株式会社AlgaleXのプレスリリース
株式会社AlgaleX（本社：沖縄県うるま市、代表取締役：高田 大地、以下「AlgaleX」）は、海とからだに必須のDHAを、持続可能な「藻」で生み出すサステナブルフードテックカンパニーです。
AlgaleXは、サバなどから少量しか摂れない栄養素であるDHAを、持続可能な藻を使って生産しています。また、ただ藻を作るだけではなく、沖縄の未利用資源である泡盛粕を使って生産することで、地域資源の循環を同時に生み出しています。AlgaleXは、この泡盛粕から生まれたDHAと旨味が豊富な奇跡の藻「Umamo」というスーパーフードを通じて、食卓を少し健康にすること、そしていつまでも魚が食べられる海を目指します。
魚が減っている
「減りゆく海の魚からではない、持続可能なDHAを作りたい」という思いからスタートしたのがAlgaleXです。必須脂肪酸であるOmega-3、その中でもDHAは、魚の油に含まれており、血流をよくし、脳機能を維持改善するなど、人にとって重要な栄養素です。体内では合成できないので、魚を食べる、もしくはDHAサプリメントなどの魚関連製品から摂取する必要があります。健康的な脳とからだに必要な栄養素として、世界中でDHAの需要が高まっています。
また、人だけでなく魚にもDHAは必須の栄養素です。海の魚はDHAを摂らないと健康を維持することが出来ず、成長することが出来ません。したがって、タイやマグロなどの養殖魚は、成長に必須のDHAを補うために、イワシやサバなどの天然魚を大量に食べることで成長していきます。
一方で、その魚は危機的状況にあります。Science誌は、2048年には天然の海産魚は食卓に上がらなくなるという予測を出しており、実際に日本の漁獲高は1980年代末の12百万トンから、今では4百万トン程度にまで落ち込んでいます。それ以上にAlgaleX創業者の高田は仕事を通じて、減りゆく水産資源の状況を、実際の現場でまざまざと見てきました。
だからこそ、生命に必須のDHAを、魚を消費しない方法で作り出し、明日の海と人が少しでも健康になることを夢見て、AlgaleXを設立しました。
旨味とDHAが豊富な奇跡の藻「Umamo」
そこで着目したのが「藻」です。実は、魚はDHAを蓄えるだけで、作り出すことはできません。DHAを最初に作り出すのは、海に漂う微細藻類です。これらの藻類は、生命に必須のDHAを作り出すことは知られていましたが、安定的に大量生産することが難しいことで知られていました。
しかしながら、弊社は世界で初めて捨てられている泡盛の粕を使い、オーランチオキトリウムというDHAを豊富に作り出す微細藻類の安定生産に成功しました。この方法で生産すると、DHAだけでなく、風味や旨味も豊富になることから、AlgaleXはこれを「Umamo」と呼ぶことにしました。
Umamoは、健康成分と旨味を兼ね備えたスーパーフードです。サバの10倍のDHAを含むだけでなく、GABAやBCAAといった現代人に嬉しい栄養素が豊富に含まれます。そして、旨味成分であるコハク酸やグルタミン酸が、カラスミ粉のような濃厚な海の旨味を醸し出します。植物性なので、魚を食べれなかったヴィーガン・ベジタリアンの皆様も、Umamoからならば美味しくDHAを摂取頂けます。
直近の目標
そんな海とからだに、健康を届けるUmamoの製品が、ゆっくりとですが着実に出来上がってきています。Umamoの健康成分であるDHAとGABAに着目した完全植物性サプリメントは既にローンチしました。そしてUmamoが持つ海の旨味を生かしたUmamoのだし醤油や、Umamoの植物性バーニャソースを近日ローンチ予定です。醤油やバーニャカウダーの美味しさをそのままに、コクとDHAをUmamoで追加した一品です。
「からだにいいことがしたい」と思ったら、Umamo商品を手に取って頂けるよう、美味しいけれど健康的なUmamo商品をこれから作って参ります。
【Umamo商品】※だし醤油とバーニャカウダーはイメージです
サプリメント：「Umamo Omega-3 Special」 （定期価格：7,500円～より販売しています。）
食製品 ：Umamoだし醤油、Umamo バーニャソース （予約販売受付中）
ゴール
養殖魚は、天然魚を食べて育っています。その理由は、DHAを摂るためにあります。まだまだコスト的には遠い目標ですが、いつかはAlgaleXの技術で「魚に魚を食べさせない、本当に海の魚が減らない養殖」を実現したいと思っています。健康な海を目指して、今出来ることを1つずつ着実に。
「「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。」
