移動スーパーとくし丸がSMFLキャピタルと提携、販売現場で働く販売パートナーに向けたリース契約を開始

オイシックス・ラ・大地株式会社のプレスリリース

 地域の過疎化や核家族化などによる買い物難民は全国に825万人いると推計され(2018年農林水産省調査)大きな社会問題となっています。内閣府による平成28年版高齢社会白書調査によると全国の65歳以上の高齢者人口は2025年には日本国民の30.3%に達すると予測、また、世帯主が65歳以上の単独世帯と夫婦のみ世帯の世帯数全体に占める割合は、25%を超える見通しとなっており、今後移動スーパーのニーズはさらに高まる見込みです。このような社会的背景を受けて、とくし丸では全国各地の販売現場で働く販売パートナー(オーナー経営者)を広く募集、開業時の資金調達のハードルを軽減することで、販売パートナー応募の間口を広げ、サービス拡大につなげてまいります。

■移動スーパーとくし丸とは?
 とくし丸の移動スーパー事業は買い物難民を支援するため2012年に設立され、2016年5月からはオイシックス・ラ・大地の子会社となり、事業を推進しています。
 地域のスーパーマーケット(以下SM)と契約した販売パートナーと呼ばれるオーナー経営者(個人事業主)が地域の提携SMの商品を選りすぐり、400品目1200点の商品を冷蔵機能を備えた軽車両に積んで各エリアを巡回し商品を販売する仕組みです。(参考資料※1)
 また、地域の自治体や警察署と見守り協定を結び、お客様に病気の兆候があった場合は地域包括センターに連絡、詐欺事件を防止するなど地域の安全も見守っています。
 

■  販売パートナー採用拡大に向け、総合リース企業のSMFLキャピタルと提携
 本提携の背景について、SMFLキャピタルにてとくし丸が展開する移動スーパー事業を社会貢献性の高い事業であること、超高齢化社会において移動スーパーのニーズの高まりなどをご理解いただき、本提携に至っております。リース契約の実施については今夏から開始予定です。

■  地域の新しい働き方として注目される とくし丸の販売パートナーの働き方
 移動スーパーとくし丸の現場で働く販売パートナーはオーナー経営者(個人事業主)であるため、車両代金と諸経費を含め初期費用として約350万円が必要でしたが、SMFLキャピタルとの車両リース提携により、初期費用約100万円からのリース契約で開業が可能となりました。また、提携契約を結ぶことにより、費用や管理項目に応じた個別手続きを代行することで事務管理業務が軽減されます。

 また、とくし丸の販売パートナーの日販平均(今年6月)は8万7000円を超え、10万円を超える販売パートナーは80名を超える状況となっており、社会貢献性も高く持続可能な収益を得ながら地域で働くことができる仕事として注目をされています。これからも現場で働く販売パートナーのサポートに注力することで、お客様によりよいサービスをお届けしてまいります。

 ■ 企業情報

 

SMFLキャピタル株式会社
設立:1999年
代表取締役会長:川村嘉則
代表取締役社長 兼CEO:黒田淳
事業内容:総合リース業
所在地:東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル
 

株式会社とくし丸
設立:2012年
代表取締役社長:住友達也
事業内容:買い物難民に向けた移動スーパー事業
所在地:徳島県徳島市南末広町2-95 あわわビル3階

参考資料※1 とくし丸の仕組み

 

■ とくし丸の販売パートナーとは
 

移動スーパーとくし丸の車両を所有し、提携スーパーが取り扱う生鮮食品や生活雑貨等の移動販売を行う。
拠点となる地元スーパーの協力で、仕入れは「0(ゼロ)」。
いわば「販売代行」を行っていただく、という仕組み。そのため、生鮮食品のロスを心配せずに販売できる。
また、販売エリアでの顧客開拓やノウハウなどはとくし丸本部が丁寧にサポートする。

 
※ とくし丸の販売現場の取材や電話取材等、随時受け付けています。

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