アーモンドの喫食頻度が増加、美容と健康に良いスナックとしての地位を確立

カリフォルニア・アーモンド協会のプレスリリース

世界最大のアーモンド生産地である米国カリフォルニア州の約7,600のアーモンド生産農家ならびに100を超える製造加工業者で組織される「カリフォルニア・アーモンド協会」(本拠地:米国カリフォルニア州モデスト)は、世界の主要マーケットを対象に実施している、ナッツに関する消費者調査「2021 Global Perceptions Study」の日本市場における調査結果を発表しました。

Global Perceptions Studyについて
Global Perceptions Studyは、当協会が毎年実施している調査で、家庭において食料品の購入および決定に関与している消費者を対象に、「Awareness(認識)」、「Attitude(態度変容)」、「Usage(消費)」の観点から、アーモンドを含むナッツを消費する国や地域の人々の意識と実態を把握する調査です。

2021 Global Perceptions Studyの主なハイライト
同調査によると、アーモンドは、「健康的なスナック」というイメージが強く、「健康的なスナック」として連想される食品において、フルーツ/野菜ジュースを抜いて首位を獲得しました。また、アーモンドはナッツの中でも認知度が非常に高く、「ナッツといえば最初に思い浮かべる」としてカテゴリ内のナッツ(※1)の中で昨年に引き続きトップとなりました。また、「どれくらいの頻度でナッツ(アーモンドを含む)を食べますか」という質問では、アーモンドの喫食頻度が高い(週複数回〜毎日)回答者の割合が24%と、2016年の調査開始以来最も高く、昨年と比較して6%増加しました。
(※1)アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツ、マカダミアナッツ、クルミ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ

アーモンドは以下の指標でポジティブな結果を獲得しました

  • 「ナッツといえば最初に思い浮かべる」として、前年度の調査に引き続き、カテゴリ内のナッツのなかで首位に(34%/前年比 -2%)
  •  「スナック(間食や軽食としてそのままの形でそれだけを食べること)として食べるナッツ」として、カテゴリ内のナッツの中でピーナッツと並んで首位に(32%/前年比 -2%)
  •  「チョコレートバーに含まれているナッツとして最初に思い浮かべる」として、前年度の調査に引き続き、カテゴリ内のナッツの中で圧倒的な差で首位に(49%/前年比 +5%)

アーモンドについて消費者が好ましいと感じている特性は、以下の項目が上位となりました。

  • 「カリッとした食感」(78%)
  • 「スナックに最適」(64%)
  • 「健康的」(63%)
  • 「好きなナッツ」(63%)
  • 「満足感がある」(62%)
  • 「エネルギーを得られる」(61%)
  • 「美容に最適」(55%)

アーモンドを食べたくなる動機としては、以下の項目が上位となりました。

  • 「肌に良い」(75%)
  • 「記憶力の向上に役立つ」(75%)
  • 「シワを減らす」(72%)
  • 「ビタミンEが豊富に含まれている」(72%)
  • 「身体の内側から美しくなるのに役立つ」(71%)
  • 「最も栄養価の高いナッツ」(71%)
  • 「髪の毛に良い」(71%)

カリフォルニア・アーモンド協会の日本・韓国担当 市場開発コンサルタント ミュリエル・キム コメント
「本調査はアーモンドの認知や消費に関して調査し、今後のマーケットの動向を知るために毎年実施する定点調査です。日本の消費者の皆様の間では、アーモンドは非常に認知度が高く、ビタミンEをはじめとする豊富な栄養素や、肌や髪への健康に関する美容効果が高く期待されています。今後も、消費者の皆様に求められる高い品質のアーモンドをお届けするために、我々のキャッチフレーズ「アーモンドで、キレイ生活。」を掲げ、日本におけるカリフォルニア・アーモンドの喫食機会の拡大に取り組んでまいります。」

調査のまとめ
アーモンドの消費量は年々増加傾向にあり、健康的なスナックを想起させるものとして、フルーツ・野菜ジュースを抜いて首位に立ったことから、アーモンドが健康と美容に良いスナックとしての地位を確立したと言えます。また、アーモンドの特性については、ビタミンEをはじめとした豊富な栄養素や、美容と肌の健康や外見に関するものへの関心が高く、肌や髪の健康への貢献に大きな期待が寄せられていることも分かりました。

カリフォルニア・アーモンド協会について
高品質なカリフォルニア・アーモンドは、品種や栽培技術の改良のもと生産されています。数世代にわたる家族経営が多数を占めるアーモンド農家約7,600と約100の加工業者を代表するカリフォルニア・アーモンド協会は、戦略的な市場開発におけるリーダーシップや革新的な研究を通して、業界のベストプラクティスの導入を促進することにより、自然で健全な品質のアーモンドを推進しています。1950年に設立され、カリフォルニア州モデストに本拠を置く当協会は、米国農務省の監督下で、生産者により制定されたマーケティング・オーダーを管理する非営利組織です。協会の活動およびアーモンドに関する詳細は、公式WEBサイトおよび、Twitter、Instagramをご覧ください。

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