サンクトガーレン、ドリアン香るクラフトビール 「ドリアンIPA」2020年4月1日(水)限定発売

サンクトガーレン有限会社のプレスリリース

サンクトガーレン有限会社(神奈川県厚木市/代表取締役 岩本伸久/下 写真)は、フルーツの王様ドリアンを使用したビール「ドリアンIPA(アイピーエー)」を2020年4月1日(水)24時間限定で販売します。
https://www.sanktgallenbrewery.com/DurianIPA/ 
 

サンクトガーレンは湘南ゴールドオレンジやパイナップル、リンゴなど季節の果物を使ったフルーツビールを数々製造販売しています。そんなサンクトガーレンが今回チャレンジしたのがドリアンです。

ドリアンはフルーツの王様でありながら強烈な臭いをもつことでもお馴染みで、ホテルやバスなど公共の場への持ち込みが禁止されているところもあるほどです。

 

  • ドリアンは痛い!

初めてのドリアンは“臭い”よりも“痛い!”というのが正直な感想。
棘はとても鋭く堅く、素手では持てません。

加工作業はまさに解体。包丁は簡単に入らず、工具まで用いました。
 

包丁が入らず、ドライバーでドリアンを割く包丁が入らず、ドライバーでドリアンを割く

ドリアンの棘を踏むと靴底に穴があくとか、車がパンクするとか、落下した実が下にいた人にぶつかり死亡した事例もあるとか…。

 

中は何個かの部屋に分かれていて、そこに果実が詰まっています。中は何個かの部屋に分かれていて、そこに果実が詰まっています。

 

  • ドリアンの香り

堅い殻を開けると漂ってくる香りは、例えるなら、温泉…、ガス漏れ…、玉ねぎ…!!というのが、スタッフ全員一致の意見。それも、別の階にいても分かるほどの物凄い強烈さ…。
 

ドリアンの果実は淡い黄色ドリアンの果実は淡い黄色

でも食べてみると、強烈な香りとは裏腹にバナナのように濃密な舌触りと、マンゴーやメロンを思わせるような甘さがあり美味しいのです。多幸感ある触感と味わい。まさに“地獄の匂いと天国の味をもつ果物”です。

 

中には大きなアーモンドのようなタネ中には大きなアーモンドのようなタネ

 

  • ドリアンIPAについて

このビールはドリアンの個性を”程良く”残しながら、ビールとして楽しめるギリギリのバランスをとることに苦心しました。

小麦麦芽とオーツ麦を30%使用したクリーミーな飲み口はドリアンの食感をイメージ。
ドリアンを頬張ったときの南国フルーツ特有の甘い風味を後押しするため、ホップにはトロピカルな香りが特徴のエクアノットとモザイクという品種を使用しています。
 

通常、サンクトガーレンのフルーツビールは果物をたっぷり使います。例えば現在発売中のアップルシナモンエールでは1回の醸造に500個のリンゴを使用しています。
でも今回使用したドリアンは、たったの5個です。瓶1本あたりのドリアン量は約0.8gです。それでも存在感は抜群で、栓を開けると漂う香りは…。

 

ドリアンを釜に投入ドリアンを釜に投入

  • ドリアンIPA概要

 

 

【商品名】ドリアンIPA

【内容量】330ml
【アルコール】7%
【賞味期限】2020年6月30日(要冷蔵)
【原材料】麦芽、ホップ、オーツ麦、ラクトース、ドリアン、バニラ
【販売場所】サンクトガーレンのネットショップ限定
【価格】2本セット 1,710円~(クール便送料込・税別)
【販売期間】2020年4月1日(水) 24時間限定。時間内でも3,000本が完売した時点で終了となります。
 ※ここ数年は夕方前に完売してしまうことが多いです

 

  • #ぜんぶドリアンのせいだ

ドリアンIPAには「 #ぜんぶドリアンのせいだ 」というサブタイトルが付いています。

ドリアンの臭さを体験してみたくて、
怖いもの見たさでこのビールを購入してみようと思われている方がいるかもしれません。

実際、臭いです。
ビール評価サイトで☆1がついたり、SNSで「臭くて、まずい」と叩かれるかもしれません。

試作の段階で発売を躊躇したのも、1度や2度ではありません。
でもそれは \#ぜんぶドリアンのせいだ/ と覚悟して、発売することにしました。

今、世界は新型コロナウイルスとの闘いで閉塞感が広がっています。
このビールがもたらす”臭い体験”で、少しでも笑いあってもらえればと思います。

また、ドリアンは臭いですが大変美味しい果物でもあります。
悪臭の先にある美味しさや、楽しさをお届け出来れば幸いです。

 

  • サンクトガーレンについて

 

その昔、日本には5社しかビール会社がありませんでした。
一部の大手メーカーにしかビール造りが許されていなかったためです。

サンクトガーレンはそんな頃に、クラフトビール(地ビール)激戦区のアメリカでビール造りをはじめました。
その様子はTIMEやNewsweekなどのアメリカメディアで話題となります。
それが日本のメディアに飛び火。
「日本人が日本でビール造りが出来ないのはおかしいのでは?」と、世論を巻き込み、ついに国が動きます。

1994年、酒税法改正。
小さいメーカーでもビール造りの免許が取得できるようになりました。
これをきっかけに日本各地に地ビール(クラフトビール)が誕生。
サンクトガーレンは、その先駆者として業界内で「地ビール0号」と呼ばれています。

サンクトガーレンが造るビールは、大手で主流のすっきりした味わいの“ラガービール”とは製法も味わいも対極の、香り豊かな“エールビール”一貫主義。国内外のコンテストで数々の受賞を誇ります。
そんな王道ビールの他、バレンタインのチョコビールや、桜の花を使ったフレーバービール、一升瓶ビールなど従来のビールのイメージを覆すような個性的なビールも製造しクラフトビールの魅力を広く発信しています。

サンクトガーレンでは、クラフトビールの面白さを広く発信するため、2010年から毎年エイプリルフール限定で冗談のようなビールを“本気”で造り、24時間限定で“本当”に販売しています。

サンクトガーレンはスイスの地名。
そこにあるサンクトガーレン修道院は世界で初めて醸造免許を取得した場所。
その原点を引く継ぐべく「サンクトガーレン」とブランド名に冠しています。

公式サイト : https://www.sanktgallenbrewery.com/
Twitter: https://twitter.com/SanktGallenSHOP
Facebook: https://www.facebook.com/SanktGallenBrewery
Instagram:https://www.instagram.com/mikisanktgallen/

4月1日は、エイプリルフールです。

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