築野グループ、日本食品化学学会第29回総会・学術大会(富山)にて2題発表します。

築野食品工業株式会社のプレスリリース

築野グループ株式会社(本社:和歌山県伊都郡 代表取締役社長 築野富美 https://www.tsuno.co.jp/)は、日本食品化学学会題29回総会・学術大会に参加し最新の研究成果を2題発表します。

当社は米ぬかを高度有効利用することを目標とし、こめ油事業・ファインケミカル事業・オレオケミカル事業を展開しております。学会では、当社が開発製造する米ぬか由来の天然植物ステロールエステルの食添による味覚変化の効果や、水溶性抽出物であるRICEO―EXの血圧・肥満の予防効果について、細胞試験の結果等を報告します。

□日本食品化学学会第29回総会・学術大会

日本食品化学学会は食品に関係関与する化学物質を対象にして、その物理化学、規格、安全性、有用性などの食品衛生はもとより、開発、利用、規則などの色々な分野を含めた自然科学、社会科学への貢献を意図して設立されました。第29回総会・学術大会は2023年(令和5年)6月8日(木)、9日(金)の2日間、富山国際会議場(富山県富山市大手町1-2)にて開催されます。【学術大会長】東田 千尋(富山大学 和漢医薬学総合研究所)

□発表演題

演題番号A-27  ライステロールエステルによる食品の食味改善効果

 近年、植物由来原料のみで作製されたプラントベース食品が話題を集めています。本大会では、植物油脂であるライステロール™エステルについて、食品への添加時にコクと香りが増強される特徴に着目し、動物性油脂に近い風味をプラントベース食品に付加できるのではないかと考え、種々レシピを考案し、検討をおこないました。添加の有無で食味変化の官能試験を実施し、ライステロール™エステルがおいしさを高めることを確認いたしました。

演題番号A-28  RICEO-EXによる血圧・肥満への効果

 昨今、現代病とも呼ばれる生活習慣病や更年期症状等の全身的な不調への対策が注目されています。本大会では、米糠由来水溶性画分であるRICEO-EX™について、血圧や肥満に着目し、血管機能に関わる遺伝子発現上昇、脂肪細胞の油滴蓄積及びそのメカニズムを細胞試験によって検討しました。試験結果より血圧・肥満への改善効果が示唆され、RICEO-EX™は全身的な不調にアプローチできる食品素材であることを確認いたしました。

 

【築野グループ株式会社の事業概要】

わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。

設 立: 昭和22年2月1日

代表者:代表取締役社長 築野富美

U R L :https://www.tsuno.co.jp/

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