「ドイツのワイン文化」が無形文化財に登録

Wines of Germany 日本オフィスのプレスリリース

 2021年3月19日、文化大臣会議において、ユネスコドイツ委員会の専門委員会の推薦により「ドイツのワイン文化」が無形文化財として国内登録されました。
今回の登録は、ドイツワインアカデミー(DWA)が2019年10月に、ラインラント=プファルツ州にある科学・継続教育・文化省の世界遺産担当事務局に提出した申請書に基づくものです。

 専門委員会はドイツのワイン文化について、社会にしっかりと根づいた伝統が、開放性や活気、柔軟性を備えたかたちで醸成しているとして称えています。ドイツのワイン文化には社会的側面や言語、技能、文化的な背景だけでなく、多数の行事や習慣が含まれている点も推薦の理由として特に言及されています。
ワイン文化は多くの国民の人生に一定の調子をもたらしており、その結果、特にワイン生産地において地元住民のアイデンティティに寄与しています。

文化的資産としてのワインの保護

「今回の決定を私たちはとてもうれしく思っており、ドイツのワイン文化を支援してきた皆さんとともによろこんでいます」と、ドイツワインアカデミーのモニカ・ロイレ代表は述べています。「登録は、ワイン文化に生気を吹き込み、さらに発展させている皆さんの功績を称えるものです。無形文化財の国内登録が実現したことで、私たちのワインを文化的景観とともに文化財として保護する活動がさらに社会で認識され、それ相応の評価を得ていくでしょう」

 ドイツワインアカデミーの申請は、当初より、経済・交通・農業・葡萄栽培省を通じてラインラント=プファルツ州の支持を得てており、科学・継続教育・文化省からも助言を受けました。それらに加え、ドイツワインアカデミーは、ワイン文化の醸成に全国的かつ活発に関わっている本当に多数の人々の支援に特に感謝していると、ロイレ代表は語りました。こうした広い支援が、申請の成功において決定的な役割を果たしたことは間違いありません。

引用元: ドイツワイン|「ドイツのワイン文化」が無形文化財に登録 (winesofgermany.jp)

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