USAライス連合会のプレスリリース
USAライス連合会日本代表事務所(本部:米国バージニア州)は、カリフォルニア産の中粒種「カルローズ」を使用した、『第6回カルローズ料理コンテスト2018』の最終実技審査を8月23日に実施、各部門の最優秀賞と優秀賞が決定しました。同日、審査会場の東京ガスショールーム「厨BO!SHIODOME」(東京都港区)に於いて、結果発表並びに表彰式を行いました。
今年のテーマは”SUSHI カルローズ ニュースタイル”です。プロを対象とした「レストラン部門」と「デリ部門」、プロを目指す「学生部門」の全592作品のうち、一次審査を通過した「レストラン部門」と「デリ部門」のファイナリスト11名が最終実技審査に挑みました。学生部門は書類審査のみで、3名の優秀賞を決定いたしました。日本の伝統食「寿司」が海外でも親しまれる“SUSHI”に進化しています。「カルローズ」でSUSHIの世界を拡げる独創的なメニューが揃いました。
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◆第6回「カルローズ」料理コンテスト2018 結果発表◆
https://www.usarice-jp.com/pro_contest_2018/
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■【一般レストラン部門】 (応募総数:152作品) (敬称略)
<最優秀賞>
カルローズのピカタ四川風~酸味のアンサンブル~
山口 諒真/ホテルニューオータニ レストラン SATSUKI 調理
★イタリア料理のピカタを巻きずしに見立てた冷製料理。豆板醤やニンニク、ごま油を加えたスパイシーなカルローズ
<優秀賞>
アサイーボウル風SUSHI
松山 柊也/株式会社プリンスホテル サンシャインシティプリンスホテル バイエルン 調理
★アサイーボウルに見立てたSUSHI。日本米では難しいフルーツとの組み合わせが実現。
■【一般デリ部門】 (応募総数:25作品) (敬称略)
<最優秀賞>
紫蘇の香る魚介のゼリー カルローズ米の手毬Sushi
槍田 和司/株式会社ミリアルリゾートホテルズ ディズニーアンバサダーホテル 調理部レストラン調理課 エンパイア・グリル
★和食の素材でフレンチの調理法、ゼリーでコーティングした手毬SUSHIは一口で魚介の旨みが味わえる。
<優秀賞>
オレンジ果汁で炊いたカルローズ・鴨肉のバッテラ
渋谷 仁/フランス料理 エルルカン ビス
★オレンジ果汁で炊いたカルローズを鴨肉と組み合わせた新しいSUSHI。和とフレンチの融合。
■【学生部門】優秀賞3作品 (応募総数:415作品) (敬称略)
(a)鯛の押し寿司 昆布出汁のエスプーマ添え
青田 百香/女子栄養大学短期大学部 食物栄養学科
(b)ガパオいなり寿司
青山 瑞希/日本女子大学家政学部 食物学科食物学専攻
(c)地中海風押し寿司
原 千里/十文字学園女子大学人間生活学部 食物栄養学科
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■審査員コメント
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SUSHIというテーマに、非常に完成度の高いメニューが揃いました。カルローズの良さを活かし、寿司から一歩先に出た様々なアイディアが素晴らしい。デリ部門はどれも今すぐに商品化できそうな作品でした。
世界各地で様々な素材を使い、SUSHIは進化を続けています。寿司職人では発想しにくいフュージョンとしてのSUSHIに、カルローズの可能性が感じられました。SUSHIにはコメと素材の一体感が求められる難しさがありますが、これに今後も挑戦していただきたいと思います。
学生部門は、415作品と数多くの応募の中から選ばれた3作品でした。USAライス連合会はこれからもプロを目指す学生を応援し、コンテストの門を開いていきます。
当コンテストのために初来日したUSAライス連合会米国本部・インターナショナルプロモーション副会長のSarah Moran(サラ・モラン)は、参加者に感謝すると共に、「今回のコンテストを楽しみにしていました。本日試食した作品群は今までで一番美味しいSUSHIと感じました。これからもクリエイティブでイノベイティブなSUSHIに期待しています。」とコメントしました。
一般部門の最優秀賞受賞者には賞金20万円、優秀賞には賞金5万円、副賞としてカルローズ10kgを進呈、また最終審査に残った入賞者全員に賞状が授与されました。学生部門の優秀賞受賞者には賞金3万円が贈られました。
■審査員:東京すしアカデミー(株)代表取締役社長 福江誠氏/RECIPE&MARKET、L’AS オーナーシェフ 兼子大輔氏/(株)Mizkan MD本部 開発技術部 開発技術2課 兼 味確認室 永坂武寛氏/(株)クーニーズ・アソシエ代表取締役 青島邦彰氏/(株)柴田書店 浅井裕子氏/USAライス連合会
■後援:アメリカ大使館農産物貿易事務所(ATO)
■その他入賞者一覧 (五十音順、敬称略)
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【一般レストラン部門】 4作品
1. “スープで食べる”今穫れ野菜の「散らし寿司」
2. ガスパチョに見立てたばら寿司 お米のバリエーションを楽しんで
黒田 幸裕/リーガロイヤルホテル レストラン シャンボール
3. ワインビネガーのシートを纏った炙りサーモンのカルローズ寿司
吉井 康博/宮古島東急ホテル&リゾーツ 洋食調理部
4. カルローズのセルクル寿司 モザイク仕立て
吉田 光/株式会社クリエイト・ベイサイド Mare Cucina
【一般デリ部門】 3作品
A. 松阪牛しぐれ煮と夏野菜のごちそう香味寿司ケーキ~花穂紫蘇と金箔を添えて~
上田 茂雄/株式会社まつおか 商品本部開発部
B. 四色のちらし寿司~カルローズ米で~
大川 将和/株式会社ミリアルリゾートホテルズ ディズニーアンバサダーホテル 調理部レストラン調理課 エンパイア・グリル
C. ぷちぷちカップスシ
平光 直文、宮崎 麻衣/株式会社美ノ久開発チーム
*一般デリ部門については、一次審査通過者は該当者1名なしのため、当初予定の6名でなく5名となりました
コンテスト詳細については、http://www.usarice-jp.com/pro_contest_2018/ でご覧いただけます。