コア・フードキャラバン「水産編」初開催

北海道・野付漁協 温暖化の危機に立ち向かう「守り育てる漁業」の最前線をオンラインで体感

パルシステム生活協同組合連合会のプレスリリース

パルシステム生活協同組合連合会(本部:東京都新宿区、理事長: 渋澤温之)は3月25日(水)、野付(のつけ)漁業協同組合(本部:北海道別海町、組合長:楠 浩)とライブ中継を結び、オンラインイベント「2025年度 第3回コア・フードキャラバン(水産編)」を開催しました。持続可能な食生産への理解を深める「コア・フードキャラバン」としては初の「水産編」として、資源管理型漁業や環境保全の最前線を発信しました。

「獲る」だけでなく「守り育てる」

「2025年度 第3回コア・フードキャラバン(水産編)」は、利用者や役職員など75アカウントが参加。産地の野付漁港とパルシステム会場の東新宿をオンラインでつなぎ、水揚げされたばかりのホタテを目にしながら野付漁協による資源を管理した漁業の実践を教えてもらいました。

前半は、野付漁協の内藤智明専務理事からホタテを中心とした資源を次世代へ残すための漁業が報告されました。

知床半島と根室半島の中間に位置する野付半島沖は、海流がもたらす豊富な栄養に恵まれた漁場です。野付漁協では、豊かな海を次世代へ残すため「獲りすぎない」「みんなで分ける」「守り育てる」を柱とする資源管理型漁業を実践しています。

 特産のホタテは、稚貝を海へ放流し4年間かけて自然の海で大きく育てる「地撒き方式」を採用しています。漁獲枠やサイズを厳格に制限することで、資源の保護と持続可能な水産業を両立させています。

「森と川と海は一つ」 から生まれた植樹

野付漁協を象徴するのが、1988年から続く植樹活動です。森の養分が川を下り海を豊かにするという考えのもと、河川沿いへの植樹を推進しています。パルシステムも2001年から協議会を設立し、利用者が参加する植樹ツアーを継続してきました。これまでに植えられた木は1万3,000本を超え、消費者と生産者が一体となって環境保全に取り組んでいます。

 現地からの生中継で産地のリアルを体感

後半では、野付漁協の加工場からのライブ中継をしました。水揚げ直後のホタテを一つひとつ手作業で丁寧にむく様子や、最新の急速冷凍設備などをリアルタイムで配信。画面越しに行われた獲れたてホタテの試食には、参加者から大きな反応が寄せられました。

温暖化の危機に立ち向かう

野付漁港から中継のようす。左から、内藤専務理事(野付漁協)、パルシステム産直委員会髙橋委員、南主事補(北海道漁業協同組合連合会)

最後に、野付漁協の内藤専務理事は「地球規模の温暖化による海水温の上昇が、水産資源に深刻な影響を与えています」と産地が直面する厳しい現状を語り「こういう時だからこそ、先人から実践してきた資源を作り育てる『資源管理型漁業』をさらにレベルアップさせていきたいです」と強い決意を語りました。

パルシステムはこれからも、生産者と消費者が対等なパートナーとして支え合う「産直」を通じ、食べることで日本の水産業と環境を守る活動を推進してまいります

パルシステム生活協同組合連合会

パルシステム生活協同組合連合会

所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿、理事長:渋澤温之
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,604.2億円/組合員総数176.2万人(2025年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/

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