KAORIUM」を開発しています。これまで「香り」という概念は個人の感覚の違いにより他者へのイメージの伝達が難しく、明確な指標というものが存在しませんでした。KAORIUM の登場により様々なビジネス上での”香り”の活用が期待できます。セントマティックが取り組むのは「嗅覚のデジタライゼーション」。それは、香りと言葉による「香りの体験」によって人の感性を進化させ、あらゆる業界のビジネスに革新をもたらします。

代表者 :代表取締役 栗栖俊治
所在地 :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4 丁目22 番7 号 6 階
URL :https://scentmatic.co.jp

【株式会社近鉄百貨店】
日本一の高さを誇る超高層複合ビルの中核施設である「あべのハルカス近鉄本店」を旗艦店として近鉄沿線を中心に13 の直営店や商業施設を運営する百貨店事業を中心に展開。価値ある生活文化を創造する「くらしを豊かにするプラットフォーマー」への変革を目指し、新たな事業創造にも取り組んでいます。

代表者 :代表取締役社長執行役員 秋田拓士
所在地 :〒545-8545 大阪市阿倍野区阿倍野筋1 丁目1番43 号
URL :https://www.d-kintetsu.co.jp

 

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