7月13日より第1期の申込受付を開始、約10,000枚を提供予定。運営負担の軽減と、こどもたちが資源循環を学ぶ機会の創出を目指す
ネッスー株式会社のプレスリリース
すべてのこどもたちが、公平に、未来へ挑める社会の実現を目指し、こどもたちに希望と機会を届ける仕組みづくりに取り組むネッスー株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:木戸 優起、以下「ネッスー」)は、株式会社プレナス(本社:東京都中央区銀座、社長執行役員:金子 史朗)と連携し、こども食堂の運営支援と、こどもたちが資源循環を身近に学ぶ機会をつくることを目的とする「リサイクル可能なプラスチック容器 寄贈プロジェクト」を開始します。

プレナスでは、環境に配慮した取り組みとしてエコマーク認定容器を「ほっともっと」のお弁当の一部に使用しています。本プロジェクトでは、エコマーク認定容器に関わる売上の一部を活用し、使用後にフィルムをはがすことで、洗わずに回収・再資源化できる容器「P&Pリ・リパック」(以下「リ・リパック」)を、対象地域のこども食堂等へ無償で提供します。
2026年度第1期では、首都圏(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)、福岡県、大分県で活動するこども食堂等の団体を対象に、「リ・リパック」約10,000枚を提供します。2026年7月13日(月)から申込受付を開始し、募集要項に基づいて寄贈先を決定します。
実施の背景
こども食堂の運営現場では、限られたスタッフやボランティアが、食材の調達、調理、配膳、片付けなど、多岐にわたる業務を担っています。特に一度に多くの食事を提供する場面では、食器や容器の準備・管理、食後の洗浄作業が大きな負担となることがあります。また、活動場所によっては、食器の保管スペースや十分な洗い場を確保することが難しい場合も少なくありません。
こうした背景から、活動場所や提供形態に応じて、衛生面や運営効率の観点からワンウェイ容器が活用される場面もあります。
一方で、認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえが実施した「こども食堂の実態・困りごと調査2025」によると、地域から「食材の提供」を受けている団体は89.6%にのぼるのに対し、「食材以外の物資・機材の提供」を受けている団体は27.9%にとどまっています。このことから、食材以外の備品や運営物資に対する地域からの支援は、依然として限定的であることがうかがえます。
さらに、長引く物価高の影響により、こども食堂では運営資金・人材・食材の確保に加え、容器や備品といった資材の確保も重要な課題となっています。加えて、一般的なワンウェイ容器は使用後に廃棄されるケースが多く、利便性を維持しながらも、使用後の容器を資源循環につなげる仕組みの構築が求められています。
出典:認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ「こども食堂の実態・困りごと調査2025」
本プロジェクトが目指す支援のかたち
本プロジェクトは、プレナスが進める環境配慮の取り組みを地域のこども食堂への支援にもつなげることを目指して始まりました。対象となるエコマーク認定容器に関わる売上の一部を活用し、洗わずに回収・再資源化できる容器「リ・リパック」を、対象地域のこども食堂等へ無償で提供します。
売上の一部を活用することで、単発の寄贈にとどまらず、事業活動と連動しながら継続的に支援を届けられる仕組みを目指しています。プレナスは、本取り組みの趣旨に賛同し、初期段階から参画しています。
ネッスーはこれまで、ふるさと納税を活用してこどもたちに食や体験の機会を届ける事業や、未利用食品を支援現場へつなぐ仕組みの構築を通じて、こどもたちの機会格差の解消に取り組んできました。本プロジェクトでは、ネッスーが持つこども支援の知見やネットワークを生かし、寄贈先の募集・調整、容器の使用方法や回収方法の案内、活動報告の収集などを担います。
2026年度は、第1期として約10,000枚を提供する予定です。今後も実施状況やこども食堂の声を踏まえながら、年度内に複数回の提供を予定しており、今年度は合計約30,000枚の寄贈を目指します。
プレナスとネッスーは、本プロジェクトを通じて、こども食堂の運営負担の軽減と、こどもたちが資源循環を身近に学ぶ機会の創出を目指すとともに、企業の事業活動とこども食堂支援をつなぐ仕組みを広げてまいります。

「リ・リパック」の特徴

「リ・リパック」は、容器に貼られたフィルムを使用後にはがすことで、食品の汚れが本体に残りにくく、洗浄せずに回収できる容器です。回収された容器は再資源化され、新たな容器の原料として活用されます。
また、団体の運営状況に応じて、こどもたち自身がフィルムをはがす体験を取り入れることで、身近なリサイクルを学ぶ環境教育の機会にもつながります。
こども食堂での「リ・リパック」活用イメージ

こども食堂では、食事提供後に容器のフィルムをはがし、指定の方法で回収・返送することで、「食べて、はがして、リサイクル」という資源循環の流れをつくります。
回収された容器は工場で再資源化され、新たな容器の原料として活用されます。団体の運営状況に応じて、こどもたち自身がフィルムをはがす体験を行うことで、分別やリサイクル、資源循環について身近に考えるきっかけにもつなげていきます。
※具体的な使用方法、保管方法、回収方法および返送方法については、寄贈先決定後に対象団体へ個別に案内します。
「リ・リパック」を使用しているこども食堂の声
東京都世田谷区で活動する「砧子ども食堂そら豆」では、月に3回の活動を行っています。
ある日のメニューはマーボー春雨で、カフェ営業の合間を縫いながら朝から仕込みを進め、夕方17時頃に提供の準備が整いました。豚ひき肉に加え、春雨やにんじん、ニラ、ピーマン、長ネギなどの野菜を使って丁寧に調理しています。手間をかけた分、子どもたちが残さず食べてくれることが大きなやりがいです。
以前は参加人数が少なく、鍋から一人ずつ取り分けて提供していましたが、現在は参加者が増えたため、「リ・リパック」に盛り付けて提供し、子どもたちの到着を待つ形に変わりました。
食後の片付けにおいても、「リ・リパック」は有効に活用されています。子どもたちは容器のフィルムをはがし、廃棄物は分別してごみ箱へ、容器は回収ボックスへ戻す流れが定着しており、運営の効率化につながっています。
砧子ども食堂そら豆
代表:高尾 久子さん
リサイクル可能なプラスチック容器 寄贈プロジェクト 2026年度第1期募集 概要

寄贈内容:洗わずに回収・再資源化できる容器「リ・リパック」 約10,000枚
※応募状況等により、寄贈枚数は変更となる場合があります。
公募期間:2026年7月13日(月)〜2026年7月27日(月)12:00
対象団体:以下の要件を満たすこども食堂等の団体を対象とします。
・活動所在地が、首都圏(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)、福岡県、大分県のいずれかであること
・その他、募集要項に定める条件を満たす団体を対象とします。
募集要項といった詳細や応募方法は以下の特設ページよりご確認ください。
特設ページURL:https://kodomo-ouen.nessu.co.jp
■会社概要
【ネッスー株式会社】
代表取締役:木戸 優起
設立:2022年6月10日
本社所在地:〒155-0032 東京都世田谷区代沢4丁目44-4
URL:https://nessu.co.jp/
事業概要:
ネッスーは、「すべてのこどもたちが、公平に、未来へ挑める社会」の実現を目指し、こどもたちに希望と機会を届ける仕組みづくりに取り組むスタートアップです。ふるさと納税を活用して地域の産品や体験をこども食堂・ひとり親家庭などへ届ける「地域創生事業(こどもふるさと便)」、未利用食品を必要な世帯や団体の支援へつなげる「食と子育て支援事業」、廃棄資源を資材として循環活用する「サーキュラーデザインラボ」などの事業を展開しています。
【株式会社プレナス】
社長執行役員:金子 史朗
設立:昭和51年11月
本社所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10番1号 GINZA SIX 8階
店舗数:2,820店舗(直営店818店舗、加盟店2,002店舗)
事業内容:ほっともっと・フランチャイズ業、やよい軒・フランチャイズ業、MKレストラン・フランチャイズ業、食材・包装等資材の販売

