海外で需要の高まる日本酒!風味を言葉に変える日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」をハワイ・香港のドン・キホーテ日本酒コーナーに設置!

SCENTMATIC株式会社のプレスリリース

嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC株式会社(代表取締役:栗栖俊治、本社:東京都、以下「セントマティック」)と、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)グループのDon Quijote(USA)Co., Ltd.(本社:米国ハワイ州、代表者:松元和博)と株式会社パン・パシフィック・リテールマネジメント(香港)(本社:香港、社長:山崎 亨)は、海外での日本酒需要の高まりを受けて、日本酒の風味をわかりやすい言葉に変え、今日の気分にぴったりな日本酒を“英語で”探せるAIシステム「 KAORIUM for Sake 」多言語版を、2023年2月1日(水)からハワイの「ドン・キホーテ カヘカ店」と、2023年3月1日(木)から香港の「DON DON DONKI OP MALL本店」の日本酒コーナーに設置いたしました。
※KAORIUMはSCENTMATIC株式会社の登録商標です。

輸出量は年々増加!海外で需要が高まる「日本酒」

若者の日本酒ばなれという言葉が耳なれるほど国内消費が落ち込んでいる日本酒。しかし、海外では注目が高まっており、日本酒の輸出量は年々増加傾向にあります。2021年の輸出金額は約402億円(対前年同期66.4%増)となり、中国やアメリカを中心に好調に推移し、12年連続で過去最高を更新しています。同時に、輸出単価も上昇傾向にあり、より高価な日本酒に注目が集まっています。

       出展:財務省貿易統計 最近の清酒の輸出動向について
       https://www.nta.go.jp/taxes/sake/yushutsu/pdf/0021010-203.pdf

表現の難しい日本酒の風味を言葉に変える日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」海外初導入!

セントマティックは、表現の難しい日本酒の風味を分かりやすい言葉に変えるAIシステム「KAORIUM for Sake」を活用し、日本国内にとどまらず海外に向けて、日本酒販売の新たなDXを促進しています。この度は、KAORIUM for Sakeの多言語版を、海外では初の導入となるハワイのドン・キホーテ カヘカ店と香港のDON DON DONKI OP MALL本店の日本酒コーナーに設置いたしました

         DON DON DONKI OPモール本店 KAORIUM for Sake設置イメージ

人の感性を自然言語処理によって日本酒とマッチすることができる日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」は、「癒やされたい」「気合を入れたい」といったお客さまの気分と店頭にある日本酒とのマッチ度を計算し、相性の良い日本酒をレコメンドします。この技術により、これまでは経験と感性を持った利酒師やソムリエだけが可能であった「人間の感性にそった愉しいお酒選び」という接客体験を小売店の店頭でも実現可能にします。

   「Find sake by Mood(気分から選ぶ)」選択画面とAIレコメンド結果

今回の導入では、ハワイ5台、香港6台の全11台のタブレットを設置。「Find sake by Mood(気分から選ぶ)」「Find sake by Flavor(味わいから選ぶ)」「Find sake for a Gift(ギフトとして選ぶ)」の機能が搭載されており、お客さまには英語で直感的な日本酒選びをお愉しみいただけます。また、デバイスの左上に表示される「Language」ボタンを押すと、英語から日本語に切り替えることもできます。

KAORIUM for Sakeで変わる、海外での日本酒購買体験

日本に興味を持つ外国人が、もっとも関心を寄せる文化は「日本食」「日本酒」。しかしながら、数ある日本酒の中から自分の好みにぴったりあう商品を見つけることは、我々日本人にとってもハードルが高いもの。ましてや、海外で外国人を対象となれば、外国語での商品情報の少なさや、売り場の販売員の案内の難しさなどから、日本酒選びのハードルはさらに高くなります。

日本酒ソムリエAIが表現する「言葉」を活用すると、直感的に好みにあったお酒選びができるようになり、購買のハードルを下げることができます。すでに導入いただいている日本国内の店舗さまでも評価をいただいています。さらに多言語対応により、日本文化を海外に展開していく際の、言語の壁を超える販促ツールとしても活躍が期待されています。セントマティックでは今後も、日本酒を海外で販売する小売店さま向けに展開を進めていく方針です。

KAORIUM for Sake導入店舗

店舗名:Don Quijote(USA)Kaheka

所在地:801 Kaheka St., Honolulu, HI Hawaii 96814
営業時間:24時間

店舗名:DON DON DONKI OPモール本店

所在地:2/F OP Mall,100 Tai Ho Road, Tsuen Wan, New Territory, HongKong
営業時間:午前9時〜翌午前1時

日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」とは

日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」は、インターネット上の膨大な言語表現と人の香りの感じ方を学習したAIに、1万以上の日本酒の風味・感性データと酒ソムリエの感性を融合させた最先端のAIシステムです。自然言語処理によって、表現の難しい日本酒の風味を、わかりやすい言葉で表したり、ある言葉に紐づく日本酒を導き出することを可能にします。

消費者が好みの味わいや、なりたい気分に合わせて言葉を選んでいくと、AIが解析しぴったりのお酒を提案します。これにより、まるで利酒師やソムリエがいるような接客体験が、小売店や飲食店の店頭でも可能になります。また、言葉を意識しながら香りを深く味わう体験は左右両脳を活性化し(※)、まだ見ぬ感性への気付きをもたらします。(※)参照元:「注意が脳での嗅覚処理に及ぼす影響 ―脳波計測により匂い呈示後1秒以内の脳活動の変化を検出―」https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20190322-1.html

       

    「KAORIUM for Sake」のコンセプトイメージ

【Don Quijote (USA) Co., Ltd.】

地元の方だけではなく、観光客も多く訪れます。ハワイのローカルフードの他、日本の食材やハワイ土産が手に入る総合スーパーマーケットです。ハワイでは3店舗展開しています。

本社:米国ハワイ州
代表者:松元和博

【株式会社パン・パシフィック・リテールマネジメント(香港)】

「ジャパンブランドスペシャリティストア」として、日本産または日本の市場向けに作られた商品を販売しています。香港の他、シンガポールやタイなどに展開しており、現地のお客さまから高い支持を集めています。

本社:香港
代表者:山崎 亨

【SCENTMATIC株式会社】

セントマティックは、香りを言語化するAIシステムを用いて、あらゆるものに“情緒的な体験価値”をプラスできる香りの共創型の香りのビジネスデザイン集団として2019年に設立しました。五感の中でも最も未知な領域であった「嗅覚」に着目し、香りを言語化するAIツール「KAORIUM」を開発しています。これまで「香り」という概念は個人の感覚の違いにより他者へのイメージの伝達が難しく、明確な指標というものが存在しませんでした。KAORIUMの登場により様々なビジネス上での”香り”の活用が期待できます。セントマティックが取り組むのは「嗅覚のデジタライゼーション」。それは、香りと言葉による「香りの体験」によって人の感性を進化させ、あらゆる業界のビジネスに革新をもたらします。

代表者:代表取締役 栗栖俊治
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目22番7号 3階
URL:https://scentmatic.co.jp

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