株式会社Clearのプレスリリース
日本酒事業を展開する株式会社Clear(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:生駒龍史、以下「Clear」)が運営する日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は、26年熟成となった1995ヴィンテージ日本酒『現外(げんがい)』を発売。新たな価格で、本日2021年1月13日(水)より事前申込みを開始いたします。
26年熟成『現外|GENGAI』¥198,000(税込) / 500ml
URL:https://sake100.com/pre_order/4
『現外』が示すのは“ヴィンテージ”という日本酒の価値です。甘味・酸味・苦味・旨味が複雑に絡み合いながら調和した味わいをもつ、長い歳月だけがつくり出すことのできる再現不可能なオリジナル日本酒となっています。
◆ 26年熟成という価値
『現外』は昨年の25年熟成から年を重ね、26年熟成として再販売いたします。これに伴い商品価格を198,000円(税込)に改定いたしました。また本年は、世界500本の限定販売となります。
『現外』は今なおタンク内で熟成が進んでおり、味わいが少しずつ変化しています。昨年のものと比較すると、変化の幅は小さいですが、口当たりはよりなめらかに、味わいはより透明感が増して洗練されています。
さらに今後、数年、数十年かけて、いっそう味わいが変化していくことが考えられます。「ソトロン」という成分に代表される熟成香が増し、カラメルのように複雑で芳醇な香りがより豊かになっていきます。同時に、口当たりのなめらかさ、見た目とは異なる味わいの美しい透明感も際立っていくと予想しています。
◆ 世界500本の限定販売
『現外』は熟成タンクで寝かせており、年に数回、その年に販売する分だけを瓶詰めしています。現状ある量のみが全てで、二度と同じものを製造することはできません。
熟成を重ねた日本酒は、「澱(おり)」と呼ばれる、お酒の成分が固まったものがタンクの底に沈殿していきます。この澱のない上澄みだけをタンクから汲み出し、商品化しています。酒質への影響から、タンクの中身をすべて出して確認することはできないため、あとどのくらい商品として出せる量が残っているのか、正確に把握するのは困難です。計算上、残り3000〜4000本と想定しており、本年はそのうち500本を限定で販売いたします。
私たちはこの「現外」を、日本酒の熟成の価値を示すお酒として、年々その価値を見直していきます。味わいの変化、またタンクに残る量などを加味し、更にその価値が高まっていくものと考えています。
将来的には、この唯一無二の熟成日本酒が、世界的なヴィンテージワインと並び、数百万円、数千万円で嘱望されるような未来も思い描いています。
◆ 現外のストーリー ― 阪神淡路大震災を乗り越えて
1995年1月17日、阪神淡路大震災によって倒壊した酒蔵で奇跡的に残ったタンク。そこに入っていたのは、「酒母」と呼ばれる、醸造の途中段階のお酒でした。醸造設備の被災により次の工程に進めることが叶わず、やむなく酒母の段階で搾られ清酒となりますが、味香のバランスがとれておらず、商品化はできませんでした。そのため、熟成による味わいの変化に一縷の望みを託し、のちに『現外』となる酒は熟成庫で眠りにつくことになったのです。
熟成タンクで20数年。そのお酒には、造り手すら想像しなかった味わいがもたらされました。鋭い酸味は心地良く、べたつく甘味はまろやかに、甘味・旨味・酸味・苦味のすべてが調和し、円熟したまろやかさと同時に、気品さと透明感を併せもつ奇跡的な味わいへと至りました。
日本酒の価値を生み出す要素は、原料となる米の種類や酵母、造り手や造られる地域など様々ですが、『現外』は「時間経過によって得られる変化」、つまり“ヴィンテージ”の概念を日本酒におけるひとつの価値として示します。“時間”という要素が日本酒にもたらす変化には、大きな可能性が秘められています。
◆ 2021年1月13日(水)より事前申込をスタート
26年熟成『現外』のお求めは、事前申込制となっております。お申込みいただきましたお客様より順次ご購入案内のメールをお送りいたします。ご予約はお名前とメールアドレスのご登録で完了となります。
26年熟成『現外』の事前申込ページ
https://sake100.com/pre_order/4
なお商品は数に限りがあるため、予定販売数に達し次第、購入受付を終了させていただきます。お早めにご購入ください。
また商品配送は、2021年2月上旬より順次となります。また配送日時のご指定は承っておりませんので、予めご了承ください。
◆ 商品概要
商品名:26年熟成『現外|GENGAI』
製造元:沢の鶴株式会社
内容量:500ml
価格:198,000円(税込)
販売数:500本限定
事前申込受付開始日:2021年1月13日(水)
◆ SAKE HUNDREDについて
SAKE HUNDREDは、『心を満たし、人生を彩る』をパーパスに掲げ、比類なき価値を提供する日本酒ブランドです。最高峰のグローバルブランドとして、味覚だけでなく、お客様の心の充足に貢献し、人と人との豊かな関係を築いていきます。最上の体験によってもたらされる、身体的・精神的・社会的な満足、そのすべてが、SAKE HUNDREDのお届けする価値です。
会社概要
会社名:株式会社Clear(https://clear-inc.net)
所在地:東京都渋谷区渋谷2-4-3 2F
設立:2013年2月7日
代表取締役:生駒龍史
資本金:1.8億円
– 日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」(https://sake100.com)の運営
– 日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」(https://jp.sake-times.com)の運営