【株式会社ワンダーテーブル】上質な国産赤身肉を提供する「短角牛」プロジェクト本格始動

株式会社ワンダーテーブルのプレスリリース

■取組み背景
近年の赤身ステーキブームで都内を中心に多くのステーキレストランが開業しています。しかし、そのほとんどは、米国産か豪州産の牛肉を使用しており、上質な国産赤身肉を提供する店舗は僅かしかありません。そこで当社では、上質な和牛の赤身肉を安定的に確保する方法を模索し、2015年より様々な取組を始めました。その一つが、「短角牛」の仔牛を自社で購入し、岩手県山形町の飼育業者に飼育を委託する取組です。当社の各レストランにおいて試験的に販売を行った結果、お客様からも高評価を得ることができました。数量限定ではございますが、ユニオンスクエアートウキョウ、丸の内バルバッコアクラシコ、モーモーパラダイス歌舞伎町本店にて販売中です。

短角牛とは
短角牛は和牛の一種で、和牛全体の0.5%しか流通されない希少な牛です。自然交配と自然放牧によって健康的に育った短角牛の肉質は、ジューシーで噛むごとにおいしさが広がる上質な赤身肉です。

1)希少な品種
日本の和牛には、黒毛和牛、赤毛和牛、無角和牛、そして短角和牛の4種類があります。(この4種類以外は正式な和牛とは言えません。)国内の和牛流通量をみると、黒毛和牛が98.2%とほとんどで、赤毛和牛が1.3%、短角和牛が0.5%、無角和牛は全く流通していません。(平成29年のデータ)。従って、短角和牛は国内流通において最も希少なプレミアム牛なのです。

2)健康的な育成
短角牛は和牛の中で唯一、交配も出産も人の手を借りず自然のままで行います。また、出産後しばらくの間は自然放牧で育てられるため、運動量も豊富で健康的な牛として育ちます。短角牛は主に東北と北海道で年間7,500頭が生産され、当社が飼育委託している岩手県山形町では、毎年370頭が生産されています。

3)美味しさの特徴
短角牛の肉質は脂肪分が少ない高タンパクの赤身肉です。黒毛和牛の格付けがA5~A4であるのに対し、短角牛の格付けはA2~B2です。旨味となるアミノ酸をたっぷり含み、ジューシーで噛むほどに美味しさが口の中に広がります。後味にいやな脂っぽさは残りません。
 

究極の短角牛をめざし
当社では、市場のセリで目利きにより選ばれた仔牛を購入しています。更によりよい肉質にする為、独自の配合飼料で肥育したり、屠殺する月齢を変えたりして、最高の品質を探求し続けています。

「短角牛」メニュー

現在、既に提供されている「短角牛」を使ったお料理は二つあります。一つはニューヨーク料理「ユニオン スクエア トウキョウ」のステーキです。専用のグリラーを使って、旨味を閉じこめながら丁寧に焼き上げた逸品です。もう一つは六本木ヒルズと高輪にある「オービカ モッツァレラバー」です。繋ぎを一切使わずに作ったパテは、独特の歯ごたえとジューシーさが特徴です。この二つのお料理に加えて、2018年度は、シュラスコ料理専門店「バルバッコア」やしゃぶしゃぶ・すき焼き専門店「モーモーパラダイス」等、牛肉を扱うブランドを中心に「短角牛」のフェアを開催していきます。

 

 

<提供中店舗>
ユニオン スクエア トウキョウ
調理方法:ステーキ
使用部位:サーロイン、リブロース、ヒレ
その他:詳細は店舗WEBをご覧ください。(http://www.unionsquaretokyo.com/

■オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店、高輪店
調理方法:ハンバーガー
使用部位:ネック、すね、トモズネ
その他:詳細は店舗WEBをご覧ください。(http://obica.jp/

提供予定店舗
モーモーパラダイス 歌舞伎町本店
調理方法:しゃぶしゃぶ/すき焼き
使用部位:肩ロース、バラ(ブリスケット)
時期:2018年秋

■バルバッコア 丸の内店
調理方法:シュラスコ
使用部位:内モモ、ランプ、イチボ、肩バラ(トウガラシ)
時期:2019年春

 

 

株式会社ワンダーテーブル
株式会社ワンダーテーブルは、国内51 店舗、海外67店舗の飲食店を展開しています。しゃぶしゃぶ・すき焼き食べ放題「鍋ぞう」やビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」などの自社ブランドを国内外で展開する一方、アメリカンローストビーフ専門店「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」、シュラスコ料理専門店「バルバッコア」、モッツァレラバー「オービカ モッツァレラバー」などの著名な海外ブランドを誘致しています。

 

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