一夜限りの夢の共演！ “BLACK BALL NIGHT“でSTUTS、BIM、RYO-Zが異種コラボ作『マジックアワー』を初披露！

「マジックアワー」を初披露するSTUTS、BIM、RYO-Z／Photo by関口佳代

STUTS、BIM、RYO-Zが出演するライブイベント「BLACK BALL NIGHT supported by UCC BLACK無糖」が、9月18日にWWW Xで開催され、コラボレーション楽曲「マジックアワー」が初披露となった。
 

「UCC BLACK無糖」に好きなお酒を割って飲む「ブラックボール」

今回のコラボは、UCC上島珈琲株式会社が提案する「UCC BLACK無糖」の新たな飲用スタイル「ブラックボール」を広めるプロジェクトとして、スペースシャワーTVが企画したもの。アルコールを「UCC BLACK無糖」で割るといった新しい飲み方は、“異種の掛け合わせ”をテーマとしており、STUTSプロデュースのもと、BIMとRYO-Zとの3組が参加した「マジックアワー」も、異種の掛け合わせから生まれる新たな発見と新たな価値を生み出す飲料スタイルを音楽で表現している。
 

DJ SARASA／Photo by 関口佳代

イベントでは「ブラックボール」を実際に飲みながらライブ観覧することが可能。DJ SARASAがかけるヒップホップを主体としたビートにフロアの500名が揺られながら「ブラックボール」の香りとコク深い味を楽しんでいた。
 

BIM／Photo by 関口佳代

フロアが温まりきった頃、ステージにはバックDJを務めるVaVa、そしてBIMが登場。STUTSプロデュースの新曲「Veranda」から「夏は終わってねぇぞ！」と叫び、気の抜けたポップな「サンビーム」へとサマーチューンで繋いでいく。SIRUPとの楽曲「Slow Dance」を挟み、kZmとの「Dream Chaser」では「なぁダブダブ（WWW X）聞いてよ」とリリックをアレンジし、フロアを煽っていく。レーベルメイトであるPUNPEEとのキラーチューン「BUDDY」、ラストは名曲「Bonita」をBIMが着ていたベストを脱ぎ熱いパフォーマンスを見せた。
 

STUTS／Photo by 関口佳代

その後、フロアにはSTUTSが登場し、シームレスにDJが繋がれていく。1曲目にプレイされたのは「Summer Situation」。SIKK-O、鈴木真海子とのコラボレーション楽曲をSTUTSがMPCのパッドを叩き、グルーヴを作り出していく。「どうもSTUTSです」と話し出すと、「涼しくなってきましたが、夏を思い出すような感じでやっていきたいと思います」と宣言し、「Breeze」「Paradise」といった夏のエッセンスを感じさせる楽曲を鳴らしていく。Alfred Beach Sandalとの楽曲「Horizon」「Daylight Avenue」の2曲を経て、PUNPEEをフィーチャリングに迎え、BIMとHeiyuuがMV監督を務めた「夜を使いはたして」。タオルで汗だくになった顔を拭ったSTUTSは、ラストにBIMのお気に入りとしても知られる「Changes」を披露した。
 

フロアのバイブスも最高潮に／Photo by 関口佳代

そのままSTUTSがBIMとRYO-Zを呼び込むと、待ちかねたRYO-Zが「光栄です！」、BIMが「夏バックアゲイン！」と叫び、ついに「マジックアワー」が初披露される。STUTSがMPCを叩き、BIM、そしてRYO-Zへとマイクが繋がれていく。「マジックアワー」はSTUTSとBIMにより、敬愛するRIP SLYMEのトラックやリリックの引用がふんだんに用いられている。世代も違う3人の個性が交ざりあった、ノスタルジックであり新しい世界が「マジックアワー」という楽曲だ。
 

笑顔のSTUTSとRYO-Z

アウトロで「調子どうだー！」と声を出すBIMに、RYO-Zも嬉しそうに「やっと出来たね！」とコラボを果たした感慨を笑顔で表す。「こちらから見るみんなの光景がまさにマジックアワーです」とRYO-Zがステージからの眺めを美しい“マジックアワー”に例えると、フロアからは歓声が上がり、BIMが「勉強させていただきます」とコメントする一幕も。最後は、RYO-Zが「まだまだパーティーは終わらないぜ！」とクロージングアクトを務めるDJ SARASAへとバトンを繋いだ。

◆文：渡辺彰浩
◆撮影：関口佳代

＜イベント開催概要＞
『BLACK BALL NIGHT supported by UCC BLACK無糖』
【日時】2019年9月18日(水)  
       　　OPEN/START 18:30
【会場】 WWW X
【出演アーティスト】STUTS, BIM, RYO-Z，DJ SARASA