食品容器環境美化協会(食環協)は本年度、50周年を迎えました

食環協のプレスリリース

 「のんだあとはリサイクル」のマークをを掲げ食品容器の散乱防止・資源循環に取り組んでいる公益社団法人 食品容器環境美化協会(東京都港区、会長:那須 俊一)が、前身の食品容器環境美化協議会の設立から、本年度50周年を迎えました。近年は「環境教育の支援」、「アダプト・プログラムの普及・推進」に取り組み、秩序ある環境美化活動を展開しています。引き続き、これらの活動をさらに、充実したものにしていきます。

 食品消費形態、包装容器の多様化は生活を豊かにしています。一方で、社会の持続可能性確保のためには、生活環境全般の維持保全が重要な社会課題となっています。食品容器環境美化協会は、使用後空き容器の適正な取り扱いの観点に立ち、生活者の啓発、将来の日本を作っていく人たちの教育といった側面から課題解決に貢献してきました。

 このたび、設立から50年を迎えたことを機に、8月4日記者レクチャーを行い、これまでの活動の振り返りと、「環境教育の支援」「アダプト・プログラムの普及・推進」を中心とした、現在の二大公益事業の成果報告を行いました。

【統一美化マークの変遷】

 ピクトグラムが示す概念はそのままに、容器の多様化・処分形態の変化といった時代の変化に応じて、メッセージを変遷させています。

【環境美化教育優良校表彰事業について】

 この事業は、環境美化教育を実践的な学びの場と位置付け、地域社会と連携しながら環境美化教育に独創的・継続的かつ熱心に取り組み、「公共の場所の美化」または「飲料あき容器等のリサイクル」を実践し、地域の環境美化に大きく寄与している小・中学校等を選出し表彰するものです。

 総合的な学習の時間が始められた2000年度に始まり、年に一回、全国都道府県から推薦された環境美化教育に優れた小・中学校等を表彰し、これまで1000校以上の学校を表彰しています。

https://kankyobika.or.jp/env-study-support/hyoushou

【アダプト・プログラム助成制度について】

 当協会は、行政と市民の協働によるまち美化手法である「アダプト・プログラム」の情報センターとして、普及・推進に取組んでいます。この取り組みの中で、アダプト・プログラムに新たに参加しようとする団体、アダプト活動をさらに充実、拡大させようとする団体の皆様に助成を行い、アダプト活動の輪がさらに広がり、地域の美化、環境美化につながるよう支援しております。2012年度から2022年度までに累計700団体以上、総額約5千万円の助成を行っています。

kankyobika.or.jp/adopt/subsidy-for-adopt

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