「カルピス」100周年施策“未来の研究者の卵たちをサポート”研究助成プログラム〝サイエンスキャッスル研究費〟アサヒ飲料社『カルピス』賞採択チーム決定

アサヒ飲料のプレスリリース

アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上 克彦)は、ESGへの取組みの一環と、「カルピス」ブランド100周年を記念した施策として、株式会社リバネス※(本社 東京、代表取締役 丸 幸弘)が運営する中高生を対象とした未来の研究者の卵たちをサポートする研究助成プログラム〝サイエンスキャッスル研究費〟に参加し、「アサヒ飲料社『カルピス』賞」を設定します。
「アサヒ飲料社『カルピス』賞」は、「カルピス」ブランド100周年施策として「カルピス」の誕生日である2019年7月7日の七夕に発表、採択チームに決定した7チームの中高校に助成します。

※小・中・高等学校をはじめ教育現場での教育開発事業を広く展開する企業

本助成プログラムは、研究を通して社会で活躍する、未来のリーダーへの一歩を踏み出すきっかけを提供することを目的としており、費用やノウハウがなく研究することを諦めていた中高生である研究者の卵たちが、本賞をきっかけに研究をスタートさせ、科学技術の発展を牽引してくれることを願って実施するものです。

「アサヒ飲料社『カルピス』賞」は、当社が掲げた募集テーマに沿った研究テーマに対し応援する助成プログラムで、今回の募集テーマは「乳酸菌などの微生物を使った『健康』『環境』『コミュニティパートナーシップ』などの社会課題に役立つ研究」を全国の中高生から募った結果、53件の応募をいただきました。
採択した7チームには、研究費用として資金を助成するだけでなく、アサヒ飲料社の研究員が主催者のリバネス社スタッフと一緒にアドバイザーとして各チームに1名ずつ付くことで、研究の進め方などの相談を受け付けます。また、12月15日(日)にアサヒグループ本社ビルにて各チームによる研究成果発表会を実施することで研究者たちへ発表の機会も提供します。

当社では、10年、20年先のあるべき姿を示す「ビジョン」を策定し、「健康」「環境」「コミュニティパートナーシップ」などの重点課題領域を定め事業活動を行っています。
その一環として、身近な商品を通じ、小学生に乳酸菌や発酵について関心を持ってもらえるよう、2013年より小学生向けの出前授業プログラム「『カルピス』こども乳酸菌研究所」を実施しています。社員自らが講師となり、乳酸菌の顕微鏡観察や発酵により生み出される酸っぱさをpH試験紙で調べてみるなど、様々な実験を通して乳酸菌や発酵について学び、授業後半には未来の誰かの笑顔のために発酵の技術を使った発明アイデアを考えてもらうことで、夢を持つ大切さをお伝えしています。今回は、小学生へ向けた授業を発展させ、中高生向けに「誰かの笑顔のための発明(研究)」を支援できる機会として設定しました。

このたびの研究助成でも、小学校の次の世代となる中高生がこれを機に研究に興味を持ち、将来、果敢に課題に挑戦する研究者になってくれることを期待しています。

■研究に取り組む様子
 

採択チーム一覧

 

学校名 研究テーマ
秋田県立秋田高等学校 放射線耐性菌を用いたセシウムの回収
宮城県気仙沼高校 海洋性乳酸菌を使った芳香剤開発に向けた研究
市川学園市川高校 乳酸菌の増殖を促す植物由来機能性物質の探索
東京学芸大学附属国際中等教育学校 アントシアニンと腸内細菌の関係
プロバイオティクスへの活用を目指して
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校 酵母に光を当ててみたら~カラフルな光と発酵~
神奈川県立平塚江南高等学校 微生物を用いたシュレッダーダストの分解についての研究
静岡県立静岡農業高等学校 三保の松原における松葉微生物の活用研究

 

今後もアサヒ飲料株式会社は、サステナビリティの向上を目指したESGへの取組みを強化することでビジョンの実現を目指しています。

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