POSデータによる調査レポート 昨対比42%増!「こめ油」市場が拡大

築野食品工業株式会社のプレスリリース

築野食品工業株式会社(本社:和歌山県伊都郡かつらぎ町 代表取締役社長 築野富美https://www.tsuno.co.jp/)は、2020年3月~5月のPOSデータを調査し、家庭用「こめ油」の市場が昨対比で42%伸長したことが分かりました。今回の調査で、巣ごもり需要による植物油カテゴリー全体の伸長率は昨対比+11%であったのに対し、こめ油やゴマ油はいずれも昨対比+42%であることが分かりました。(2020年3~5月 日経POSデータ 全国金額ベース実績より)

 

 

【考察】

●巣ごもり需要により家庭用植物油全体の売上が拡大
2020年4月7日に全国を対象にした「緊急事態宣言」が発令され、在宅勤務、休校、飲食店の営業自粛など、様々な要因により、家庭での飲食の機会が増えました。料理に欠かせない家庭用植物油の売上が11%伸長したことは、消費者のスーパーマーケットでの購買活動が、POSデータに反映された結果と考えられます。

●サプリオイルは伸び悩み、健康イメージが強く汎用性の高いオイルが伸長
近年市場が急拡大しているサプリオイル(えごま油・アマニ油等)ですが、この期間においてはスーパーマーケットでの消費は伸び悩みました。一般的にサプリメントの需要は拡大しているため、購入経路に変化があった可能性が考えられます。一方で、ゴマ油やこめ油は、普段使いができる汎用性の高い植物油であり、酸化に強く健康に良いイメージがあるため、需要が拡大したと考えられます。 

●TSUNOの「こめ油」は大容量の売上が拡大
当社の家庭用国産こめ油は、特に大容量サイズ(1500g)の売上が拡大しました。料理のジャンルを選ばず、健康によいイメージが認知され、普段使いの油としてこめ油をご利用いただいたと考えられます。

 

2019年に当社ECサイト会員を対象に実施したアンケートで、こめ油は、揚げ物や炒めもの、煮物、ドレッシングと、様々な料理で使用されていることが分かっています。

(アンケート質問内容:こめ油・サラダ油・キャノーラ油・オリーブオイル・ゴマ油について、あなたはそれぞれどのような用途で使用していますか。あてはまるものすべてお選びください。)

 

○コレステロールの吸収を阻害する「植物ステロール」
植物ステロールは、油の食物繊維といわれ、悪玉コレステロールの吸収を抑える効果があると言われています。

 

○からだの健康を維持する「ビタミンE」
ビタミンEには抗酸化作用があり、細胞の健康維持を
助けるとされています。こめ油には、他の油と比較して多くのビタミンEが含まれています。

○ビタミンEの数十倍の抗酸化作用を持つ
「トコトリエノール(スーパービタミンE)」
トコトリエノールは、こめ油に特に多く含まれる成分です。ビタミンEの数十倍の抗酸化作用があります。

○こめ油特有の成分「γ-オリザノール」
γ-オリザノールは“お米のポリフェノール”と呼ばれ、
抗酸化作用を持つこめ油特有の成分として注目されています。

■増えた料理時間が快適になる「こめ油」の魅力
○油酔いしにくい
揚げ物をすると部屋中に油のニオイが立ちこめて、気分が悪くなったり食欲がなくなったりする「油酔い」と言われる状態になります。これは加熱による油酔い物質の発生が原因。こめ油はこの物質の発生が他の食用油に比べて少ないので、快適に調理ができ、部屋にイヤなニオイが充満したりすることがありません。

○洗いものが楽ちん

他の食用油に比べてべたつきが少なく、サラサラしているこめ油。

調理後の揚げ鍋や食べた後の食器洗いにも差が出ます。「油がまとわりついていないから、洗い物がラクで助かる」「コンロのお掃除が楽になった」という声を多くの方からいただいています。

 

■商品情報

○こめ油
こめ油は100%「米ぬか」を原料とした、良質の植物油です。
素材の味を引き立てる風味の良さが特長。炒めもの、揚げもの、ドレッシングなど、どのようなお料理にも美味しくお使いいただけます。

 

【築野食品工業株式会社の企業概要】
わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。
設 立 :昭和22年2月1日
代表者 :代表取締役社長 築野富美
URL  :https://www.tsuno.co.jp/

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