小田急電鉄株式会社のプレスリリース
小田急電鉄株式会社（本社：東京都新宿区 社長：星野 晃司）が開発を推進する「下北線路街」では、2022年5月28日（土）の「NANSEI PLUS」完成をもって全面開業を迎えます。これを記念して、5月28日（土）と29日（日）に、下北線路街まちびらきイベント「下北線路祭（しもきたせんろさい）」を開催します。
「下北線路祭」ポスター
これは、下北線路街の開発コンセプト “であう”“まじわる”“うまれる“をテーマにした特別企画で、個性的な施設による食をテーマにしたマルシェや、音楽ライブ、アート展示、街歩きやアーバンキャンプ、親子で楽しめるワークショップなどを実施します。下北線路街らしく多様なコンテンツを揃え、まちびらきを祝うとともに、ますます加速するシモキタカルチャーを育みます。
このほか、2022年4月27日（水）に、地域とともに進めてきた下北線路街でのまちづくりから当社が得た“住民と街の幸せな関係性”をテーマにした書籍「コミュニティシップ～下北線路街プロジェクト。挑戦する地域、応援する鉄道会社～」を発売します。
◆下北線路街の全面開業を記念して、誰もが楽しめるまちびらきイベントを開催！◆
「下北線路祭」は、全面開業を迎える下北線路街のなかで、この日限定の特別メニューや初めての来店につながる企画などに取り組み、訪れていただく方それぞれが施設の魅力に触れて、自分らしく過ごせる“お気に入りの場所”の発見につながるイベントです。近隣在住の方から初めてシモキタに訪れていただく方まで、すべての方に下北線路街のワクワクする体験をお届けします。
＜世田谷代田駅周辺＞
東京農業大学のアンテナショップや地域密着の農家直営ショップなどからなる地域のコミュニティハブ「世田谷代田キャンパス」では、農大出身の農家や学生が新鮮な珍しい食材を販売するほか、テラス席で楽しめるワンコイン朝市定食、紙コップでつくるマジックハンドなどの親子向け工作ワークショップを実施します。都心の喧騒を離れ、箱根の温泉でリラックスできる「温泉旅館 由縁別邸 代田」では、下北沢の観世流能楽師「梅若万佐晴（うめわかまさはる）」氏の協力により能装束や能面を展示し、館内に伝統文化の雰囲気が漂います。
個性豊かな店舗が揃い下北沢の街並みを引き継ぐ商店街「BONUS TRACK」は、店舗間のオープンスペースに設置するベンチ等で、緑と青空を満喫しながら、各店主こだわりの一品がお楽しみいただける場所です。本企画にあわせて、サーキュラーエコノミーをテーマに食のマーケットを開くほか、お気に入りの本に出会えるブックマーケットを開催し、この日のために特別に移動書店「BOOK BUS」が登場します。
「BONUS TRACK」開催イメージ
＜下北沢駅周辺＞
高校生から若手社会人まで、多様な入居者が寝食を共にする中で互いに学び合う教育施設「SHIMOKITA COLLEGE」では、地域とのより親密な交流に向けて、カレッジを紹介する展示や内覧会、カレッジ生による ワークショップなどさまざまな企画を行います。
下北沢駅南西口の「NANSEI PLUS」では、5月28日に開業するアートギャラリー「SRR Projects」にて、シモキタエリアの過去・現在をつなぐインスタレーションを無料でお楽しみいただけます。また、ミニシアター「K2」では、下北沢が舞台の映画「街の上で」を上映します。
“みんなでつくる自由なあそび場”がコンセプトの「下北線路街 空き地」では、トルココーヒーやミートパイ、ドーナツなど10台以上の人気のキッチンカーが勢揃いし、多様なグルメをお楽しみいただけるほか、屋外ステージでは下北沢を拠点に活動するアーティストなどによる音楽ライブを開催します。さらに、夕暮れ後は焚火を囲むアーバンキャンプを開催し、生演奏とともに特別なシモキタの夜を満喫いただけます。
「下北線路街 空き地」開催イメージ
＜東北沢駅周辺＞
下北沢の路地裏をイメージした店主の顔が見える個店街「reload」からは、特にお気に入りの場所や感性を揺さぶられた場所をテーマにした写真コンテストを、さまざまな用途に使えるエンタメカフェ「ADRIFT」からは、身体と心を整え、下北線路街のスポットを巡るヨガ・ランニングイベントを実施します。また「MUSTARDTM HOTEL SHIMOKITAZAWA」では、代々木公園から一足延ばして犬の散歩をされる方向けに、ペットグッズを販売します。
このほか、無料アプリ「まちのコイン」をダウンロードいただき、1.7kmにわたる下北線路街の指定された各スポットを巡る「福引会」を実施します。ミッションをクリアした方の中から、各施設の商品詰め合わせなどが当たります。さらに、一部店舗では本イベントを記念したグッズや限定品などをご用意します。
当社では、皆が自分らしく生きていること、これにより多様性にあふれていることこそがシモキタの街の魅力であると捉え、“BE YOU．シモキタらしく。ジブンらしく。”をコンセプトとする支援型開発に取り組んでまいりました。今回の下北線路街全面開業を契機に、今後はさらに近隣商店や商業施設等との連携や、シモキタエリアが１つになるイベントの開催などを通じて、「人」と「街」とがさらに交わり、新たな多様性を創出してまいります。
「下北線路祭」概要
●イベント名
下北線路祭（しもきたせんろさい）
●開催日
2022年5月28日（土）、29日（日）
※時間は各施設により異なります。屋外イベントは小雨決行、雨天中止
●場所
下北線路街
●入場料
無料（一部の体験は有料／一部まちのコイン「キッタ」利用可）
●概要
2022年5月28日（土）に、最終開発エリア「NANSEI PLUS」が完成し、全体開業することを記念して開催するまちびらきイベントです。開発コンセプトである “であう”“まじわる”“うまれる“をテーマに、各施設の個性が引き立つ、グルメやカルチャー、アウトドア企画など多様なコンテンツをご用意しています。
また、無料アプリ「まちのコイン」をダウンロードいただき、1.7kmにわたる下北線路街の指定された各スポットを巡る中でミッションをクリアした方を対象に、各店舗の商品をはじめとした景品が当たる「福引会」※を実施します。
※福引会場は「NANSEI PLUS」の広場
●URL
https://senrogai.com/event/senrosai_2022
各エリアの内容の詳細は随時更新します
【インフォメーションページ】
◆「下北線路街」プロジェクトの軌跡・コミュニティシップを記した著書を発売！◆
2022年4月27日（水）から全国の書店にて、当社社員が、下北線路街のまちづくりプロジェクトの全貌や、まちとデベロッパーの新しい関係を書き記した書籍「コミュニティシップ～下北線路街プロジェクト。挑戦する地域、応援する鉄道会社～」を販売します。
本書籍の概要は以下のとおりです。
・タイトル
コミュティシップ～下北線路街プロジェクト。挑戦する地域、応援する鉄道会社～
・内容
「下北線路街」の全貌と、地域住民が街と積極的に関わり・幸せになる関係「コミュニティシップ」の重要性をプロ ジェクトメンバーが明かします。開発コンセプトの立案から住民の声を聞き、顔が見える個店の誘致を積極的に進めるなど、持続可能性を重視する取り組みをご紹介します。また、下北線路街に関わる様々の立場のインタビューや有識者による寄稿など盛りだくさん。まちづくりに携わったことがない方にも、手に取っていただきやすいよう、具体的な事例を中心に構成しています。
・発売日
2022年4月27日（水）
・場所
全国の書店、Amazonほか
・価格
2,860円（税込）
・編著
小田急電鉄株式会社 エリア事業創造部 橋本 崇、向井 隆昭
・監修
吹田 良平
・出版社
学芸出版社
以上
