2020年「ハロウィーン」への参加意向・賛否の理由等を調査

株式会社リクルートライフスタイルのプレスリリース

株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、「ハロウィーン」への参加・仮装意向、賛否等に関する意識についてのアンケートを実施しましたので、その結果を発表いたします。

<要約>
POINT1. 2020年「ハロウィーン」行事参加予定者は15.2%、前年比6.0ポイントの減少

・2020年の「ハロウィーン」行事参加予定は15.2%。前年の参加予定21.2%から6.0ポイント減少し、過去6年間で最低値。

POINT2. 「ハロウィーン」を一緒に過ごしたい相手は「夫婦」「家族・親族」。過ごし方の希望は「家で」「スイーツ」「飲酒」等
・「ハロウィーン」を過ごしたい相手は、1位「夫婦2人で」8.6%、2位「家族・親族(小学生以上18歳以下の子連れ)」8.5%、3位「友人・知人」「家族・親族(未就学児連れ)」ともに7.7%。
・「ハロウィーン」の過ごし方の希望は、1位「家で過ごしたい」22.2%、2位「ハロウィーンスイーツを食べたい」12.2%、3位「飲酒を楽しみたい」8.9%。
・新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、過ごし方「家で過ごしたい」が最多。

POINT3. 「ハロウィーン」肯定理由「日本風に楽しめば良い」37.8%、否定理由「新型コロナウイルス感染拡大危惧」41.6%
・「ハロウィーン」に肯定的な理由は、1位「本来の意味と違っても日本風に楽しめば良い」37.8%、2位「子どものためのお祭りとして良い」33.8%、3位「経済効果がある」31.3%。
・「ハロウィーン」に否定的な理由は、1位「自分には関係がないように思う」43.4%、2位「新型コロナウイルス感染症の感染拡大につながりそう」41.6%、3位「何かと理由をつけて騒ぐのは良くない」37.5%。

1. 2020年「ハロウィーン」行事参加予定者は15.2%、前年に比べて大幅減
日本でも仮装やコスプレを楽しむ感覚で定着してきた「ハロウィーン」。2020年の参加予定については3圏域計で15.2%と、前年の参加予定21.2%から6.0ポイント減少し、過去6年間の最低値となっている。参加意向が最も高かったのは男女とも20代で、20代女性では23.0%、20代男性では22.0%が参加予定と回答している。前年の参加実績(2020年に調査)と今年の参加予定を比べると、20代男性(7.6ポイント減)、30代女性(7.1%減)を筆頭に減少幅が大きく、参加を予定している世代は例年通り若い世代が多いものの、参加予定者の減少幅も大きい結果となった。

■ハロウィーンに関連した飲食、パーティー、イベントについて、今年の参加予定(全体/単一回答)

※帯グラフは、当年調査で聴取した、当年の参加意向を示す。
※「前年の参加実績」:当年調査で聴取した、前年の参加実績を示す。
※「今年の参加予定 – 前年の参加実績」:当年調査で聴取した、「当年の『参加したい』割合」-「前年の参加実績」で算出。

※「参加の予定がある」:『今年参加したいハロウィーンに関連した飲食、パーティー、イベント』の「自分が企画・呼びかけしようと思っているもの」「企画はしないが参加しようと思っているもの」で、いずれかの飲食、パーティー、イベントに「参加したい」と回答した人を集計
※「参加の予定はない」:『今年参加したいハロウィーンに関連した飲食、パーティー、イベント』の「自分が企画・呼びかけしようと思っているもの」「企画はしないが参加しようと思っているもの」ともに「参加の予定はない」と回答した人を集計

2.2020年の「ハロウィーン」を一緒に過ごしたい相手は「夫婦」「家族・親族」が中心
2020年の「ハロウィーン」を誰と過ごしたいかを聞いた。「ハロウィーンを意識して過ごすつもりはない」以外でのトップ5が僅差で、1位は「夫婦2人で」が8.6%、2位は「家族・親族(小学生以上18歳以下の子連れ)」が8.5%、3位は「友人・知人」「家族・親族(未就学児連れ)」がともに7.7% 、5位が「家族・親族(19歳以上のみ)」が7.6%。20代男女では「友人・知人」や「恋人や異性の相手と2人で」が他の年代よりも多いものの、全体としては、「夫婦」や「家族・親族」で過ごすスタイルが中心になりそうだ。

■今年のハロウィーンは誰と過ごしたいか(全体/複数回答)

3.2020年の「ハロウィーン」、過ごし方の希望は「家で」「スイーツ」「飲酒」等
2020年の「ハロウィーン」の過ごし方の希望を聞いた。 「ハロウィーンを意識して過ごすつもりはない」以外でのトップ5が、1位は「家で過ごしたい」が22.2%、2位は「ハロウィーンスイーツを食べたい」が12.2%、3位は「飲酒を楽しみたい」が8.9%、4位は「手作りの料理を食べたい」が8.8%、5位は「会話を楽しみたい」が8.5%。50・60代男女で「ハロウィーンを意識して過ごすつもりはない」人が多く、過ごし方の希望は若年層で多い傾向だ。特に20・30代女性では「ハロウィーンスイーツを食べたい」「かぼちゃ料理を食べたい」「ハロウィーンに合った料理やお菓子を作りたい」を中心に多くの希望があった。

■今年のハロウィーンはどのように過ごしたいか(全体/複数回答)

4.「ハロウィーン」の過ごし方、コロナ禍影響は「家で」「デリバリー・テイクアウト」等
前ページ「ハロウィーン」で希望する過ごし方について、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて選んだものを聞いた。「新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けていない」以外でのトップ3が、1位は「家で過ごしたい」が29.1%、2位は「デリバリーやテイクアウトを楽しみたい」が7.3%、3位は「手作りの料理を食べたい」が6.1%。特に「家で過ごしたい」は突出しており、コロナ禍の影響で外出自粛の傾向が続いていることが伺える。

■新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて選んだもの
(「今年のハロウィーンは、どのように過ごしたいか」のいずれかの回答者/複数回答)

5.「ハロウィーン」に肯定的な理由、トップ3は昨年と同様ながら全体的にスコアが減少
「ハロウィーン」に肯定的な理由の1位は「本来の意味と違っても日本風に楽しめば良い」が37.8%、2位は「子どものためのお祭りとして良い」が33.8%、3位は「経済効果がある」が31.3%。トップ3の順位は昨年と変わらないが、肯定的な理由全体で前年より数値が減少している。設問構成が前年から変更になった影響もあるが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、イベント性の高い「ハロウィーン」に対する肯定的な考え方が減退している状況が考えられる。性年代別では、20~40代男性と20代女性では「たまにはめを外す機会として良い」が高い。また、20~40代女性では「飾り付け等が楽しい」が高い一方、男性全体でスコアが低く、男女差が大きい。

■「ハロウィーン」についての考え・肯定的な理由
(肯定的な理由のいずれかに回答した人/複数回答)

※2020年は設問構成を変更しているので、経年比較は注意が必要

6.「ハロウィーン」に否定的な理由、「新型コロナウイルスの感染拡大危惧」41.6%
「ハロウィーン」に否定的な理由の1位は「自分には関係がないように思う」が43.4%、2位は「新型コロナウイルス感染症の感染拡大につながりそう」が41.6%、3位は「何かと理由をつけて騒ぐのは良くない」が37.5%。性年代別では、20・30代女性で「新型コロナウイルス感染症の感染拡大につながりそう」が多く、女性の若年層は「ハロウィーン」に参加予定と回答した人が多い(前出)一方で、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念している人も多いことが伺える。

■「ハロウィーン」についての考え・否定的な理由
(否定的な理由のいずれかに回答した人/複数回答)

※2020年は設問構成を変更しているので、経年比較は注意が必要

詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2020/10/RecruitLifestyle_ggs_20201016.pdf

▼リクルートライフスタイルについて
https://www.recruit-lifestyle.co.jp

【本件に関するお問い合わせ先】
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/support/press

 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。