熊本県益城町がキッコーマンこころダイニング株式会社と包括連携協定

益城町のプレスリリース

災害時の経験をもとに、避難所等の食事の改善を目的として、益城町・同社と学校が連携し、発酵食品を使った普段の食生活や防災食を取り巻く環境を豊かにするための取り組みを進めます。

 11月17日、益城町はキッコーマンこころダイニング株式会社(東京都港区)と包括連携協定を締結しました。
 これは熊本地震から4年半を迎えた益城町が、日本一災害に強いまちづくり、町の“にぎわい”づくりをさらに加速させるため、「益城町民間企業等協働推進事業」の一環として締結したものです。
 
 この包括連携協定により、以下のような取り組みを協働して行っていきます。

  1. 熊本地震の際に問題となった、災害時における避難者の腸内環境や栄養素を考慮した防災食メニューの考案
  2. 地元小学校で大豆の作付から発酵までを学ぶ授業、自ら育てた野菜を料理する食育体験活動
  3. 益城町の美味しい農産物や玄米を活用した商品開発

 

 

  • 西村博則(にしむらひろのり) 益城町長

 キッコーマン様には、2月に行った防災訓練時にブースを開設していただき、来場者に大変好評だった。

現在、町はにぎわいづくりに取り組んでおり、その中で焼酎「こめます」を始めとした特産品づくりにも力を入れています。
 健康づくりには「食」が大切だと思っています。キッコーマン様にも玄米や発酵食品を使った特産品づくりや心と体の健康につながる防災食メニューを期待しています。
 

  • キッコーマンこころダイニング株式会社 茶谷良和(ちゃたによしかず)代表取締役社長

 当社は、キッコーマンのベンチャー企業として3年前にできた会社で、発酵食品を中心に心

と体の健康をモチーフとした食品を作っています。今回の協定を契機に、地に足の着いた防災食を作りたいと思っており、具体的には、災害が発生した場合の献立作りを、普段から町民と一緒になって考えていきたいです。
 益城町ならではのもの、そして日本の防災食のモデルづくりになればいいと思っています。

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