学校法人 大正大学のプレスリリース
大正大学(学長:髙橋秀裕、所在地:東京都豊島区)地域創生学部の学生が企画・運営の全てを担い、巣鴨・庚申塚商店街から地域資源の新たな可能性を生み出してきたスムージー店「ガモール堂(※1)」から生まれた『キッチンカー』が2022年6月23日(木)にオープンします。
ガモール堂を昨年度運営した一期生が、「おいしく、学内で、手軽に、SDGs貢献!」をコンセプトとし、学生が集まる平日に学内で営業することで、より身近にSDGsの活動を認知してもらえる機会を創出します。一番の特徴は運営体制や広報の仕方、売上や仕入れ費などの目標数値を学生が具体的に決めながら、活動するという点です。前年度の店舗型スムージー店運営経験を活かし、より実践的なアントレプレナーシップ育成を目指します。SDGsの活動としては形が不揃いのため市場では取り扱いが難しい果物や野菜を直接市場より仕入れ活用したスムージーの販売をおこなうことでフードロス改善を実践している点、環境に配慮したバイオ素材のカップやストローを使用している点です。
新たな取り組み・挑戦をはじめた本学への取材を是非お待ちしています。
イチオシ商品のバナナスムージーはボリューム満点(左)キッチンカーの開店に向けて企画を発表する学生たち(右上) プロジェクトリーダーの本間さん(右下)
(※1)ガモール堂…2021年10月24日(日)に第1期生がオープン。「声に出る『良いまちすがも』を創る」をコンセプトに地域創生学部最大の特徴である地域実習で関係構築した淡路産の食材を使用したフレッシュスムージーや近くの青果市場や青果店で余った野菜でつくるスムージーなど、本学の地域創生学部にしか作り出せない学生企画・運営のSDGs社会貢献型店舗。NHK WORLD-JAPAN Newsをはじめ、多数TVでも紹介されました。
【ポイント】
- 本格的な経営学・経済学・社会学の分野を超実践で身に付けることが出来る
- ゼロベースから考察し、PDCAサイクルを学生自らが回す取り組みによりアントレプレナーシップ育成につなげます
- 研究分野の実践を図ることで、即戦力として社会で活躍できる人材の育成につなげます
【店舗概要】
営業日時:2022年6月23日(木)から7月25日(月) 11時00分から15時00分まで
店舗場所:大正大学学内(〒170-8470 東京都豊島区西巣鴨3-20-1)
SNS情報:Instagram「gamalldo(ガモール堂)」/URL:https://www.instagram.com/gamalldo/
【学生のコメント】
●店舗プロジェクトリーダー:本間 薫(地域創生学部4年)
今までは、休日を利用して商店街で販売していたので、学生が気軽に飲める状況ではありませんでした。新型コロナウイルス感染症が落ち着いて、大学に学生が戻ってきたので、大学生活を充実してもらうきっかけになれたら嬉しいなと感じています。フードロスを改善するSDGsの取り組みを学生が行っていることを知ってもらい、興味をもってくれるを期待しています。キッチンカーの販売は、新たな取り組みですので、楽しみに待っていてください!
◆地域創生学部
2016年に開設した経済学を基盤とする、「知識」と「実践」が融合した学部です。本学部の特色である「地域実習」では、全国各地において数週間にわたり実習を行い、地域の課題と資源を発見し、持続可能な地域づくりに向けた解決方法を検討して実践することを経験します。1年次と2年次では、都市部と地方地域の実習を経験し、都市と地方を比較して検証する力を身に付けます。そして3年次には、個々の研究テーマを絞り、さらに地方にコミットすることで、理論的学びを実践的知識に転化し、4年次の卒業研究に結実させていきます。これらの学びを経ることで、日本の未来を築く「地域人」を養成します。
◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP:https://www.tais.ac.jp/