株式会社ソラリスのプレスリリース
株式会社ソラリス(本社:東京都文京区 代表取締役:梅田清)は、2022年6月7日(火)から6月10日(金)にかけて東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2022(国際食品工業展)」において西華産業様のブースで弊社のロボットを展示することをお知らせします。
■展示内容
今回、西華産業様のブースにおいて、弊社ロボットである、「ぜん動運動ポンプロボット」と「ミミズ型ロボット」が展示されます。
食品業界がこれまで抱えていた課題として、食品製造工程において、これまでのポンプでは高粘度・固液混合体の搬送が困難であることや、食品工場に張り巡らされている細くて曲がりくねった配管内をこれまでの技術では点検・清掃するのが困難であることがあげられます。
■ぜん動運動ポンプロボット
ソラリスのぜん動運動ポンプロボットでは、独自開発の人工筋肉により腸管のぜん動運動の機能を再現することで、高粘度・固液混相流体の混合・搬送を実現しています。
ぜん動運動ポンプロボットは、内容物に優しく、どこまでも運べ、柔軟な運用が可能な3つの特徴を有しており、高粘度流体や固液混合流体の搬送、食品等のデリケートな材料の搬送、様々な配管つまりの予防・解消といった用途での使用が可能です。
このぜん動運動ポンプロボットにより、食品製造現場の省人化を目指しています。
■ミミズ型ロボット
ソラリスのミミズ型ロボットは、ミミズのぜん動運動を模倣し、人間や他のロボット機構では侵入が困難な細管内の走行および映像による可視化を実現しています。この技術により、従来技術では困難だった小口径配管内(内径100mm以下)の自立走行や90度の曲がりが多い配管内や垂直方向の走行が可能であり、これまで確認できなかった配管内の状態を把握することが可能となり、効果的な配管内清掃が実現可能です。
また、本体が空洞である特徴を活かして、カメラ以外にも様々な検査装置や清掃機器をビルトインすることが可能であり、多くの企業様とのオープンイノベーションを創出可能なプラットフォームになり得るロボットです。
ミミズ型ロボットにより、食品製造工場の配管内の点検・清掃での実用化を目指しています。
■FOOMA JAPAN 2022(国際食品工業展)
【日時】 2022年6月7日(火)~10日(金) 10:00~17:00
【場所】 東京ビッグサイト 東1ホール 1F-02
【住所】 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
【最寄り駅】 りんかい線「国際展示場駅」より徒歩約7分、ゆりかもめ「国際展示場正門駅」より徒歩約3分
【URL】 https://www.foomajapan.jp/
■西華産業株式会社
創立75年となる西華産業は”機械総合商社”として、「環境配慮・省人化・SDGs」などをテーマにした飲料、食品、油脂、コンビニ、医薬製薬など各種業界向けの製品を幅広くお客様のニーズに合わせてご提案しております。
取扱製品は、UTドローン点検サービスや非常用無停電装置、自然冷媒冷凍機、超小型無線式温度ロガーなど、多品種の設備・機械を取り揃えており、お客様の課題を解決する製品のご紹介が可能です。
本展示会では、「環境配慮・省人化・SDGs」などのテーマに沿った各種最新製造装置・計測機器・ユーティリティ設備などを展示しております。是非お立ち寄りください!
【会社概要】
会社名:西華産業株式会社 大阪機械第三部
所在地:大阪府大阪市北区堂島浜1-4-4アクア堂島東館16F
代表者:代表取締役 社長執行役員 櫻井 昭彦
設立:1947年10月1日
URL:https://www.seika.com/
事業内容:各種プラント、機械装置・機器類、環境保全設備、電子情報システム機器類の販売および輸出入
■株式会社ソラリスについて
ソラリス社は、2017年創業で、中央大学バイオメカトロ二クス研究室の研究成果をベースとした大学発ベンチャーです。生物や生体の機能に学んだ柔らかいロボット(ソフトロボット)の最先端の研究成果の実用化を目指しております。ソラリス社は、高出力で軽量かつ柔軟な軸方向繊維強化型・空気圧人工筋肉をコア技術として、腸管の運ぶ混ぜる機能を有した蠕動運動ポンプロボットやミミズのように動くことで複雑な細管を進むミミズ型ロボットなどの世界に類をみない独自技術があります。
【会社概要】
会社名:株式会社ソラリス
所在地:東京都文京区小石川二丁目23-12 エスティビル小石川7F
代表者:代表取締役 梅田 清
設立:2017年9月29日
URL:https://solaris-inc.com/
事業内容:空気圧人工筋肉を使ったソフトロボティクスの製品化・製造・販売