田嶋酒造株式会社のプレスリリース
田嶋酒造株式会社(銘柄:福千歳 本社:福井県福井市、代表取締役社長 田嶋 徳彦 以下 当社)は、福井県産米を100%使用し、醸造アルコールの代わりに『泡盛』を添加する! という前代未聞の酒造りを行いました。
このほど お酒の熟成を待ち、6月11日に発売を開始致します。
左から 田嶋雄二郎(田嶋酒造) 仲里彬(瑞穂酒造)
当社の杜氏(田嶋 雄二郎)が学生時代(東京農業大学酒類学研究)、先輩の仲里彬氏(現在、瑞穂酒造 製造責任者)との出会いから始まります。お酒を飲みながら、いつか一緒に仕事がしたいな…という念願だった夢が今年叶うことになりました。
通常、大吟醸、吟醸、本醸造、普通酒の醸造の場合、※醸造アルコールを添加致します。ただ、十数年前より醸造アルコール=良くないもの…というイメージがつき、現在はお米のみで造られる『純米酒』=良い日本酒というイメージがつきました。ただ、日本酒にアルコール添加がもたらすメリットというのは様々あり、それならばということで、アルコールの代わりに琉球泡盛を添加してはどうだろう…。一気に企画が成立。2月には仲里氏も当社で酒造りにも参加してくれました。
※食用に用いられるアルコールで、化学薬品などではなく、植物由来のもので、主にサトウキビを原料とする。
■お酒の特長■
- 福井県産米100%使用 & 最高峰の泡盛
原料米は福井県産米しか使用しない当蔵ですが、今回は『福井県産 五百万石』を使用。醸造の際に瑞穂酒造(沖縄)の最高峰の泡盛【 尚 MIZUHO 】を添加致しました。また日本酒がお米から出来ているのはご存じの方も多いと思いますが、実は 泡盛も原料は全てお米!そういった意味でも『純米』に負けず劣らない 100%お米で出来た日本酒になりました。
- ラベル/パッケージに込めた想い
人と人の繋がりを大切にしたい思いから、二人に敢えて名前のサインを書いてもらいました。ラベルの左右で【SAKE】と【AWAMORI】の世界を表現。日本酒ではありますが、全く新しい日本酒の誕生にふさわしいデザインを追求しました。(FIRST EDITION)の文字は 二人が学んだ東京農大のイメージカラーの松葉緑色です。ラベルデザインは 従来の日本酒とは違うカタチにしたいと考え、海外(サンフランシスコ)で活動されているデザイナーさんに想いを伝え、形にしていただきました。
福井(当社)と 沖縄の両方での発売となります。
その為、福井限定(ブラックボトル)・沖縄限定(ブルーボトル)の2展開となります。
- お酒のスペック
原材料名 : 米(福井県産)・米麹(福井県産米)・琉球泡盛(沖縄県産)
原料米 : 福井県産五百万石
精米歩合 : 50%
アルコール分 : 16度
日本酒度 : +4
容量 : 720ml
希望小売価格 : 3,630円(税込)
- 味わい
飲んだイメージとしては 「イチゴ」
泡盛を添加することにより 従来の日本酒とは違う新しい「日本酒」が生まれました。
■田嶋酒造について
企業名:田嶋酒造株式会社(福千歳)
住所:福井市桃園1-3-10
代 表:田嶋 徳彦
■お問い合わせ先
担当者名:田嶋 雄二郎(福千歳 杜氏)
Email:info@fukuchitose.com
TEL:0776-36-3385