カリフォルニアワイン協会が新しいグローバルブランドを発表「ゴールデン・ステート・オブ・マインド ~ 輝くカリフォルニアの想い」

カリフォルニアワイン協会日本事務所のプレスリリース

カリフォルニアワイン協会(California Wine Institute、略称CWI)は、この度、新しいグローバルブランド・キャンペーンとビジネス戦略を発表しました。カリフォルニアワインがワイン造りにおけるサステイナビリティ(持続可能性)、イノベーション、また醸造技術におけるリーダーであることや、世代を超えて高品質なワインの生産にコミットする家族経営の農家や造り手に光を当てていきます。このキャンペーンは、国際市場におけるカリフォルニアワインの輸出販売を拡大するための10ヶ年戦略の一環です。第一段階では、ワインに対して積極的な興味を示す消費者に向けたデジタル広告とプロモーションを通じて、カリフォルニアワインの認知度と評価を高めることを目指します。

報道関係各位
2021年2月3日

ゴールデン・ステート・オブ・マインド ~ 輝くカリフォルニアの想い
カリフォルニアワイン協会が新しいグローバルブランドを発表
~ 10年後の輸出売上高25億ドル(約2,610億円)達成計画を支える革新的な戦略 ~

カリフォルニアワイン協会(California Wine Institute、略称CWI)は、この度、新しいグローバルブランド・キャンペーンとビジネス戦略を発表しました。カリフォルニアワインがワイン造りにおけるサステイナビリティ(持続可能性)、イノベーション、また醸造技術におけるリーダーであることや、世代を超えて高品質なワインの生産にコミットする家族経営の農家や造り手に光を当てていきます。このキャンペーンは、国際市場におけるカリフォルニアワインの輸出販売を拡大するための10ヶ年戦略の一環です。第一段階では、ワインに対して積極的な興味を示す消費者に向けたデジタル広告とプロモーションを通じて、カリフォルニアワインの認知度と評価を高めることを目指します。

難を極めた2020 年を乗り越えた世界のワイン市場が再び活性化する中でカリフォルニアワインの成長を描くために、カリフォルニアワイン協会はこの新しい取り組みに、今後 2 年間で1,000 万ドル(約10億円)以上を投資する計画です。カリフォルニアワインの新しいイメージやロゴの導入を皮切りに、2021年春から「ゴールデン・ステート・オブ・マインド ~ 輝くカリフォルニアの想い」キャンペーンを展開します。このキャンペーンの主要なプログラムは、以下のとおりです。
・カリフォルニアのワイン造りにおける楽観性とイノベーションや技術的進歩のメッセージを柱に、サステイナビリティへの取り組みをテーマにした、デジタル広告のグローバル・キャンペーン
・ワイン輸入業者や購買担当者のための革新的な「カリフォルニアワイン・バーチャル・グローバル・マーケットプレイス」(日本では実施未定)
・新しく開発されたカリフォルニアワイン教育コンテンツ及び4段階の認定プログラム

カリフォルニアのワイナリーは、より幅広いワイン消費者との接点を求めています。今回の戦略では、カナダ、デンマーク、ドイツ、香港、日本、メキシコ、スウェーデン、イギリスなど世界の主要な国々では、既存のワイン愛好家及び新たなワイン飲用者を対象とします。さらにオーストラリア、フランス、イスラエル、スペイン、アラブ首長国連邦、ウクライナや他の東欧市場に向けてプログラムを拡張することで、カリフォルニアワインの市場拡大を図ります。

カリフォルニアワイン協会国際部長のオナー・コンフォートは、このように述べています。「地元でも海外でも感じられた2020年の危機は、世界中でカリフォルニアワインを応援してくださる皆さまとの永続的な関係がいかに大切であるか、改めて考える機会となりました」「我々の眼前には、カリフォルニアが持つ唯一無二の特性を新しい方法で伝えるチャンスが広がっています。これまで以上に深い知識と味覚体験を世界中の消費者に提供することにより、カリフォルニアワインの更なる販売強化を目指します。」

カリフォルニアワイン協会は昨年、「2030年プラン」を発表しました。カリフォルニアが95%を占める米国ワインの輸出売上高を25億ドル(約2,610億円)以上に拡大することを目指すこの10ヶ年計画です。この計画は、①既存の輸出市場における販売強化、②新たな市場への輸出拡大、③輸出に従事するカリフォルニアのワイナリーの増加を3つの柱とします。対外通商政策の変化により一部の国に向けた輸出がより厳しくなっている中でも、世界の消費者は、広い選択肢の中から、新しいワインを発見することを望んでいます。

「ゴールデン・ステート・オブ・マインド」キャンペーンでは、ワイン輸入業者や購買担当者向けのバーチャル・ワイナリー・ツアー、消費者及び業界関係者向けオンラインセミナー、バーチャル・テイスティングなどの活発なオンラインプログラムが目白押しです。CWIでは新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年春の当初から、イレイン・チューカン・ブラウン氏を講師に迎えた「ビハインド・ザ・ワインズ」シリーズを含む一連のバーチャル・プログラムを速やかに展開しました。この経験は、デジタルコミュニケーションを通じて新規顧客にリーチし、販売を促進するという新しいビジネス戦略の効果的な実証となりました。

このキャンペーンで行う全ての活動を通じて、家族経営のワイナリー、次世代のワインメーカーやブドウ農家に光を当てます。またサステイナビリティ、多様性及びそれを受け入れる態度に対するカリフォルニアワイン業界の深いコミットメントを紹介することで、カリフォルニアの価値観を前面に押し出します。

ローダイにある「ランゲ・ツインズ・ファミリー・ワイナリー」のジョー・ランゲ氏は、このように語っています。「カリフォルニアの山火事、そして世界的なパンデミックと、近年に直面したチャレンジは非常に大きなものでした。この新しいキャンペーンは、カリフォルニアワイン業界に活力を与え、国内外でのワイン販売を回復させる道筋を提供するものです。このゴールデン・ステートのワイン産地に、再び世界のワイン業界及びメディアの皆さまをお迎えすべく、まずカリフォルニアワインに活動の機会を提供するものと考えています。」

ウェブサイト「ディスカバー・カリフォルニアワイン」では、新しいキャンペーンを紹介するビデオを公開しています。ビデオでは、固有の特徴と品質を表すワインを追求するカリフォルニア・ワインメーカーのスピリット、イノベーションや主義に至った道を、文化的、歴史的に紹介しています。また、デジタル・メディア・キットのページから、新ブランドの画像をダウンロードすることができます。

以下、各リンクよりご覧ください。

カリフォルニアワインの新しいイメージやロゴ

https://wineinstitute.org/news/press-room/california-wines-rebrand/
イノベーション、オープンマインド、サステイナビリティなど、新しいカリフォルニアワインをイメージしたロゴマークに一新しました。

ディスカバー・カリフォルニアワイン
https://calwines.jp/

新キャンペーンビデオ
https://cwi.wine/brand-video-jp

デジタル・メディア・キット
https://wineinstitute.canto.com/s/P7TLI

カリフォルニアワイン協会(本部・カリフォルニア州サンフランシスコ)は、1,000社を超えるカリフォルニアのワイナリー及びワイン関連企業から構成される非営利団体で、ワインの生産や流通や消費に関する政策的な提言を行っています。輸出プログラムにおいては、世界13カ国に事務所を置き、重要な市場情報の提供及びプロモーションを支援しています。ワイン業界関係者・メディア・消費者向け試飲会の実施などをサポートしており、毎年175以上のカリフォルニアのワイナリーが当プログラムに参加、142か国にワインを輸出しています。日本事務所は、カリフォルニアワインの普及促進、日本市場における関税、非関税障壁の監視などを目的に1985年に設立されました。

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