オイシックス・ラ・大地のCVC「Future Food Fund」 家庭料理のテイクアウトサービスを展開するマチルダへの投資を実行

オイシックス・ラ・大地株式会社のプレスリリース

 食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:松本浩平、以下Future Food Fund)が運営するフードイノベーション領域に特化したCVCファンド「Future Food Fund 2号」(※1)は、家庭料理のテイクアウトサービスを展開する株式会社マチルダ(東京都港区、代表取締役:丸山 由佳、以下マチルダ)へ投資を実行しました。本件は、12月末まで出資企業(LP)募集中の「Future Food Fund 2号」からの投資案件であり、今後も更なる投資を行ってまいります。
 (※1)正式名称:Future Food Fund 2号投資事業有限責任組合

■家庭料理のテイクアウトサービスを展開するマチルダへの投資実施の背景

 Future Food Fundはのスタートアップ企業へ投資をすることで、より多くの人がよりよい食生活を楽しめる未来をつくることを目的としています。

 今回の新規投資先であるマチルダは、子育て家庭をメインターゲットとした、サブスクリプション型の夜ごはんサービス「マチルダ」の開発及び運営を行う企業です。

 内食、中食(惣菜)、外食の市場を合算した食市場は、中食(惣菜)市場の伸びに支えられてきました。2020年~ 2021年はコロナ禍で食市場全体が縮小しましたが、過去10年の間には中食(惣菜)市場が2021年に10兆1,149億円(2012年比 116.1%)の市場規模となるなど最も成長しています。(「2023年版 惣菜白書 ダイジェスト版」一般社団法人日本惣菜協会より引用)

 この中食市場において、個人のニーズに合わせた宅食サービスなど様々なビジネスが出現しています。マチルダは注文・決済はオンラインで完結し、近所のテイクアウトステーションで日替わりの家庭料理を手渡しで受け取ることができるサービスです。あえてオフラインの場を設定することで、子育て家庭に対して地域のふれあいの場としてコミュニケーションが発生する受け取り体験を実現しています。子供には楽しさ、大人には手軽さや安心感などそれぞれに向けた価値を提供することで、子供にも大人にも選ばれるサービスとして着実にファンが増えています。

 ステーションの設置にあたっては自治体や近隣住民の方、鉄道会社やデベロッパーなどの事業パートナー、保育園や幼稚園などとも連携することで地域に根差したサービスとして、コミュニティの役割も果たしています。

■ファンドパートナーの活用により事業成長を目指す

 今回の投資に当たり、マチルダでは、供給量を改善し、展開エリアを拡大していくための新セントラルキッチンのオープンの予定があり、Future Food Fundが品質管理や製造オペレーションなどのノウハウを提供することでサポートしてまいります。また、ステーションの拡大や取り扱い商品の拡大においては、Future Food Fundのファンドパートナーとの連携や投資先の商品提供などを通して、マチルダの事業拡大に貢献してまいります。

テイクアウトステーションテイクアウトステーション

                

盛り付けイメージ盛り付けイメージ

                 

■株式会社マチルダ

本 社   :東京都港区

代表取締役 :丸山 由佳

会社HP    :https://matilda.kitchen/about

 マチルダは、「毎日の夜ごはんがちょっと楽しみになる」家庭料理のテイクアウトサービスです。注文・決済はオンラインで完結し、近所のテイクアウトステーションで日替わりの家庭料理を受け取ることができます。現在、都内を中心に、豊洲・勝どきを含む6箇所にステーションを展開し、1日1000食以上、子育て家庭を中心とした多くの方にご利用いただいております。

■株式会社マチルダ 代表取締役 丸山 由佳 氏 コメント

 マチルダは子育て家庭をメインターゲットとした、サブスクリプション型の夜ごはんサービスです。

 こう書くと、よくあるサービスのように聞こえるかもしれませんが、マチルダは「テイクアウトステーション」というオフラインの場を介して、マチルダごはんを食べてくれるこども達と直に触れ合い、地域に入り込み、「地域の夜ごはんの受け取り場所」という存在になっており、夜ごはんを届けるだけではなく「食体験」更には「毎日のちょっとした楽しみ」を子育て家庭、そしてこども達に届けています。

 EC×食ビジネスを切り拓いてきたオイシックス・ラ・大地社をはじめとしたファンドパートナーの企業の方とパートナーシップを組んでいくことで、マチルダの事業が加速するのは間違いないので、LPの皆様含めて多方面で連携させていただきたく、とても楽しみにしています!

■Future Food Fund 投資担当 大場 翔太 コメント

 ステーションで小さなお子様を連れたお客様がお弁当を受取り、楽しそうに帰って行かれた姿を見て、この光景がもっと多くの場所に広がってほしいと思い、今回の出資によりマチルダをご支援できることを大変嬉しく思っています。

 マチルダはお客様が注文してから召し上がるまでに、様々なワクワクする仕掛けを凝らしており、その背景には圧倒的な顧客思考による体験設計と、それを実現するきめ細かなオペレーションによって、お客様に「毎日がちょっと楽しみになる夜ごはん」をお届けしています。

 今回の資金調達で更に多くの方がサービスをご利用いただけるようになります。より多くのお客様に、より楽しんでいただくためにFuture Food Fundのファンドパートナーや投資先の商品提供によるラインナップの拡大や、ステーションの設置候補先へのご紹介などを通して、マチルダの事業成長に貢献してまいります。

Future Food Fund株式会社について 

 Future Food Fund株式会社は、オイシックス・ラ・大地株式会社により、2019年8月に日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCファンドを運営する投資子会社として設立されました。パートナー企業とともに、国内外の先進的な食・農・ヘルスケア領域への積極的な投資と、販売や商品開発などの支援も可能としており、日本国内で、スタートアップ企業を支援するエコシステムの構築を目指しています。

(「Future Food Fund」サイトURL:https://futurefoodfund.co.jp/

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