株式会社キミカ「第4回ジャパSDGsアワード」受賞

株式会社キミカのプレスリリース

アルギン酸メーカーの株式会社キミカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:笠原文善)は、12 月21 日、総理大臣官邸において、菅内閣総理大臣を本部長とする SDGs 推進本部より、第4回「ジャパン SDGs アワード」における特別賞「SDGs パートナーシップ賞」を受賞しました。

本賞は、SDGs 推進本部(本部長:菅内閣総理大臣、副本部長:加藤官房長官および茂木外務大臣)が 主催し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて優れた取り組みを行う企業・団体等を表彰する制度です。受賞者は、NGO・NPO、有識者、民間セクター、国際機関等の広範な関係者が集まる SDGs 推進円卓会議構成員から成る選考委員会の意見を踏まえて選出されます。

当社は、長年にわたり継続的に本業の事業活動を通じて SDGs 達成に貢献すると同時に、民間企業としての高い競争力を維持して世界最高品質の製品供給体制を確立し、業界における世界トップメーカーに 成長しました。経済価値と環境価値、社会価値の共存を実践した当社の取り組みは、業種を問わず国際的なロールモデルとなるものとして高く評価されており注目を集めています。

株式会社キミカは、今後も、本業の事業活動(アルギン酸の製造・販売)を通じて SDGs の達成に貢献し、ひとと地球にやさしい会社を目指します。

■総理大臣官邸での授賞式(左から加藤官房長官、弊社社長笠原、菅内閣総理大臣、茂木外務大臣)

【SDGs 達成に向けた当社の取り組み】
○ 生きた海藻を刈り取ることはせず、浜辺に打ち上げられた漂着海藻、すなわち、なにも利用される ことなく朽ち果て再び二酸化炭素に戻りゆく運命にある海藻を有効活用して、有用で付加価値の高い素材(アルギン酸)を生産しています。
○ 電力・熱源を使用しない製造方法を確立するなど、さまざまな工夫によって競争力を獲得し、漂着海藻を付加価値に変えるというビジネスモデルを永続可能なものとして確立しました。
○ 30 年間に渡り、市況に惑わされずに継続的かつ安定的にチリの漁民から海藻を買い取り、投機的な海藻乱獲を抑制し、チリ漁民の収入安定化に寄与しています。チリの農家や地元住民に対して土壌 改良材や飲料水を無償で提供し、生活水準の向上を支援しています。
○ 1980 年代にチリに進出し、長年にわたり現地の漁民と共同で海藻乱獲を防ぐための活動に取り組んでいます。チリ沿岸での海藻養殖を支援して海藻資源保全に貢献しています。
○ 環境負荷低減に向けた様々な投資(工場の屋根への太陽光パネル設置、環境負荷低減型生産機器の 導入など)を積極的に行っています。
○ チリプラントに広大な緑地を保有し、アルギン酸を抽出したあとの海藻残渣を土壌改良材として有 効に活用してワイン用のブドウ栽培に挑戦しています。
※取り組みの詳細については、ウェブサイトおよび SDG 宣言をご参照ください。
 
【株式会社キミカについて】
株式会社キミカは、天然の海藻から「アルギン酸」を抽出し、様々な産業に供給するわが国唯一の専業 メーカーです。アルギン酸はコンブやワカメなどの海藻に含まれる多糖類で、食感改良剤として様々な加工食品に利用されるほか、医薬品、化粧品、繊維、鉄鋼、製紙など幅広い分野で活用されています。
株式会社キミカは日本で初めてアルギン酸の工業的生産に成功し、以来80年間にわたりアルギン酸のトップメーカーとして生産技術と応用分野の研究を続けて参りました。いまやアルギン酸市場における弊社の国内シェアは 80%を超え、特に高品質が求められる食品・医薬品向けの分野においては、名立たる競合メーカーを抑えて世界トップの生産量を誇ります。 

 

 
SDGs 推進本部: https://www.mofa.go.jp/mof%20aj/gaiko/oda/sdgs/effort/index.html#promotion
ジャパン SDGs アワード: https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/award/index.html
株式会社キミカ ウェブサイト: https://www.kimica.jp/

株式会社キミカ SDGs宣言: https://www.kimica.jp/upload/2020/12/KIMICA_SDGs.pdf

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