コーヒーのサブスクリプションサービス「PostCoffee」が、セレス、朝日メディアラボベンチャーズ、インキュベイトファンド、などから総額約5,000万円の資金調達を実施。

POST COFFEE 株式会社のプレスリリース

コーヒーのサブスクリプションサービス『PostCoffee』を運営するPOST COFFEE株式会社(本社 : 東京都渋谷区、代表取締役 : 下村 領)は、2019年9月、さらなる事業拡大に向けて、株式会社セレス、朝日メディアラボベンチャーズ、インキュベイトファンド、株式会社スタディーズを引受先とする総額約5,000万円の資金調達を実施したことを「コーヒーの日」である10月1日にお知らせいたします。

左から代表取締役 CEO 下村 領、取締役 CCO 下村 祐太朗左から代表取締役 CEO 下村 領、取締役 CCO 下村 祐太朗

  • 美味しいコーヒーは購入すること自体が難しい

2017年、米国スペシャルティコーヒー協会(SCA)は米国内のコーヒー消費量全体のうち、59%が品質の良いコーヒー(スペシャルティコーヒー)という分析結果を発表*。全米コーヒー協会(NCA)は「米国におけるコーヒーの消費に関する状況が、徐々にではあるが根本的に変化している」と指摘しています。

 

「サードウェーブコーヒー(コーヒーの第3の波)」の流行の後押しもあり、世界的に高価格で独自のフレーバーを楽しめるプレミアムなコーヒーの市場が拡大しています。

一方日本では2015 年にブルーボトルコーヒーが上陸して話題になるなど、米国のコーヒーカルチャーを後追いしていますが、品質の良いコーヒー(スペシャルティコーヒー)のマーケット規模はまだ全体のわずか8%*しかありません。米国と比べ、品質の良いコーヒーの流通量、販売チャネルが少なく、そもそも消費者が購入すること自体が難しい、というのが実情です。

その現状を解決するべく、当社では “毎日のコーヒーをもっと美味しく、スマートに”をミッションに、品質の良いコーヒーと消費者を最短距離でつなぐ『PostCoffee』を運営しています。
(*2017 U.S. Specialty Coffee Consumption Trends by SCA / *スペシャルティコーヒー 市場調査2016 by SCAJ)

 

  • PostCoffeeについて

1 : 欲しいタイミングでカンタン注文、翌日投函で届く。
定期便の弱点であった「需要と共有のすれ違い」をPostCoffeeは「オンデマンド」にすることで解決しています。豆が無くなった、もしくは無くなりそうなタイミングでアプリからワンタップで注文。コーヒー豆は最短翌日ポストに投函で届きます。再配達や不在票に悩むことはなくなります。

2 : 日本トップクラスのコーヒー。
コーヒーらしい体験を楽しむことができるように世界各国から選び抜かれた10種のシングルオリジン。そして毎日飲んでも飽きずに美味しいPostCoffeeオリジナルブレンド。全11種の個性豊かなコーヒー豆ラインナップを用意。豆はすべてスペシャルティーコーヒーを使用しています。

3 : 3種のコーヒー飲み比べスターターキットが無料。
マンスリープランに登録したユーザー様に、オリジナルドリッパー、3種のコーヒー豆(各1杯ずつ)、ペーパーフィルターがセットになったスターターキットを無料でお届けしています。マグカップとお湯を用意するだけで、気軽に自宅コーヒーライフを体験することができます。
 

  • オフラインへの出店、イベント

わたしたちのコーヒーを、リアルでも体験できるように、様々な場所でポップアップショップやイベントを予定しています。それぞれのリアルショップでしか手に入らない、スペシャルブレンドもご用意予定です。
・2019/10/16〜10/22 伊勢丹 B1Fベーカリーコーナー
・2019/11/14〜11/27 渋谷スクランブルスクエア 東棟B2F (予定)
・2019/11/27〜12/3 伊勢丹 B1Fベーカリーコーナー (予定)
・2019/12月未定  新東急プラザ渋谷(渋谷フクラス) 6F 
 

  • 今後のアップデートについて

年内中にパーソナライズの機能を加えた、サービスの大型アップデートを予定しています。ライフスタイルやユーザー自身の個性、好きな食べ物などのいくつかの質問に応えることで、コーヒーの淹れ方からコーヒー豆の種類、お届け頻度、量まで様々な要素をパーソナライズし、サブスクリプションで提供します。また飲んだコーヒーのフィードバックを繰り返すことで、お届けするコーヒーがさらに最適化されていきます。これによりコーヒー初心者でもより気軽に、プレミアムなコーヒーライフを体験していただくことが可能になります。
 

  • 資金調達の背景と目的

今回の資金調達で顧客体験の向上を目的としたパーソナライズ機能などの開発、ユーザーとのタッチポイント(オフライン店舗、イベント、冊子など)の強化、新しい焙煎所の設置による生産体制の強化など、事業拡大に向けた投資を行っていきます。
 

  • 経営陣

代表取締役 : 下村 領 / 取締役 : 下村 祐太朗

今期で17期目となるデジタルクリエイティブ制作の会社を兄弟で経営。デザイナー兼エンジニアとして常に第一線で活動をする。また渋谷区富ヶ谷でコーヒースタンドをオープンし2年半ほどバリスタを兼務するなど、クリエイティブとエンジニアリングとコーヒーの知見に長ける。
https://twitter.com/cyberryo
https://twitter.com/YUTARO
 

  • 資金調達先からのコメント

インキュベイトファンド 代表パートナー 赤浦 徹 氏

PostCoffeeは手軽に注文可能なサブスクリプションサービスにより「本当に美味しいコーヒー」と消費者との距離を縮め、コーヒーを飲むことに「新しい価値体験」を提供することができるサービスだと考えています。 ご自身がデザイナー兼エンジニアとして活躍される傍ら、コーヒショップを経営され、デジタルとコーヒー共に深い知見を持つ下村さんを中心としたメンバーと、マーケティングやサービスに対して深い知見を持つ他の株主の皆様ともに事業拡大に向けて取り組んで参ります。

株式会社セレス

コーヒーのサブスクリプションサービス「PostCoffee」は、アフィリエイトマーケティングを得意領域とするセレスの事業内容と親和性が高いと判断し、今回出資させていただきました。デザイナー兼エンジニアであり、コーヒーショップの経営経験を持つ下村兄弟、及びコーヒーへの深い知見を持つPostCoffeeのメンバーとともに、プレミアムなコーヒーライフを広めていければと思っております。

朝日メディアラボベンチャーズ 投資担当ディレクター 白石 健太郎 氏

ファンド設立後、お菓子・お花のサブスク事業に投資をしています。両社のサービス立ち上げ後から現在までの成長過程を見ている中で、同事業でのポイントとなる”チャーンレートの下げ方”、”ユーザーエンゲージメントの高め方”にはいくつか再現性があると感じています。 今回その再現性を元に、PostCoffeeの代表である下村兄弟と共に”コーヒーは苦いもの”と固定観念を持っている人たちに対し、新たな価値体験を提供したいと思い出資をさせて頂きました。色々書いていますが、出資の決め手は同社のコーヒーが”おいしい”からです。(笑)

株式会社スタディーズ 代表取締役社長 榊原 啓 氏

PostCoffeeの下村さんは、起業前はご兄弟で長らくデジタルデザインファームを経営されてきましたが、弊社もまたデザインファームの一種であり、デザインの思考法を経営戦略とクリエイティブの両面に応用することでお客様の事業成長を支えています。クリエイターならではのセンス、発想、ストイックさによって、データやロジックだけでは辿り着けない問いや答え、そして新しい景色を社会に創り出す仲間として、今回出資させていただきました。
 

  • 積極採用をおこなっています

 

PostCoffeeチームPostCoffeeチーム

当社では、一緒に「日本のコーヒーをもっと美味しく、スマートに」変えていく仲間を募集しています。特にエンジニア、広報、焙煎士候補、コーポレートスタッフについては積極採用をします。コーヒー好きな方、気軽にお声がけください!
https://www.wantedly.com/companies/postcoffee
 

  • 会社概要

会社名 : POST COFFEE 株式会社 (PostCoffee Co.)
代表 : 代表取締役 下村 領
所在地 : 東京都渋谷区富ヶ谷2-16-10 HOUSE 2F
設立 : 2018年9月
Webサイト : https://postcoffee.co/
Twitter : https://twitter.com/postcoffee_co
Instagram : https://www.instagram.com/postcoffee.co/
Facebook : https://www.facebook.com/postcoffee.co/

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