味の素㈱、女性活躍推進企業として令和4年度「なでしこ」銘柄に選定

味の素株式会社のプレスリリース

 味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)は、このたび、経済産業省・東京証券取引所が共同で女性活躍推進に優れた企業を選出する令和4年度「なでしこ銘柄」に選定されました。当社が2020年よりダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進を経営戦略の一つと位置づけて以降実施している、多面的で継続した取り組みが評価されたことによるもので、今回は平成28年度、平成29年度、令和3年度に続く4度目の選定(令和元年度、令和2年度は「準なでしこ」選定)となります。

 「なでしこ銘柄」とは、女性活躍推進に優れた上場企業を、中長期の企業価値向上を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速化していくことを狙いとするもので、経済産業省と東京証券取引所が共同で平成24年度より実施しています。今回の令和4年度より、企業の女性活躍の取り組みの多寡を評価するだけではなく、経営戦略と結びついた女性活躍推進体制・施策となっているかが重視されるようリニューアルされており、当社はその基準でも評価・選定されたことになります。

 具体的には、2018年に取締役がトップの女性人財の育成委員会を設置し、その後2020年度に開始した女性人財の育成施策「AjiPanna Academy」を通じて、2022年度までに延べ391名の女性従業員にキャリアワークショップ、カレッジ、メンタープログラム等を実施しました。これらのほか、入社1~5年目程度の若手女性従業員200名以上が参加して社長と意見交換する対話会や、思い込みの枠を外しD&Iを推進させるための「アンコンシャス・バイアス研修」を、経営メンバーをはじめとして全社員に展開する取り組み等も実施しています。これらの取り組みの成果として、従来男性のみであったポジションへの女性の登用が進み、2020年には初めて女性が営業支社長に就任しました。

 味の素グループでは、性別、年齢、国籍、障がいの有無などの属性に関わらず個人の多様な経験や専門性を尊重し、多様な意見を受け入れて活かすという組織におけるインクルージョンが、イノベーションの加速と価値共創を実現し、自発的な行動を促す企業文化を醸成すると考えています。引き続き、リーダー層や意思決定に関わる層のパイプラインの充実を図り、2023年2月28日に発表された中期ASV経営 2030ロードマップでは、2030年にグループ全体における女性管理職比率を40%とすることを目標として掲げています。

参考 
女性活躍に優れた上場企業を選定「なでしこ銘柄」(METI/経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/nadeshiko.html

味の素グループホームページESG・サステナビリティ「多様な人財の活躍」
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/activity/materiality/diverse_talent.html

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