サントリー食品インターナショナル株式会社のプレスリリース
サントリー食品インターナショナル株式会社は、株式会社ヤオコー(以下、「ヤオコー」)と協働し、ヤオコー各店舗に集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を5月9日(月)より開始します。
※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと
サントリー食品インターナショナル株式会社は、株式会社ヤオコー(以下、「ヤオコー」)と協働し、ヤオコー各店舗に集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を5月9日(月)より開始します。
※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと
●本取り組み実施の背景
サントリーグループは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。ヤオコーは地域社会環境保全のため「資源循環社会の実現」を掲げ、使用プラスチックに関して「プラスチック削減とリサイクル促進」をすすめています。今回、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の想いが一致し、このたびの取り組みに至りました。
●本取り組みについて
ヤオコー各店舗で回収した使用済みペットボトルのうち、ヤオコーエコセンター※2に集められるペットボトルの半数以上を当社の飲料用ペットボトル容器として再生・使用していきます。これにより、お客さまのご協力により集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。
※2 2021年10月稼働。店頭で回収した発泡トレー、アルミ・スチール缶、ペットボトル、さらにバックヤードから排出される発泡スチロールのケースを一括収集し、自社(ヤオコー)で減容、ベール化して再資源化の取組みを推進しているセンター。
〈株式会社ヤオコー〉
食料品を中心としたスーパーマーケット事業を展開。現在、埼玉県を中心に千葉県、群馬県、茨城県、東京都、栃木県、神奈川県の1都6県に広く店舗展開し、生鮮食品、惣菜をはじめとする食料品並びに家庭用品などの住居関連商品の販売を行っています。
サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※3したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※4するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。
2019年に策定した「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を実施していきます。
※3 メカニカルリサイクルとして
※4 協栄産業(株)など4社で共同開発
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリー食品インターナショナルホームページ http://suntory.jp/sbf/
以上