くら寿司のプレスリリース
回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営するくら寿司株式会社(代表取締役社長:田中邦彦、所在地:大阪府堺市)は、2020年1月21日より、世界で活躍するクリエイティブディレクターである佐藤可士和氏の協力を得て、新ロゴを導入いたします。同日オープンする「くら寿司浅草ROX店」を皮切りに、随時店舗にも反映してまいります。
当社では、2020年を「第二の創業期」と位置づけ、国内のみならず海外進出を加速してまいります。今年は、訪日外国人観光客の最大化が予測され、日本の文化と和食が世界に再注目されます。回転寿司のすばらしさを日本のみならず海外への進出を通じて伝えるとともに、2030年中の「売上高3000億円」の達成を目指します。
これまで当社のロゴは、日本、アメリカ、台湾と、現地の方の親しみやすさも意識してあえて統一してきませんでした。
しかし、さらなるグローバル展開に向けて、“くら寿司ブランド”に対する認知の統一化をはかるべく、名だたるグローバル企業のブランディングに携わってきた佐藤可士和氏にロゴデザインの監修を依頼しました。
新ロゴ導入を通じて、日本国内や来日観光客の皆さんへのブランド認知を強化。そして「海外出店」にもより注力してまいります。統一されたロゴを基に、米国に続きアジアでも拡大する、新たな“くら寿司ブランド”に是非ご期待下さい。
■新ロゴの特徴
新しい「くら寿司」のロゴは、日本伝統の江戸文字をベースに現代的にデザインし、アルファベットの「KURA」を組み合わせることにより、グローバル展開の際にも、瞬間的に日本の回転寿司チェーン「くら寿司」の記号だと、わかりやすく認識できることを意識しました。
新たに開発したくら寿司の新しい紋章は、蔵を見て「中には何があるんだろう」とワクワクして夢が膨らむ思いがしたことから、お客様に夢や楽しみを持って来店していただきたいと、「くら寿司」という屋号を掲げた田中邦彦社長の思いを継承し、「く」「ら」の文字をモチーフに蔵に用いられるなまこ壁のイメージを踏襲してデザインしました。
日本の食文化のクオリテイや楽しさ、素晴らしさを世界に届けていく第二創業にあたり、創業精神を忘れないというくら寿司の決意を、この紋章に込めています。
■新ロゴを使用したグローバル期間店(くら寿司 浅草ROX店)
入口にある新ロゴ入りの提灯
壁際には多くの提灯が並ぶ
畳素材が使われたイスと白木のテーブル
醤油やお箸がしまわれるフラットテーブル
待機スペースにある歌川広重の浮世絵
待機スペースにある様々なお面
新ロゴの入った「浅草ROX店」独自のユニフォーム
新ロゴの入ったお皿や湯飲み
■くら寿司のグローバル事業年表
2009年9月 米国に回転寿司1号店を出店し、現在24店舗を運営。
2014年12月 台湾に出店し、現在22店舗を展開。
2019年8月 米国子会社である「くら寿司USA」の米NASDAQでの新規上場
2020年 「くら寿司 アジア」の台湾上場予定
2020年 「中国・上海」へ初出店予定
■佐藤可士和氏プロフィール
佐藤可士和 Kashiwa Sato
クリエイティブディレクター
博報堂を経て「SAMURAI」設立。主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループ、セブン-イレブンジャパン、今治タオルのブランドクリエイティブディレクション、「カップヌードルミュージアム」「ふじようちえん」のトータルプロデュースなど。近年は日清食品関西工場や武田グローバル本社など、大規模な建築プロジェクトにも従事。また、文化庁・文化交流使としても活動し、日本の優れた商品、文化、技術、コンテンツなどを海外に広く発信していくことにも注力している。毎日デザイン賞、東京ADCグランプリほか多数受賞。著書「佐藤可士和の超整理術」(日本経済新聞出版社)ほか。http://kashiwasato.com/