「もしも」の時に慌てない! 液体ミルクは日常使いしながら、かしこく備蓄 ~約6割が利用経験のある液体ミルク、防災としての常備は約3割にとどまる~

江崎グリコ株式会社のプレスリリース

 江崎グリコ株式会社は、9月1日の「防災の日」に先立ち、2歳までの子どもをもつ男女554名を対象として、「乳児期の液体ミルク使用調査」を実施しました。液体ミルクの使用用途や頻度、液体ミルク使用による負担軽減について調査した結果、液体ミルクの利用経験は6割近くにのぼりましたが、防災対策として液体ミルクを常備している方は3割程度にとどまる結果となりました。液体ミルクは、調乳することなく、手軽に授乳でき、災害時にも安心してミルクを与えることができます。液体ミルクの日常的な利用はもちろん、「もしも」のときにも安心できる防災対策として、啓発活動を積極的に展開してまいります。
 江崎グリコは液体ミルクを通じて、赤ちゃんのすこやかな発育と育児負担軽減を目指しています。今後も赤ちゃんの成長と健康をサポートするために、より使いやすく便利な液体ミルクを提供し、さらなる調査や啓発活動を進めていきます。

【 液体ミルクの利用割合 】

液体ミルクを利用している人は58.4%に上ることが明らかになりました。

半数以上のご家庭が液体ミルクを利用している結果となり、その中でも液体ミルクの利用によって「授乳のストレスが減った・なくなった」と回答する人は54.2%に達しました。

また、お出かけがしやすくなったと感じる人は77.6%にも上ることがわかりました。

【 液体ミルクの使用用途 】

液体ミルクの利用シーンは、日常的に利用している人は36.8%となり、主にお出かけや移動先(63.2%)や深夜の授乳(56.2%)での活用が増えている傾向があります。

日常的に利用している割合も36.8%と高く、液体ミルクの活用シーンが広がっていることがうかがえます。

また、調査結果によれば、子どもを連れてのお出かけには荷物が多いと感じる人が61%もおり、液体ミルクの利用がますます重要な存在となっていることが分かりました。

<9月1日は防災の日> 乳幼児用の防災対策への課題

 9月1日の「防災の日」にむけて、液体ミルクの備蓄についても調査しました。その結果、防災で液体ミルクを常備している人は31.4%であり、過去にも備えた経験のある人を合わせても59.4%となります。半数を超えるご家庭で乳幼児の防災対策として、液体ミルクを活用されていることがわかりました。液体ミルクは、粉ミルクのように、熱湯や常温水を用意することなく、そのまま授乳できます。災害時には熱湯の用意や、衛生的な環境を整えることがハードルになることがあります。異常気象や自然災害が増える昨今、ご家族の皆さんが安心して「もしも」に備えられるよう、防災対策に液体ミルクもご検討してみてはいかがでしょうか。また、これまで一度も液体ミルクを使用されたことがない方にとっては、いざという時に「赤ちゃんがミルクの味や温度に慣れずに飲まなかったら…」といった不安もあるかもしれません。日常の中でも使用してみて、ご家族の方だけでなく、赤ちゃんも普段から液体ミルクに慣れておくと安心かもしれませんね。

調査機関:江崎グリコ株式会社( インターネット調査 :株式会社ジャストシステム「Fastask」)

赤ちゃん防災あんしんガイド

赤ちゃんには母乳が最良ですが、非常時は環境の変化で落ち着いて授乳できないことがあります。また、赤ちゃんに必要なミルクや水が手に入りづらいこともあります。赤ちゃんを災害から守るために必要なことを事前に確認し準備しておくことをご提案します。

①災害時に必要なものチェックリスト

赤ちゃんのいるご家族が普段から持ち歩いた方が良いものリスト

②災害時の注意点

妊娠中や出産後の女性、乳幼児は、災害時に特別な支援が必要となります。自分の住む地域、自宅周辺で想定されている災害について知り、どんなことが起こりうるか想像しておきましょう。

(1)自治体が配布しているハザードマップを入手

 災害ごとに、被害の範囲や程度、避難所や災害時拠点病院(災害発生時に傷病者の受入れ拠点となる病院)、避難ルート等がわかります。

(2)自治体が発行する防災冊子等、地域の防災情報を集める

 災害時の対応は、自治体によって異なります。地域や町内会等で行われる防災訓練にも積極的に参加して、地域の方と顔見知りになっておきましょう。

(3)我が家の防災マップをつくる

 自宅周辺の白地図を用意し、①や②から得られた情報を書き込みます。防災マップが出来上がったら、小さな子どもを連れて、または妊娠中の身体で、安全に避難できるルートかどうか、実際に歩いて点検しましょう。

③災害時に備えたローリングストック

災害時に備え、普段から使い慣れた製品をローリングストックすることが、乳児の防災備蓄では大切になります。普段使うものを少し多めに備蓄し、賞味期限の近いものから使って、使った分を補充しましょう。

【 災害時の離乳食や幼児食の常備も大切 】

災害時に備えてレトルトパウチの離乳食や幼児食を備蓄しておくことも大切です。また、急な災害時の対応として粉ミルクや液体ミルクも役に立ちます。炊き出しの味噌汁や、煮物等を利用して離乳食を作ります。ミルクを使用して味を薄めたり、ごはんをおかゆにする際にミルクがゆにすることで栄養価を高めることができます。ファスナー式ポリ袋の中に非常食用の缶詰とミルクや水を混ぜてつぶすことで、離乳食にもなり、食器代わりとしても活用できます。

●5、6 ヵ月の赤ちゃん・・・母乳やミルクを代用

●7~11 ヵ月の赤ちゃん・・・スプーンでつぶしたり、お湯を加えて、おかゆ状に

●12ヵ月以降・・・ごはんに味噌汁を入れて「かんたんおじや」、よく煮た大根や芋も小さくしてあげられる

「アイクレオ」について

江崎グリコは、当社の存在意義(パーパス)「すこやかな毎日、ゆたかな人生」の実現に向け、「発育・栄養の最適化」を注力領域の一つとしています。その中核を担うのが乳幼児用ミルクブランド「アイクレオ」です。アイクレオは、母乳に近いミルクをめざす小児科医の想いを原点に、品質や原料にこだわり、乳幼児期のお子様の発育と家族の成長をサポートしてきました。2019年3月には、乳児用調製液状乳(以下、乳児用液体ミルク)について消費者庁より特別用途食品の表示許可を受け、日本初の乳児用液体ミルクとして「アイクレオ 赤ちゃんミルク」を発売しています。

アイクレオ赤ちゃんミルクが「災害食大賞©2019」金賞を受賞

【受賞理由】

●画期的な加工技術の開発により、液体ミルクがはじめて乳幼児用に開発され、災害時の心配が 一挙に軽減された点。

●紙パックはゴミ処理がしやすく、廃棄時も手軽である上、少量の飲み切りサイズで使い勝手がよい点。

●赤ちゃんにもお母さんにもストレスを与えない味と品質(白さ)が高い点。

■「アイクレオ」ブランドサイト URL:https://cp.glico.com/icreo/

■グリコダイレクトショップ「アイクレオ」TOPページURL:https://go.glico.com/305401/

■Instagram 江崎グリコ「アイクレオ」公式アカウント:https://www.instagram.com/icreo_official/?hl=ja

■「アイクレオ」赤ちゃん防災あんしんガイド:https://cp.glico.com/icreo/parenting-tips/disaster-guide/

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