新型コロナで販路を失った生産者と消費者をつなぐ ライブコマース導入型オンライン食品展を9月5日(土)開催!

有限会社ITSプランニングのプレスリリース

企業のデジタル化・DX支援を提供する有限会社ITSプランニング(所在地:東京都渋谷区、代表者:兼安 暁)は、2020年9月5日(土)に、コロナ禍で販路損失に見舞われた食材を扱う食品の生産者・卸し・加工業者の新たな販路拡大を支援することを目指した、オンライン食品展(以下、本イベント)を開催いたします。

メインビジュアル

経済産業省が今年5月に発表した資料( https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/seicho_senryaku/pdf/003_03_00.pdf )のP35によると、日本の消費者の購買行動は、日本のクレジットカード購買額を見ると、2020年1月後半から4月前半にかけて、旅行(92%減)、宿泊(75%減)、外食(61%減)などで大きく減少したと発表されています。宿泊の減少により、地場の高級食材が売れなくなります。また、帝国データバンクが発表した上場企業(外食産業)の月次売上高動向調査(2020年7月分)によると、85%の企業が前年同月を下回っているそうです。この売上減少は、食材の仕入れ減少に直結します。

■オンラインイベントとライブコマースの融合
本イベントは、コロナ禍の中、全国で開催が急速に広まっているオンラインイベントとライブコマースの併用という新たな試みです。現存のオンラインマルシェでは、オンライン化したとはいえ直接対話できる範囲に限定して来場者とコミュニケーションするに留まっていましたが、この試みにより、これまでの通販モールやSNSでの販売では消費者に十分に伝わらなかった、生産物の情報はもとより生産者達の生産物にかける想いやストーリー、特色を直接消費者である来場者へに届けることが可能となります。
すでに全国から14社がライブコマース導入型オンライン食品展への出展を決定しております。

■出店者の特徴
これら14社は、以下のように、それぞれとても特徴的で魅力的な要素を持っています。
若者達が農業を楽しんでいる企業様、完全オーガニックにこだわっている企業様、江戸時代や神話の時代からの伝統を守り抜いている企業様、稀有な商品を自ら開発して販売している企業様など、オンラインマルシェ形式を取る当イベントの特性を生かして、来場者が彼らの魅力的なストーリーに触れるには最適な企業様ばかりが集まりました。

<北海道>
●農猿
2015年に若手農家が主体となって結成。元気溢れる若者達が、「楽しい」を追求して、グルテンフリーの食材等を開発・販売
https://www.noen-store.com/

●養老牛山本牧場
北海道中標津町の小さなオーガニックファーム。100%グラスフェド(牧草飼養)の牛は厳しい北海道の自然環境の中でも搾乳時間以外は一年中放牧されている。
https://ec.wildmilk.jp/products/list

<関東地方>
●ABCミート(栃木県)
生産者さんが那須の大自然で、最新のテクノロジーと情熱を持って育てた「一貫生産体制」の那須野ヶ原牛や、一つ一つ手ごねした昔ながらの洋食屋さんのような和牛入りハンバーグを販売。
https://www.abc-meat.com

●ことほぎ(群馬県)
嘉永3年(1850)群馬県前橋市で、寒天、こんにゃくの製造販売として創業。
日本の伝統食品でもある寒天を代々受け継がれた製法で本物を残したい。
5年連続で伊勢神宮外宮奉納。
https://kotohogi.theshop.jp/

●秘蜜な焼き芋(東京都)
ドバイ育ちの女性起業家、釜谷 あすり氏が販売スタッフの“いもがーる”のメンバーと共に皆さまに美味しくて、美容にも良い焼き芋をお届け。ねっとり、スプーンでも食べれるまるでスイートポテトのような感触。砂糖も一切なく、自然の贅沢スイーツ。
https://himitsuoimo.thebase.in/

●関西酒場らくだば(東京都)
新宿御苑にある大阪お笑い芸人に人気の居酒屋。すっかり来店者が減ってしまった代わりに、高槻名物うどん餃子を全国区に広めようと販売。
https://rakudaba.thebase.in

<北陸地方>
●新潟ボイセンベリー生産組合(新潟県)
スーパーフード「ポイセンベリー」で地域活性化を目指して昨年設立した農業組合。
https://shop.ng-life.jp/boysenberry/

<中部地方>
●烏骨鶏本舗(岐阜県)
栄養豊富な烏骨鶏の素材を通じて、人々の健康に貢献したい。そんな想いを込めて誕生したのが烏骨鶏本舗の製品です。「烏骨鶏本舗」では、烏骨鶏の卵をはじめ、バウムクーヘン、カステラ、プリン、ロールケーキ、エッグタルトなど取り揃え。
http://www.ukokkeihonpo.com/

<近畿地方>
●べじたぶるプロ(京都府)
京都府の最北端にある丹後半島からの出展。販売品目は以下品目。
お野菜は全て農薬、化学肥料に頼らない自然の循環に寄り添った、自然栽培、有機栽培、JGAP認定野菜のセット
・野菜セット
・旬のフルーツ
・海産物
・こだわりの加工品など
https://vegetablepro.stores.jp/

<中国地方>
●ウミノネコーヒー焙煎所(山口県)
無農薬・減農薬のコーヒー豆を厳選。
顔の見える小さな生産者から買い付けます。
緑豊かな森を守りつつ、コーヒーの木を育て、木々の陰でゆっくり適熟した赤い実だけを丁寧に摘みで収穫されたコーヒー豆。
http://shop.uminone-kanmon.com

<九州地方>
●通販SHOP TEBURAYA(福岡県)
元祖もつ鍋 楽天地!!
創業43年福岡を代表するもつ鍋をご家庭で気楽に味わえます。
4人前~ 4,140円(税抜き) 送料無料!! (常温:冷凍)
食べログ第1位獲得!! 秘密のケンミンショー4回、アメトークでもご紹介されています。
https://tsuku2.jp/teburaya

●サガンベジ(佐賀県)
有機葉物野菜を中心とした17品目を年間通して栽培。栽培には化学合成肥料や化学農薬等は勿論、動物性由来の肥料は使用せず、天然の植物性の肥料を使用。さらに有機JAS法で認められた農薬も使用せず、完全無農薬で栽培。
https://saganvege.com/

●高千穂ムラたび(宮崎県)
神話の郷・高千穂町の秘境、秋元地区で、お米の魅力を最大限に引き出した商品作りをしている。どぶろく、甘酒、米粉・米ぬかのお菓子などは全て素材や無添加にこだわった、体が喜ぶ商品たち。イチオシ商品は、宮崎特産柑橘“へべす”の甘酒!甘酒なのにきゅっと酸っぱく、冷やして飲むととっても美味しい。
https://takachiho-muratabi.stores.jp/

●真栄田そば(沖縄県)
世界初!色の変化する青い塩。
青い塩の秘密は無農薬で育てられたバタフライピーという花の色。アントシアニンを豊富に含んだバタフライピーがレモンなどの酸性の物に反応して、一瞬で青からピンクに色が変わります!
沖縄100%の青い塩です!売り上げの一部は珊瑚の保全活動に役立てられます。
https://aoishio.thebase.in/

■イベントの様子
当日、来場者は、オンライン会場となる特設YouTubeやFacebook上で、各出展者のライブ形式で情報を知ったのち興味を持った出展者とオンライン会議システムRemo内出店者ブースでビデオ通話を用いて直接交流することで、選択し納得して食品を購入することができます。移動やコロナ感染のリスクなく、自ら望んだ食するものを味わう幸せや充実感を取り戻すことを促します。
なお、本イベントは、オンライン青森夏祭りやハンドメイドオンラインマルシェ等先進的なオンラインイベントをプロデュースし、挑戦と実践の場を提供している一般社団法人おうえんフェス(所在地:神奈川県川崎市、代表理事:高田 洋平)内のオンラインコミュニティ・おうえんサロンに所属するメンバー達が、それぞれのオンラインイベント企画を持ち寄って合同開催する、おうえんオンラインモール内の一コンテンツとして実施いたします。


(Remoで対話しながら食品を紹介している様子)

■おうえんオンラインモールの概要
おうえんオンラインモールは、2020年9月5日土曜日の朝から夜まで時間帯を3部に分けて行うオンラインイベントのSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービスの略。従来は、ソフトウェアは購入して、パソコン等にインストールしなくては使えなかったが、月々の利用料を支払うことでWebブラウザから利用できるようにしたもの)であるRemoを活用し、以下の構成で開催する予定です。

1階:総合受付・案内
2階:可愛い特化型マルシェ
3階:食品展(本イベント)
4階:日本応援!旅館・伝統工芸
5階:楽しい学び空間

おうえんオンラインモール公式サイト: http://ooen.himitudougu.com/mall0905/

■オンライン食品展の概要
開催日 : 2020年9月5日
開催時間: 13:30~17:00
来場方法: 下記URLよりお申し込み後にリンク先をメールにてご案内いたします。
入場料 : 無料(当日申込も可)
公式HP : https://peraichi.com/landing_pages/view/japanfoodexpo

●(No./出店者名/所在地)
・No.1/農猿/北海道
<主な商品>
ゆめぴりか米、ママと赤ちゃんを助ける離乳食専用の米粉

・No.2/べじたぶるプロ/京都
<主な商品>
京丹後の有機無農薬自然栽培の野菜

・No.3/真栄田そば/沖縄
<主な商品>
沖縄そば、オリジナルの「青い塩」

・No.4/高千穂ムラたび/宮崎
<主な商品>
神話の郷・高千穂の秘境で作るどぶろく・甘酒・コメ加工品

・No.5/養老牛山本牧場/北海道
<主な商品>
養老牛放牧牛乳、ジェラート、プリン

・No.6/通販SHOP TEBURAYA/福岡
<主な商品>
家庭で楽しめるもつ鍋セット

・No.7/新潟ボイセンベリー生産組合/新潟
<主な商品>
抗酸化スーパーフードを使った寒天ゼリー

・No.8/ことほぎ/群馬
<主な商品>
白玉、寒天などの、和のスイーツ

・No.9/秘蜜な焼き芋/東京
<主な商品>
ドバイ育ちの女性起業家、釜谷氏が手掛ける話題の焼き芋

・No.10/烏骨鶏本舗/岐阜
<主な商品>
烏骨鶏の卵、TKGセット、バウムクーヘン、カステラ等の洋菓子

・No.11/ウミノネコーヒー焙煎所/山口
<主な商品>
有機無農薬のコーヒー豆をお好みのテイストに焙煎してお届け

・No.12/ABCミート/栃木
<主な商品>
那須野ヶ原牛、手ごね和牛ハンバーグ

・No.13/関西酒場らくだば/東京
<主な商品>
うどん餃子

・No.14/サガンベジ/佐賀
<主な商品>
完全無農薬、有機葉物野菜を中心とした17品目

■主催者の想い
「オンライン食品展」実行委員会 代表 兼安 暁
コロナ禍により、突然、世界中で経済が止まってしまいました。モノの流れが止まり、お金の流れも止まってしまいました。そして、飲食店が営業できなくなったことで、それまで高級店にしか卸されていなかった食材の行き場がなくなりました。あれから半年が経ち飲食店も営業を再開しているものの、営業時間の制限や座席数を減らしての営業を続けており、また外出を控える人達はいまだ多いために、コロナ前の客足には程遠い状態です。
飲食店の来店客が減れば、当然食品の仕入れ量も減ります。生産者にとっては、売上減少に直結します。お金の問題だけではありません。農産物も牛乳も牛や豚、養殖魚も、出荷時期を逃すと廃棄するしかなくなってしまいます。
さらには、全国で物産展などのイベントが軒並み中止になったために、販売機会を失った業者もたくさんいると聞きます。

農産物が売れなくなると、生産者や卸などの企業が倒産し、景気が悪くなります。しかし、それは経済だけの話ではありません。食のサプライチェーンがズタズタに引き裂かれてしまうと、景気が良くなったとしても、いちど失った生産施設や物流ルートは、簡単には元には戻らないのです。いちど閉じた事業を復活させるというような簡単な話ではないからです。

一方で、コロナとともに、オンライン市場が急激に伸びています。そして、これまではごく一部の人が仕事で利用していただけであったZoom等のオンラインビデオ会議システムが急に普及しました。リアルなイベントが無くなった反面、オンラインイベントが急激に伸びています。
日頃、企業のIT戦略立案に関わっていることから、私もこの時代の変化をいち早く察知することができ、オンラインイベントの世界に飛び込みました。そして、この知識・経験が、食のサプライチェーンを救うことに、多少なりとも役に立つのではないかと思い立ちました。

折しも、昨年くらいに中国などで流行り始めているライブコマースという新たな販売手法が日本でも注目を浴び始めました。このライブコマースという販売手法と、オンラインマルシェのようなオンラインイベントを組み合わせることで、食に関わる人達に新たなデジタル販路を構築するきっかけを提供できるのではないか?非対面型ビジネスモデルへの転換をはかるチャンスなのではないか?そう考えて、企画を立て、開催にこぎつけようとしています。

今回、出店を決めていただいた14社は、これまで食のビジネスにはまったく関わったことのない私の呼びかけに対して、「面白い!」と賛同いただいた企業ばかりです。これまで何の関わりもなかった企業様ばかりですが、個性的で魅力的で、応援したくなる企業ばかりが集まってくれました。少しでも多くの方々に、このような生産者・卸し業者・飲食店を知っていただきたいです。ぜひとも、イベントに参加してください。

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