ビール醸造技術において世界的に権威のある学会「EUROPEAN BREWERY CONVENTION」で研究成果を発表アサヒグループでは初となる「good poster」賞受賞!

アサヒビール株式会社のプレスリリース

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)は、「EUROPEAN BREWERY CONVENTION(以下、「EBC」) 2019」(2019年6月2日~6日、ベルギー アントワープにて開催)にて、当社が取り組むビール醸造研究の最新の研究成果を発表しました。さらに、1演目がポスター発表の中で優秀な発表に送られる「good poster」賞を初受賞しました。
 「EBC」は、ビール醸造技術に関して欧州はもとより、世界的に権威のある学会のひとつと捉えられています。本学会での発表に際しては、技術レベルの高さに加え、世界的なビール醸造技術の向上に対する貢献度などの審査があり、厳しい選考に通過することが求められます。
 今回、当社は口頭発表2件、ポスター発表3件の計5演題が採択されました。その中のひとつのポスター発表「ホップ耐性遺伝子をもつ乳酸菌L.nageliiの特性」では、次の2つの成果(①新規ビール混濁菌の発見とホップ耐性遺伝子検査の有用性、②ホップ耐性遺伝子に関する新規知見)を、解りやすいポスターデザインを採用し、多くの人にアピールしました。その結果、全130演目の中で優秀な3演目に与えられる「good poster」賞を受賞しました。
 また、口頭発表では、『アサヒスーパードライ』がどこの工場でも味わいを均一にしているプロセスイノベーションを発表し、海外の醸造関係者から注目を集めました。
 海外の醸造関係者が多く集まる本学会での発表は、当社の高い技術力を世界へアピールする機会として、アサヒグループのグローバル戦略に貢献するものと考えています。今後も、酒類業界の発展に貢献する研究を進めてまいります。

■受賞にあたってのコメント (アサヒビール株式会社 イノベーション本部長 伊藤義訓)
「この度、当社の研究発表が、「EBC2019」の「good poster」賞を受賞したことを大変光栄に思います。当社は、「EBC」での発表に以前から積極的に取り組んでおり、これまで31演目(2005年以降)という多数の発表をさせていただいたことは、当社のビール醸造技術に関する研究が世界的にも認められている証だと自負しております。この受賞を励みにして、今後もイノベーティブな研究開発に取り組み、酒類業界の発展に貢献していきたいと思います。」

 

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