日本ケロッグ合同会社のプレスリリース
今回の無償提供は、大阪大学との産学共創のヘルスケアプロジェクトとして2019年10月に実施された「阪大腸活プロジェクト」の発展アクションとして位置付けられます。阪大生の腸の健康意識向上を目的とした本プロジェクトでは、豊中キャンパス図書館下食堂において該当商品を利用した「阪大腸食セット」を提供。一般阪大生参加により実施された「腸活チャレンジ」では、同腸食セットを活用した腸のコンディショニングに対し、わずか2週間の食習慣改善ながらも、善玉菌の割合が一定に増加し腸内環境の改善傾向が確認されています。
昼夜を問わずコロナ対策の最前線で活躍を続ける医療従事者は、食生活も不規則になりがちです。そのような中、免疫細胞の7割を占めると言われる腸のコンディションを維持することは、最前線で働かれる医療従事者の方々のコンディション維持にも大きな意味を持つと考えられます。ケロッグと江崎グリコでは、忙しい医療現場でも手軽に摂取できる本“腸食”セットの提供を通じ、最前線で活躍される医療従事者の「体”腸”管理」をサポートしてまいります。
■寄贈対象・目的:大阪大学医学部付属病院に勤務する医療従事者への食支援
■寄贈商品:
・江崎グリコ BifiXヨーグルト ほんのり甘い加糖140g:15,000個
・江崎グリコ BifiX高濃度ビフィズス菌 ドリンク100g:14,400本
・日本ケロッグ オールブラン フルーツミックス 210g:3,780食分*
・日本ケロッグ オールブラン ブランリッチ 235g:5,385食分*
*40g=1食として計算
■ケロッグ オールブランについて
「オールブラン」は、1915年に”世界初の食物繊維が豊富なシリアル“「ブランフレーク」として米国で誕生し、100年以上にわたって世界中のお客様から愛されてきました。食物繊維のもつ腸内環境改善のチカラが次々と明らかになるなか、2020年4月、「ケロッグ オールブラン」シリーズ4製品全てを、小麦ブラン由来の発酵性食物繊維である「アラビノキシラン」を含んだ機能性表示食品としてリニューアルいたしました。
2020年4月 リニューアル新製品
■江崎グリコビフィックスについて
江崎グリコが保有する乳酸菌・ビフィズス菌、約1万菌株の中から選び出された、健康なヒト由来のビフィズス菌株BifiXを使用したヨーグルトです。乳酸菌やビフィズス菌の種類が多様化しているヨーグルト市場において、生きて届きおなかで増えるビフィズス菌を摂るだけでなく、そのビフィズス菌を働かせる食物繊維「イヌリン」を入れるという、新しいヨーグルトのスタンダードを提唱しています。
BifiXヨーグルト (ほんのり甘い加糖)
■発酵性食物繊維とは
発酵性食物繊維とは、腸内細菌によって発酵されやすい食物繊維を指します。腸に棲む善玉菌のエサとなり腸内で発酵(分解)されることにより、腸内環境を整える短鎖脂肪酸を発生させます。発酵性食物繊維は、穀物や根菜などの食品に多く含まれます。小麦や玄米の「ぬか(ブラン)」部分に含まれる「アラビノキシラン」、大麦やオーツ麦に含まれる「βグルカン」、ごぼうや玉ねぎなどに含まれる「イヌリン」、フルーツ類に含まれる「ペクチン」などが代表的な発酵性食物繊維です。
■「阪大腸活プロジェクト」とは
大阪大学およびケロッグ、江崎グリコ、コニカミノルタにより2019年10月に実施された産学共創ヘルスケアプロジェクトで、本プロジェクトは、”人生100年時代を生き抜く健康リテラシーの向上”を目的に、阪大生を主体として企業・大学の連携を通じて推進された健康啓発プロジェクトです。腸活実践グループ「阪大腸活部」が考案した様々な取り組みを通じて、阪大生の「腸の健康」に対する意識向上を目指しました。