一六タルト パッケージリニューアル ①賞味期限伸長による食品ロス削減 ②包材資材質量の削減

(株)一六本舗のプレスリリース

 一六本舗は、明治16年に創業以来、伝統を守りつつ時代の変化に対応しながら今年で創業から138年目を迎えます。この度「一六タルト」は定番の柚子を筆頭に全てのパッケージをリニューアル致します。
 それと同時に包装材料のフィルムを世界最高水準のバリア性を持つ透明バリアフィルム「GL(ジーエル) BARRIER(バリア)」に変更致しました。その結果「一六タルト」はそのままの美味しさを保ちながら賞味期限を伸長する事による食品ロス削減と、包装資材質量の削減が可能となりました。2020年3月16日より「一六タルト柚子」、新発売の「一六タルト宇治抹茶」を「GL BARRIER」で包装しお届け致します。今後発売する季節限定の「一六タルト」も順次切り替えていく予定です。

1)賞味期限の伸長による食品ロス削減

今回、フィルムを変更することにより、1~2週間程度賞味期限が伸長し、美味しさはそのままに、長くお召し上がり頂けるようになりました。これにより、お客様がお買い上げいただいてから賞味期限が切れるまでの日数も伸び、日持ちするようになったため、遠方への贈り物やお土産にもお買い求め頂きやすくなっております。
また、一六本舗では販売可能日数を超過した商品(賞味期限が切れる前だが、賞味期限が近く、店頭では販売が好ましくない商品)を破棄していましたが、賞味期限伸長による、食品ロス削減が見込まれます。

賞味期限を伸長する為に内容物の劣化を防ぐ酸素バリア性能に優れたフィルム「GL(ジーエル)BARRIER
(バリア)」を導入しました。従来品のフィルムと比較して湿度や温度の影響を受けにくいため、バリア性能が大幅に改善し、一六タルトをより長く、安全に美味しくお召し上がり頂けるようになりました。
 
【「GL BARRIER」導入による食品ロス削減効果】

 「GL BARRIER」導入 ⇒年間食品ロス 従来比 51.4% となる見込み

【「GL BARRIER」のバリア性と賞味期限の伸長】
従来はナイロン素材を使用していましたが、酸素透過度が低く、バリア性のある「GL-AEY-W」を採用しました。
これにより、一六タルトの賞味期限が1週間~2週間程度伸長しました。
※賞味期限の伸長期間は商品により異なります
※「GL-AEY-W」の酸素透過度:0.5cc/㎡・day・atm

2)包装資材質量を約14%削減
透明バリアフィルム「GL BARRIER」構成にすることに伴い、SDGsの観点から従来の【和紙+バリア層+シーラント層】の3層構成から【バリア層+シーラント層】の2層構成に変更致しました。
これにより包装資材の削減量が、竿タイプは年間で約497㎏、削減率約14.0%※、ひと切れタイプは年間で約1,182kg、削減率約14.2%※が見込まれ、物流効率の向上を実現することでCO2排出量の削減につながります。(※凸版印刷の理論値試算)また、このフィルムは焼却時に塩素系ガスが発生しないため、環境に優しい包装資材です。

3)一六タルト柚子 新デザインご紹介
愛媛県産柚子を使った一六タルトの素材感を出したフィルムデザインに一新いたしました。黄色をベースカラーにグラデーションをつけ、柚子の香りが広がっていく様子を表現しています。他の季節限定の一六タルトと統一感を持たせたデザインとなり、売場がより華やかになるように工夫しました。また、和紙からナイロンに素材を変更し、マット調の表面加飾を施すことで品のある風合いを演出しました。

               <旧デザイン>

 

              
               <新デザイン>

                                     

■商品概要■    

【販売価格(税込)】 ※販売価格は変更ありません
 ●一六タルト(柚子) 1本 756円            
 ●ひと切れ一六タルト(柚子) 1個     129円
 ●ひと切れ一六タルト(柚子) 3個入   453円
 ●ひと切れ一六タルト(柚子) 5個入袋 680円
【販売期間】 2020年3月16日(月)~常設販売
【取扱い先】 一六本舗各店、卸納品先(松山空港、JR松山駅、高速道路SAなど)、一六本舗通販
 

 

 

 

タルトは、江戸初期に久松家初代藩主・松平定行公が、ポルトガル人から教わったといわれています。長崎探題職を兼務していた定行公は、ポルトガル船との海上での交渉の折に、ポルトガルのお菓子を食し、その味を気に入り、製法を松山に持ち帰ったとされています。
その南蛮菓子タルトは、カステラの中にジャムが入ったもので、現在のような餡入りのタルトは、定行公が独自に考案したものと思われます。その製法は後に久松家の家伝とされ、明治以降、松山の菓子司に技術が伝わり四国の名菓となりました。

「一六タルト」は、口当たりが良く、やわらかでキメ細やかなスポンジと、ほんのり上品な柚子風味の餡が特徴です。スポンジに餡を巻く作業は、創業時から変わらずひとつひとつ丁寧に手作業で巻き上げています。ふわふわのスポンジで餡を人の手でやさしく包んだ「一六タルト」の上品な味わいをご堪能ください。

≪商品情報等、詳しくはこちらをご覧ください。≫
・ホームページ http://www.itm-gr.co.jp/ichiroku
・Facebook  https://www.facebook.com/ichirokuhonpo

                                                                                   以上
 

 

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