【レポ】丁寧な仕込みと熟練の握り技に驚き!新宿の鮨スタンド『EDOMAE SS』

世は空前の鮨ブーム!立ち食い鮨や、カジュアルな新店に注目が集まっている中で、リーズナブルな価格で楽しめる鮨の注目店をご紹介!今回は、2022年1月11日にオープンした、『新宿横丁』内の『EDOMAE SS(エドマエ エス)』を訪れました。

『築地青空三代目』の新業態。新宿『EDOMAE SS』

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世は空前の鮨ブーム。名の知れた高級鮨屋に予約が殺到する一方で、最近はリーズナブルな価格帯で上質な握りを提供する立ち食い鮨や、カジュアルな新店に注目が集まっています。

この記事では、2022年1月11日に出来た商業施設『新宿横丁』内にオープンした『EDOMAE SS(エドマエ エス)』をレポート!
築地市場で100年の歴史を持つ名店『築地青空三代目』の新業態です。

3,000円から楽しめる江戸前鮨。入手困難『藤田水産』の鮪も

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コースは、握りがメインの「レギュラー」(3,000円)、「レギュラー満タン」(5,000円)、握りに加えておつまみを含む「ハイオク」(7,000円)、「ハイオク満タン」(10,000円)の4本構成です。

ガソリンスタンドのようなメニュー名ですが、これは「思い立ったその日に、高級江戸前鮨を気軽かつ手ごろに、補給できる」のがテーマだからだそう。いわば “鮨スタンド” ですね。

印象に残った握りを厳選して紹介!

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握りを中心に堪能したかった筆者は、11貫+巻物のレギュラー満タンを注文。ここからは、とくに印象に残った握りをご紹介していきます。
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まずは鮨の王様的存在である、「鮪」から。

同店の鮪は藤田水産のものを使用で、豊洲市場の仲卸しである藤田水産の鮪は、高級店でも入手困難だと言われるそう。

コースのなかで提供されたのは、「赤身」と「中トロ」。
「中トロ」はきめが細やかで甘みが強い、大トロに近しい脂ノリです。

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一方、「赤身」は鮪ならではの鉄分を感じさせる濃い旨みが凝縮。
本店秘伝だという赤酢シャリがよく合いますね。
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数ある握りのなかでも江戸前の仕事として感動させられたのが「鯖」。

水分を残した絶妙な締め具合で、しっとりした舌触りがたまりません。
丁寧な下処理で臭みもまったくなく、青魚特有のさわやかな風味が鼻を抜けます。

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「車海老」は直前に茹で上げてくれるため、ほんのり温かく甘みも食感もやわらかいのが特徴。
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この日は富山産の「白海老」も登場。海老とシャリの甘みが噛めば噛むほど広がります。
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近年に比べて高騰化している「ウニ」を、5,000円のコースで楽しめるのは嬉しいところ。

北海道産のムラサキウニを溢れんばかりにたっぷりのせ、パリッと香りの良い海苔で軍艦にしてくれます。

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江戸前鮨の代表的なタネである「小肌」。

鯖同様に締めすぎずにやわらか、黄身おぼろとともに握られているため、やさしい味わいです。

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このほかも「赤貝」、「スミイカ」、「穴子」、「ねぎとろ巻」、お椀と続き、コースは終了。
横丁内の一角にある店舗をは思えないほどに、丁寧な仕込みと熟練の握り技に終始驚かされました。

感動という言葉を安易に使いたくはありませんが、価格とのバランスを考えるとそれに値する内容だといえるのでは・・・。

江戸前鮨デビューにもおすすめ

筆者も同価格帯の新店舗には、何軒か足を運んでいますが、そのなかでも群を抜く満足度でした。

親方を務める児玉さんやスタッフさんのフレンドリーかつ真摯な接客も魅力のひとつ。「カウンターの鮨屋は緊張する」「手頃な価格でおいしい江戸前鮨を楽しみたい」というおすすめです。鮨好きのみなさん、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

店舗情報

『EDOMAE SS』
住所:東京都新宿区新宿 3-20-8
電話番号:080-9458-1458
営業時間:
ランチ 11:00〜15:00(LO.14:30)
ディナー 17:00〜
定休日:水曜日
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