郊外団地における食をテーマとした新たなコミュニティ拠点「ネイバーフードプレイス」開設

日本総合住生活株式会社のプレスリリース

 日本総合住生活株式会社(以下:JS)は、米本団地(千葉県八千代市米本)において、食をテーマとし、多世代がゆるやかにつながれるコミュニティ拠点 NEIGHBOR FOOD PLACE(ネイバーフードプレイス、以下「NFP」という)を、2022年5月21日に開設します。

(NFP・完成イメージ)

1 背 景
 1970年に建てられた米本団地は、建築から50年以上が経ち、団地にお住まいの方の高齢化が進んでいます。全106棟もの大規模な団地で、駅から離れた立地にあるため、飲食店やスーパーといった食のインフラ拠点が少なく、買い物困難者も多いという問題を抱えていました。近年では、高齢化・単身世帯の増加が進み、一人で簡単に食事をすませることから栄養が十分に摂れていない、孤食によるコミュニティ不足など、高齢化社会の課題となっています。
 米本団地のアンケート調査においても、53%の方が「一人で食事を摂っている」、58%の方が「本当は一人で食べたくないが、一緒に食べる人がいないから」と回答がありました。NFPでは、これらの課題に対応し、次世代の新たな暮らしを提案します。

 

2 ネイバーフードプレイス(NFP)とは
 さまざまな問題を解決し、安心して住み続けられる環境をつくるため、NFPの建物所有者でもある日本総合住生活株式会社と、八千代市で活動するNPO法人わっかが連携して、NEIGHBOR FOOD PROJECTはスタートしました。

 自宅から近く(NEIGHBOR)に、もう一つの自分の居場所として、食(FOOD)を通じて、若い世代や子育て層、シニアなど、ゆるやかに適度な距離感で交流できる場所(PLACE)として運営。高齢化する郊外団地に求められる機能を果たせるモデル団地として取組みます。

 コンセプトは「美味しいシェア」。八千代市産の旬の野菜や果物を使ったメニューが楽しめるレストランや、産直野菜の販売のほか、団地で暮らす人たちにお弁当やお惣菜を届ける「旬・食菜便」、飲食スペースや緑豊かな屋外空間を活用したコミュニティイベントも定期的に行うことで、ヒトとヒト、ヒトと食、ヒトとコトをつないでいきます。

一人でも気軽に立ち寄ることができ、適度に人と触れ合う店舗設計

八千代市産の旬な新鮮野菜を使った健康的な料理を提供(おばんざい定食・大 880円)

八千代市産パクチーたっぷりのつけ麺(1,000円)

3 ネイバーフードプレイス(NFP)の概要

  • 2022年5月21日(土)にオープンし、当面の間は、11時から15時までのランチタイム営業となります。6月21日(火)のグランドオープン以降は、カフェタイムも営業いたします。
  • 主なメニューとして、八千代市産の旬の野菜たっぷりのおばんざい定食(880円)、チキンライス(1,000円)、パクチーつけ麺(1,000円)を予定しています。
  • 「旬・食菜便」として、八千代市産の旬の野菜等を使ったお弁当や総菜を、団地にお住まいの方などのご自宅までお届けします。
  • 飲食スペースや緑豊かな屋外空間を活用したコミュニティイベントを、定期的に実施します。

<本件に関するお問合せ先>
日本総合住生活株式会社 住生活事業企画部
事業企画課:野村、宮崎 TEL:03-3518-9162
 
<参考資料>

 

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