食用コオロギを使用した自社食品ブランド「C. TRIA」の設立1周年を記念した記者発表会&ゴミ拾いイベントを開催!

株式会社グリラスのプレスリリース

 徳島大学発のベンチャー企業として、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して国内で行う株式会社グリラス(本社:徳島県鳴門市、代表取締役:渡邉 崇人、以下「グリラス」)は、国産食用コオロギを使用した自社食品ブランド「C. TRIA(シートリア)」の設立1周年を記念した記者発表会とゴミ拾いイベントの2種を開催しました。

左:記者発表会の様子、右:ゴミ拾いイベントの様子左:記者発表会の様子、右:ゴミ拾いイベントの様子

 「C. TRIA プロテインバー」と「C. TRIA クッキー(大判)」※の販売前日である6月1日(水)に開催した記者発表会では、グリラス代表取締役CEOの渡邉 崇人とC. TRIA ブランドマネージャーの西郷 琢也が登壇し、設立から1年に渡るブランドの歩みと、今後の展開に関する発表を行いました。

 またブランド設立記念日当日である6月4日(土)には、フィットネス系Youtuber「なーすけ氏(Youtubeチャンネル:なーすけFitness)」を含むマッチョ30名が「エコマッチョ」と称して、C. TRIAのイメージカラーを模したオリジナルタンクトップを身にまとい、渋谷駅周辺エリアのゴミ拾いを実施しました。

※ :商品の詳細はこちらをご確認ください(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000070046.html)。
 

  • C. TRIA 1周年記者発表会について

 「C. TRIA プロテインバー」と「C. TRIA クッキー(大判)」の販売前日である6月1日(水)開催された記者発表会では、渡邉 崇人によるグリラスの事業紹介と、西郷 琢也によるC. TRIAの1年間の歩みおよび今後の展開に関する発表を行いました。

 渡邉による発表では、食用コオロギの普及を通じた「タンパク質危機」と「食品ロス」の2つの社会課題解決に向けたグリラスの事業展開と、2019年の設立以降約3年間における会社の成長に関する報告をしました。

 また西郷によるC. TRIAに関する事業報告では、ブランド設立から1年間の商品展開や販路を含めた戦略とその結果を報告しました。さらにこの1年間の成果を踏まえた、新商品2種を皮切りとした小売を中心とした販売・商品開発戦略と、今後1年間での「ブランド商品計10万食の提供」および「47都道府県への販路拡大」といった達成目標を発表しました。
 

左:渡邉 崇人、右:西郷 琢也左:渡邉 崇人、右:西郷 琢也

 

  • ゴミ拾いイベントについて

 C. TRIAのブランド設立1周年を記念して、6月4日(土)12時~15時の時間帯で渋谷駅周辺エリア(ハチ公前~センター街周辺)のゴミ拾いを実施しました。当日はマッチョ30名が「エコマッチョ」と称してC. TRIAのイメージカラーを模したタンクトップを身にまとい、合計約630L(45Lビニール袋14個分)のゴミを回収しました。

 また沿道の方約2000名にもゴミの提供をお手伝いいただき、お礼として現在都内コンビニエンスストアで販売中の「C. TRIA プロテインバー」をお渡ししました。

 今回のイベントの様子は、当日エコマッチョとしてごみ拾いに参加したYoutuberのなーすけ氏が運営する「なーすけFitness(https://www.youtube.com/channel/UCRvM4zFmDz2cEiuk7d9C-3w)」と、グリラス公式note「グリラスストーリーズ(https://note.com/gryllus)」に投稿される予定です。
 

左:当日の様子、右:ごみ拾いの様子左:当日の様子、右:ごみ拾いの様子

左:Youtuberなーすけ氏、右:分別を終えた約630Lのゴミ左:Youtuberなーすけ氏、右:分別を終えた約630Lのゴミ

  • 食用コオロギ関連事業の背景について

 2019年6月に国連より発表された報告書によると、今後30年で世界人口は77億人から97億人への増加が見込まれ、急激な人口増加に伴う飢餓や栄養不良といった食料問題への対応が喫緊の課題です。特に動物性タンパク質の不足は顕著であり、その解決策としてFAO(国際連合食糧農業機関)は昆虫食を推奨しています。昆虫は既存の畜産と比べて、1kgのタンパク質の生成に必要な餌や水の量が圧倒的に少ないため、限りある資源の有効活用が可能です。加えて温室効果ガスの排出量も少なく、環境負荷の低いタンパク源といえます。

 また日本を含めた多くの国々では年間13億トンにも上る食品ロスが発生しており、その量は全世界で生産されている食品の約3分の1に相当します。コオロギは雑食の昆虫であるため餌の制限が少なく、世界中で発生している食品ロスを餌として飼育することが可能です。これらの特徴からグリラスは、捨てられるはずの食品ロスを新たなタンパク質へと循環させることのできる食用コオロギを、循環型の食品“サーキュラーフード”と位置付け、食用コオロギ関連事業を行っています。
 

  • サーキュラーフードについて

 サーキュラーフードとは、持続可能な社会の実現にあたり、環境負荷の低減を目指し、かつ食品ロスを主要原料として活用すべく開発された新技術を用いて生産された循環型の食材及び食品のことを指します。サーキュラーフードの普及は、SDGsのターゲット12.3「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。」への寄与が見込めます。

 またグリラスは、サーキュラーフードの推進を通じて、2040年までに国内における年間253万トンの食品ロスの活用・循環を目指す「サーキュラーフード推進ワーキングチーム」の幹事企業です。

※サーキュラーフード推進ワーキングチームの詳細はこちらhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000070046.html
 

  • グリラスオリジナルブランド「C. TRIA」について

 グリラスではサーキュラーフードをコンセプトとしたオリジナルブランド「C. TRIA(シートリア)」を自社ECサイト「グリラスオンライン」(https://gryllus-online.jp/pages/ctria)等で展開しています。現在は日本経済新聞社「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞した2種のお菓子に加え、主食主菜となるカレーやパンを取り扱っています。またコオロギ原料のブランド「C. TRIA Originals(シートリアオリジナル)」を2021年12月に設立しました。
 

  • 株式会社グリラスについて

 グリラスは、徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎とした、世界でもトップレベルの知見やノウハウを持つフードテックベンチャーです。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれ生産拠点・研究拠点として整備し、コオロギの品種改良を目的とした研究開発から、食用コオロギの生産、食品原料や商品の開発・販売までを一貫して国内で行っています。

・社名     :株式会社グリラス(https://gryllus.jp/
・事業内容   :⾷⽤コオロギの⽣産
         ⾷⽤コオロギを⽤いた⾷品原材料および加⼯⾷品の製造、販売
         ⾷⽤コオロギの飼育管理サービスの開発、販売、研究開発 等
         アニマル事業(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000070046.html
・代表取締役  :渡邉 崇人
・所在地    :徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島45-56
・生産拠点   :徳島県美馬市美馬町字南原22-1
・研究拠点   :徳島県美馬市美馬町字入倉657
・資本金    :5億2,210万円(資本準備金等を含む)
・設立     :2019年5月

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