在日イタリア商工会議所・茨城県令和5年度イタリア=エミリア・ロマーニャ州への県産品PR・輸出促進事業

茨城県知事イタリア訪問に伴うイベントプロモーション開催・イタリア=エミリア・ロマーニャ州シュランスターシェフたちによる豪華競演!!!(2024年2月)

在日イタリア商工会議所のプレスリリース

在日イタリア商工会議所は、令和4年に引き続き、令和5年度イタリア=エミリア・ロマーニャ州への県産品PR・輸出促進事業を茨城県より、委託業務を請けて2024年2月、イタリア=エミリア・ロマーニャ州の食の都・ボローニア市内にて茨城県県産品PRするイベントプロモーションを開催しました。

Gianluca Gorini (da Gorini)

Served with verza, potato, natto and whiskey/lotus root chips

(Ibaraki ingredients used: freeze-dried natto, whiskey, lotus root chips)

マルケ州に生まれ、ロマーニャ州に移り住み、ロンドンで一歩を踏み出した。ジャンルカ・ゴリーニは、2012年中央イタリアの最優秀新進シェフ、2015年Identità Golose Guideのサプライズ・シェフ・オブ・ザ・イヤーの称号に恥じない活躍を見せ、2019年には「daGorini」でミシュランの星を獲得した。 2017年から妻のサラとレストランを経営し、称賛を浴び続けている.

                       

Isa Mazzoschi (Ristorante La Palta) 

Adriatic scallops and salmon desu (Ibaraki ingredients used: salmon desu, Furunai tea)

1968年、ボルゴノーヴォ(PC)生まれ。ホテル学校を卒業後、ジョルジュ・コニーシェフのもとで2年間働く。18歳の時、ニースで開催されたChaine de Rôtisseurs主催の若手シェフのコンクールにイタリア代表として出場し、銅メダルを獲得。翌年、レストラン「ラ・パルタ」をオープン。
パオロ・ヴァイ、ジャンフランコ・ヴィッサーニ、マリー・バラレ、グアルティエロ・マルケージ、ヘルベルト・ヒントナー、ルカ・カサディオ、フィリッポ・キアッピーニ・ダッティロといった著名なシェフのレストランで修業。2004年-2005年、『Sole 24 Ore』誌から「新進シェフ」のタイトル、『 レスプレッソ  』誌は彼女を10人のトップ女性シェフのひとりに選んだ。2010年ガンベロ・ロッソで2フォークの評価を得て、レスプレッソ誌は15.5点、ヴェロネッリ誌は2つ星を与えた。2011年、The Best Female Chefsから北イタリアのベストシェフ10人の一人に選ばれ、2012年、ミシュランガイド一つ星獲得。2020年、エスプレッソは2トック、ガンベロ・ロッソで2フォーク再獲得。

 Matteo Poggi (Al Cambio)

Trippa alla bolognese with konnyaku(Ibaraki ingredients used: konjac jerky, frozen konjac)

1994年、ボローニャ生まれの若き才能。

イタリア料理界の巨匠マッシモ・ボットゥーラの「オステリア・フランチェスカーナ」など各地の有名店での経験を得て、2022年に故郷であるボローニャに帰還。「AL CAMBIO」支配人ピエロ・ポンピーリ発案のプロジェクトに参加し、エグゼクティブシェフとして活躍。

Massimiliano  Poggi (Ristorante Massimiliano Poggi Cucina)

Sweet potato biscuit(Sweet potato)        

Soft polenta with Soy meat Soy sauce,horseradish) 
Cheese cake Bolognese(plum liqueur)
Umboshi apple compote*

エミリア・ロマーニャ州ボローニャの地元料理の象徴的な存在。エミリア・ロマーニャ州の星付き優秀シェフを集めた協会CheftoChefの会長でもある、世界的に有名なシェフ。

2024年2月9日(金)エミリア・ロマーニャ州ボローニャ「Circolo Bononia」     

茨城県県産品PRするイベントプロモーション参加者からのコメント

私は個人的に料理をしたシェフたち(マックス・ポッジなど)を何人か知っているが、ランチの料理の出来栄えは本当に素晴らしかった。マックス・ポッジのボロネーゼのラグーに見立てたものだったが、実際は大豆と凍みこんにゃくのラグーで、彼の創造料理は斬新で実に見事だった。原産地の料理に親しんでいる地元の人(エミリアーノ=ロマニョーリ)にも凍みこんにゃくのラグーは受け入れられると思う。それぞれの料理には特徴があり、それを作るための食材の配合は完璧にシンクロしていた。マッテオ・ポッジが提案した茨城県とのコラボの “トリッパは、オリジナルのトリッパのレシピとは全く関係のない材料を使いながら、オリジナルのトリッパと非常に高い類似性を達成した。ジャンルカ・ゴリーニが提案したオードブルは、茨城の特別な野菜に敬意を表し、ウイスキーの香りを加えて、見事に成功した。イザ・マッツォッキが提案したポサレイを使った最初のコースの複雑さは、日本のエミリアとロマニョールの風味の組み合わせであり、心地よい驚きだった。マックス・ポッジが考案したデザートの主役は茨城県産の干し芋で、梅干しと梅酒とともにボローニャ風チーズケーキを包み込んだ。  エミリアーノ=ロマニョーリ(エミリア・ロマーニャ州の地元の人)のミシュランスターシェフによる茨城県産品とのコラボレーションの美食のイベントはとても斬新な挑戦であり美味しい美食の競演は、大成功だったと思う。

茨城県知事・大井川和彦知事のコメント

茨城県の県産品を茨城県との国際交流のあるエミリア・ロマーニャ州のミシュランスターシェフたちが見事な新しい斬新な料理を創作してくれた。例えば、凍みこんにゃくがエミリア・ロマーニャ州の郷土料理であるボロネーゼラグーとコラボするなど想定外の新しい発見があった。茨城県の県産品の干し芋は、一切砂糖を使用していない自然のおいしいスイーツである。日本の有名な女優やセレブリティたちがおやつとして愛用していてとても人気が高い。是非とも海外のみなさんにも干し芋を初めとする茨城県の誇り高い県産品をもっともっとPRアピールしていきたいと思っている。

在日イタリア商工会議所 事務局長 Davide Fanotni(ダヴィデ・ファントニ)

イタリア国内では、2015年ミラノ万博での日本館での日本食PRをきっかけとして、日本料理がブームとなり、今でも日本食がとても人気がある。寿司をはじめとする日本食の典型的なものを好む傾向がある。今回は、日本料理ではなく、実際に、日本の食材をイタリア料理と融合させることを試みた。茨城県とエミリア=ロマーニャ州の事業であるため茨城県の県産品を利用してイタリアのエミリア=ロマーニャ州の郷土料理をテーマに斬新な新しい創作料理を目指した。イタリア料理の神髄は、郷土料理と言われているので、エミリア=ロマーニャ州の地域のアイデンティティを活かしながら、茨城県産品が主役となり、エミリア=ロマーニャ州のミシュランスターたちと見事に素晴らしいコラボレーションを実現することができた。茨城県産品には、干し芋やれんこん、凍みこんきゃくなど「ヘルシー」「健康」「ダイエット」をキーワードとして、イタリア国内でも注目されているスーパーフード(健康的で自然な食材)とリンクして茨城県県産品をPRプロモーションすることも今後強化していきたい。

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