私立珈琲小学校のプレスリリース
私立珈琲小学校(所在地:東京都墨田区、代表:吉田 恒)は、珈琲とパンとお菓子を気軽に楽しめるお店「私立珈琲小学校 錦糸公園校舎」を、7月15日(金)よりオープン(開校)いたします。江戸から続く、様々な文化が交差する活力のあるまちで、毎日を「ちょっと豊かに」する学校を目指していきます。
公式Instagram : https://www.instagram.com/coffeeelementaryschool/
- 「私立珈琲小学校 錦糸公園校舎」について
私立珈琲小学校の代表である吉田恒は、都内の小学校で21年間教員として勤務。のちに、「美味しい」に関する仕事がしたいという思いが募り、転職を決意。その後、食の専門学校「レコールバンタン」や自由大学での学び、米国・オレゴン州ポートランドでの交流を経て、2015年4~9月の期間限定で世田谷区にて「私立珈琲小学校 池尻校舎」を開きました。
池尻校舎では「学校は出会いの場」というコンセプトの下、様々なアーティストや飲食店とのコラボレーションを実施。閉店後も、アートイベントやIT企業などで出張型のコーヒーショップを開く中で、取り組みの幅を広げるために「自分の拠点となる場所がほしい」という思いが募り、2016年7月、「私立珈琲小学校 代官山校舎」を開校。
私立珈琲小学校 代官山校舎
代官山校舎にも、代官山で暮らす人、働く人、赤ちゃんからご年配のご夫婦まで、様々な方々に登校いただきました。代官山校舎で5年間過ごし、「またいつか校舎を持ちたい」というくらい代官山が好きになりましたが、2021年5月に代官山校舎での授業(営業)を終了。
そして今回、校舎移転する形で「私立珈琲小学校 錦糸公園校舎」を新たに開校いたします。教員時代、最初に勤務したのが墨田区の小学校でした。この辺りにも住んでいたこともあり、思い入れのあるエリアです。
出会ってきた尊敬する人たち、信頼する仲間と一緒に「まちにひらく学校」をつくりたいと思います。
ここで暮らす方々とここを訪れる方々の笑顔が生まれる学校を目指して、担任一同力を合わせて頑張ります。
【「私立珈琲小学校 錦糸公園校舎」校舎(店舗)概要】
店名:私立珈琲小学校 錦糸公園校舎
住所:〒130-0013
東京都墨田区錦糸4-9-9 宮本マンション2-102
アクセス:JR総武線、東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅より徒歩5分
営業時間:8:00〜18:00
定休日:月曜日
座席数:店内外凡そ18席
URL: https://www.instagram.com/coffeeelementaryschool/
- 珈琲とパンとお菓子とうつわを楽しめる学校
【窓を開け、外も、中も、繋がる校舎(店舗)に】
皆さんが座っていただくベンチは中谷洋平さん率いるaddict.incの皆さんに作っていただきました。カウンターもaddictさんの仕上げです。座りごこちも、触り心地も良いベンチとなっています。
窓も開きますので、教室の外の席の方、教室内の席の方も、お話しながら、珈琲やパン、お菓子を楽しんでいただけます。
換気ができ、感染対策も万全ですが、目的はそれだけではありません。窓を開け、外と繋がることでまちとの境界線がなくなり、まちが丸ごと珈琲小のベンチシートになるといいなと考えています。
大きな駅の近くなのに、大きな公園があり、空も大きいです。食べ物屋もたくさんありますし、珈琲小周辺はお菓子問屋さんがある面白いエリアです。錦糸公園校舎へ登校していただき、日常の中にある小さな旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。
【こだわりの珈琲】
私立珈琲小学校で提供する珈琲は、全てSpecialty Coffeeと言われる特別な珈琲豆を、その場で抽出して皆さんにお届けします。
一杯ずつ丁寧にハンドドリップしたコーヒーや、エスプレッソマシンで抽出した特別な一杯を、その日の気分に合わせて、楽しんでいただけます。
カフェラテ 528円(税込)〜 など各種ご用意しております。
【校舎内工房手作りのパン、ケーキも味わっていただけます】
錦糸公園校舎には、パンとお菓子を作ることができる工房があります。私立珈琲小学校で展示会を開催してくださる作家さん、飲食業の方々、ファッションブランドの方々と、食を通してのコラボレーションがより深くできる校舎になりました。「珈琲との相性」、「作り手の熱意」、「素材の確かさ」を大切にして、登校してくださった方に「ちょっと豊かに」なってもらえるパンとお菓子をお届けします。
●一部メニューのご紹介
DANDELION CHOCOLATEを使ったチョコチップスコーン
385円(税込)
自家製ハムのサンドイッチ
558円(税込)
【味わうだけではなく、目でもたのしめるように】
教室内には、souvenir &groceryコーナーをご用意しています。
新校舎では、私たちが信じる人たちの丁寧な、素晴らしい仕事をこのコーナーで紹介できたらと考えています。
また、展示スペースをできる限り多く作りました。
いままで出会ったアーティスト、これから出会うアーティストの方々にこの場を使っていただき、楽しい化学反応が起きたらと考えています。
- 「私立珈琲小学校」新ロゴについて
移転のタイミングに合わせて、私立珈琲小学校のロゴを新しくしました。
このロゴは、デザインエンジニアの緒方壽人さんをクリエイティブディレクターに、Tomomi Maezawaの前澤知美さんをアートディレクターに迎え、私立珈琲小学校の歩みを丁寧に聞き取っていただきました。私たちが本当にやりたいことは何なのか、それを伝えられるようなロゴやマークはどういうものなのか…を深く考えていただき、何度もやり取りして作っていただきました。
入り口のサインやメニュー、店内の様々なところにこのロゴたちがいます。登校時に、ロゴやフォントたちも楽しんでいただけると嬉しいです。
【緒方寿人さん、前澤知美さんコメント】
「それぞれの文字がいくつかのモジュールで構成されているデザインは、 いろんな形が組み合わさって珈琲小のアイデンティティが作られているという構造を表現しています。 文字のモジュールの幾何性が積み木やステンシルなどを彷彿とさせ、 デザインに教材らしい手触り感を加えています。
この文字はオリジナルのフォントとしてサインやメニューの見出し部分などに活用し、 さまざまな媒体で一貫したキャラクターのある印象を与えることができます。
配色は柔軟性やニュートラルさを表すパステルグリーンやベージュに、 現代的なボールドさや明るさをプラスするオレンジを合わせて 珈琲小の姿勢を表現しています。」
- 私立珈琲小学校 吉田恒より
私立珈琲小学校は、珈琲とパンとお菓子を教材に、「ちょっと豊か」な時間をつくるという教育目標を掲げている珈琲屋です。
「このエリアを盛り上げたい」というオーナーさんの想いに共感し、今までの出会いと経験を詰め込んだ校舎をつくりました。
珈琲やパン、お菓子を楽しみながら、壁に飾られた絵や写真、うつわたちとの出会い、衣食住に関わる様々な作り手さんとの出会い、この場に集う人との出会いを楽しんでいただけたら、幸いです。
いままで多くのご縁をいただき「店をつくる」経験を数多くさせていただきました。
このような世界情勢の中での店舗づくりは、難しく、得難い経験ができました。今後、喫茶店やカフェに挑戦される方を応援する「学校」としても機能していけたらと考えています。
私立だからこそできる新しい学校のカタチを作っていきたいと思います。