【宮崎本大賞受賞】行成薫『本日のメニューは。』

株式会社集英社のプレスリリース

株式会社集英社(本社:東京都千代田区)より好評発売中の集英社文庫・行成薫『本日のメニューは。』が、2021年3月8日に発表された宮崎本大賞で、大賞を受賞しました。
https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-744041-6

【宮崎本大賞について (実行委員 田中佑輝さんより)】
・概要
宮崎本大賞は、「本にまつわる場所に立ち寄ってもらうきっかけを作ろう」と、宮崎県内の書店員・図書館司書など本に携わる有志が、企業・業態の垣根を越えて集い、企画致しました。この度めでたく2回目を迎えます。3月8日(月)「3・8(みや)の日」に、大賞作品が発表されました。
・『本日のメニューは。』が受賞した理由
食という共通したテーマに対し、一話一話、面白さや感動が自然と伝わってくる作品です。普段本を読まない方にも手に取ってもらいたい、という『宮崎本大賞』のターゲット層にぴったりはまると思いました。大げさかもしれませんが、お腹もすいてコロナ渦においての外食産業の後押しにもなると考えております。

【内容紹介】
入院中の父に中華そばを出前したい二人の子どもと、変わり者の大人たちが起こした奇跡(「四分間出前大作戦」)。マズメシ母に悩まされる女子高生と、おむすび屋の女性店主の愛情(「おむすび狂詩曲(ラプソディ)」)。底なし大食い男の葛藤と、デカ盛り定食を作り続ける頑固親父の秘めた過去(「闘え! マンプク食堂」)。熱々の美味しい料理と、それを取り巻く人間ドラマに食欲も涙腺も刺激される、5つの極上の物語。 

【書誌情報】
2019年10月18日発売
580円(本体)+税
272ページ
ISBN:978-4-08-744041-6

【著者略歴】
1979年宮城県生まれ。東北学院大学教養学部卒業。2012年『名も無き世界のエンドロール』(「マチルダ」改題)で第25回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。(『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日より映画化) 著書に『僕らだって扉くらい開けられる』『廃園日和』『ストロング・スタイル』『怪盗インビジブル』『彩無き世界のノスタルジア』などがある。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。