沖縄で初となる大規模な国産コーヒー豆の栽培を目指す 産学官連携 「沖縄コーヒープロジェクト」 サッカー元日本代表 高原直泰が率いる沖縄SVとネスレが協働で開始

ネスレ日本株式会社のプレスリリース

沖縄で初となる大規模な国産コーヒー豆の栽培を目指す
産学官連携 「沖縄コーヒープロジェクト」 
サッカー元日本代表 高原直泰が率いる沖縄 SVとネスレが協働で開始 

沖縄 SV 株式会社(本社:沖縄県豊見城市、代表取締役:高原直泰、以下「沖縄 SV」)とネスレ日本株式会社(本社: 兵庫県神戸市、代表取締役 社長 兼 CEO:高岡 浩三、以下「ネスレ」)は、沖縄県名護市、琉球大学と連携し、沖縄で初となる大規模な国産コーヒーの栽培を目指す「沖縄コーヒープロジェクト」を開始します。 
 

   写真:コーヒー栽培を行う「沖縄SV コーヒーファーム」 写真:コーヒー苗木のテスト移植の様子

◆沖縄コーヒープロジェクト オフィシャルムービー https://youtu.be/biMwJFt-BII
 
■「沖縄コーヒープロジェクト」の目的
近年、沖縄県では農業就業者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地への対応など、一次産業における問題が発生しています。今後沖縄SV・ネスレ両者は、沖縄県内の耕作放棄地などを活用し、沖縄を拠点とする国産コーヒー豆の栽培を本格的に開始することで、沖縄県の一次産業における問題解決を目指してまいります。
またこれまで限定された量にとどまってきた沖縄県産のコーヒー豆の生産量を拡大することで、沖縄県産のコーヒー豆やコーヒー製品を新たな特産品とするともに、環境に配慮した沖縄の新たな観光資源としてサッカー場を併設したコーヒー農園を将来的に開発するなど、コーヒー豆の栽培を通じて新たな産業を育成することも目指しています。
 
■「沖縄コーヒープロジェクト」概要
当プロジェクトは、一昨年に播種され育成したコーヒーの苗木を、2019年4月23日(火)に沖縄県名護市の農地へ移植する取り組みから本格的にスタートします。農地への苗木の移植後は、数年の生育期間を経て、コーヒー豆を収穫する予定にしています。
コーヒー豆の栽培に関わる農作業には、沖縄県を拠点にサッカーを中心としたスポーツクラブを運営し、地域に密着した活動を行っている沖縄SVの選手・関係者が従事します。コーヒー生豆のサプライチェーンを継続的に改善することを目的としたプログラム「ネスカフェ プラン」(※参考資料)に取り組むネスレは、沖縄でのコーヒー栽培に適したコーヒー苗木の種の提供や、コーヒーを栽培する上で必要となる技術支援などを行い、沖縄SVによるコーヒー栽培をサポートします。また沖縄県の気候・土壌に精通する琉球大学は、農学的見地からコーヒー栽培を行う上で必要となるノウハウ・情報の提供を行います。
今後は沖縄県での本格的なコーヒーの栽培を目指し、地元住民や農家の皆様との連携も視野に入れながら、播種と苗木の移植を継続して行っていく予定です。

■コーヒー苗木のオーナーをクラウドファンディングで募集
今期農地へ移植する苗木のうち、100本分のオーナーを4月17日(水)よりクラウドファンディングを活用して募集します。調達した資金は、今後コーヒーを栽培していく上で必要となる財源として活用します。苗木のオーナーには、沖縄SVオリジナルデザインの「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」などを返礼品として贈呈します。
 
クラウドファンディングに関する詳細情報の閲覧や申し込みは下記URLより行っていただけます。
https://www.makuake.com/project/okinawasv-coffee/

参考資料
■沖縄SV 概要
沖縄SV(オキナワ エスファウ)は、Jリーグをはじめアルゼンチンやドイツブンデスリーガなどでプレーをした元サッカー日本代表高原直泰が2015年12月に沖縄県を拠点に設立したスポーツクラブです。2016年より始動したチームは、今年九州リーグ(5部)に所属し、最短で2年後のJリーグ(3部~1部)入りを目指しています。
チームの活動はサッカー以外にも広がり、沖縄の地域資源を活用した商品開発や、農業×スポーツ(農スポ)の取組み、地域産業との協働事業、本島・離島におけるサッカースクールや美化活動、健康増進プログラムや地域イベントへも積極的に参加しています。
 
■ネスレ日本株式会社 概要
ネスレ日本株式会社は、スイスに本社を置く、世界最大の総合食品飲料企業です。世界で栄養・健康・ウェルネスのリーディング企業であり続けることを目指しています。ネスレの日本法人「ネスレ日本」は1913年に創業し、「ネスカフェ」や
「キットカット」などを製造・販売しています。
 
■ネスカフェ プラン
近年、コーヒーの木の老化や気候変動による病気、栽培従事者の減少、コーヒー豆の収穫量低下、取引価格の変動などにより、特に小規模農家の生計とコーヒー栽培業の持続可能性が脅かされています。そうした状況への対応としてネスレは、コーヒー生豆のサプライチェーンを継続的に改善することを目的としたプログラム「ネスカフェ プラン」を2010年から世界中で取り組んでいます。
「ネスカフェ プラン」は、収穫量が多く品質の良い苗木のコーヒー農家への配布、コーヒー豆を栽培する上での技術支援、コーヒー農家からのコーヒー豆買い付け、環境面に配慮したコーヒー製品の製造・流通など、コーヒー豆の栽培から製品の製造・流通・消費まで全ての工程に関与する取り組みを行っています。
2018年には17ヶ国の農園で「ネスカフェ プラン」によるコーヒー豆が栽培されており、ネスレが派遣する300人以上の農学者が、30000ヶ所以上の農園で、10万人以上のコーヒー生産者に対するサポートを毎年行っています。「ネスカフェ プラン」を通じ、2018年までに1億6千万本のコーヒー苗木が配布されており、2020年までに2億2千万本の苗木を配布することを目標としています。

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