老舗日本酒蔵の新たなブランド「雨降(AFURI)」4月17日(土)より発売開始。フランスの権威あるフェミナリーズ世界ワインコンクール2021 日本酒部門で金賞・銀賞同時受賞!

シマダグループのプレスリリース

シマダグループ(東京都渋谷区代々木、代表:島田成年)が運営する酒蔵、吉川醸造株式会社(神奈川県伊勢原市、代表取締役:合頭義理)は、新ブランド「雨降(AFURI)」の発表を記念して、『かすみさけ』『山廃純米』などの日本酒を4月17日(土)より数量限定で発売します。
また、bar hotel 箱根香山にて日本酒×スイーツのペアリングイベントも開催します。新感覚日本酒と革新的スイーツのマリアージュを、ぜひお楽しみください。

 

  • ブランド「雨降(AFURI)」について

​神奈川県の北西部に位置する丹沢大山は、水の良さとその豊富さで知られます。周辺が晴れていても山頂には雨が降っていたことから「雨降山(あふりやま)」と呼ばれ、古来「雨乞い」信仰の中心地となって来ました。

また、国内屈指のパワースポットとしても名高い大山阿夫利(あふり)神社は約2200年前に創建され、大山祇大神は酒解(さけどけ)神、つまり酒造の神として毎年酒祭が行われるなど、酒造に縁の深い神社です。

大山阿夫利神社大山阿夫利神社

丹沢大山(雨降山)のふもとにあり、その地下伏流水を仕込み水として使用する酒蔵の新ブランドとして「雨降」と命名しました。その名には、アフターコロナの世界の「渇き」を癒す慈雨のような存在のお酒に育って欲しいという願いも込められています。

「雨降」の文字は、大山阿夫利神社の神主様に特別に揮毫していただきました。
 

  • 商品 「雨降(AFURI)」 シリーズの紹介

1.『雨降AFURI 桃色純米・かすみさけ 低アルコール』 R2BY醸造 限定500本
雨上がりの桃園をイメージしたお酒です。
艶やかな果実を思わせる美しい桃色。果樹園のしぼりたて果汁を連想するジューシーで重厚感ある甘み。天然桃色酵母のはたらきでアルコール度数は低めの8度に抑えられ、女性好みの甘酸っぱくて軽快な味わいを実現。

甘みと酸味のバランスが絶妙な新感覚の生純米酒。アミノ酸が通常の日本酒の倍以上!と豊富に含まれていますので、美容と健康におすすめです。「花冷え(10℃ほど)」に冷やしてワイングラスでお楽しみください。

分類:純米酒

精米歩合:90%(岡山県産「雄町」を100%使用)
アルコール分:8度
味のタイプ:酸蜜甘口
日本酒度:-66
酸度:3.6
アミノ酸度:3.4
容量:720mL

2.『雨降AFURI 純米・かすみさけ』R2BY醸造 限定500本                                                   雨降山にたゆたうかすみをイメージしたお酒です。かすみのように淡くおりが舞う、馥郁たるアロマの純米酒。
リンゴ酸高生産性酵母ならではの、爽やかでシャープな酸味と爽麗な甘味。酒米は力強さとふくよかさを表現できる「雄町」を使用。
青りんごを思わせるフレッシュでエレガントな果実の香り。アルコール度数は13度と控え目で、繊細な微発泡の日本酒になりました。

かすかにおりを絡ませた「かすみさけ」はこの時期だけの限定酒。爽やかでほどよい酸味があり、食中酒としてもぴったりです。「涼冷え(15℃ほど)」に冷やして、小さめのワイングラスやシャンパングラスでお楽しみください。

分類:純米酒

精米歩合:90%(岡山県産「雄町」を100%使用)
アルコール分:13度
味のタイプ:爽麗甘口
日本酒度:-6
酸度:3.0
アミノ酸度:1.6
容量:720mL

3.『雨降AFURI 山廃仕込 純米酒』R2BY醸造 限定1500本
『精米歩合90%×麹歩合40%×硬水のメタモルフォーゼ』
栽培者や造り手、さらには飲み手をも魅了する「雄町」。米の特性を活かし、精米歩合90%、麹歩合40%(通常の倍)で醸しました。
伝統製法の山廃酛で鍛え上げた「酵母」と雄渾な「米麹」、ライチやマスカットのようなエキゾチックなアロマが秀逸。

七代目杜氏水野の追い求めた米の可能性と雨降山の硬水が交叉します。あなたの日本酒の世界観を変える「Only One」山廃仕込純米酒。複雑かつエレガントで濃醇な甘みの余韻が深く長く続くお酒です。

分類:純米酒

精米歩合:90%(岡山県産「雄町」を100%使用)
アルコール分:14度
味のタイプ:濃醇甘口
日本酒度:-30
酸度:2.7
アミノ酸度:3.0
容量:720mL

 

  • どこで買える?

当面は吉川醸造内の販売所 または
公式ホームページ オンラインストア https://kikkawa-jozo.com/ でお求めください。
 

  • なぜ新ブランドへ挑戦するのか

吉川の日本酒造りの​基本的な姿勢は変わりません。歴史は実直に伝承し、温かみのある蔵の佇まいも残しながら、その上で革新を行います。低迷期の続く日本酒業界に「一滴」を投じたいという思いを「雨降」ブランドに込めました。

今回ご紹介した雨降ブランドの3種は、いずれも精米歩合90%という共通項を持つ日本酒です。この低精白率における酒造には、通常では思いもよらない困難が伴います。日本酒造りにおいて、米の表層部分にはたんぱく質や脂質、でんぷんなど重要な栄養素が含まれていますが、これらの栄養素が多すぎると、雑味が残りやすく、お酒の香りも消されてしまいがちなのです。したがって現在の日本酒造りにおいては、米の表面を相当量削る(大吟醸では米の50%以上と規定)ことが一般的です。
 
そんななか、「雨降」ブランド初のお酒として、日本酒では異例とも言える精米歩合90%にチャレンジしました。杜氏の精妙な技巧と硬水との相性が相まって、味わいは深く香りは高く、それでいて専門家の誰もが驚くほど雑味なく仕上がった、吉川醸造の自信作です。
 

  • 水へのこだわり

 

吉川醸造では、3本の井戸から丹沢大山の地下伏流水を汲み上げて日本酒を醸しています。

この水は日本国内では希少な硬水(硬度150)で、カルシウムやマグネシウムなどの天然ミネラルをバランスよく含むため、格別に美味しくて健康にもよい水として知られます。

硬水は清酒酵母の発酵を促しますが、その反面、浸積時間や醪(もろみ)の発酵コントロールが難しいということもあり、近年の日本酒製造においては軟水が好まれる傾向があります。
吉川醸造では「天の授かりもの」であるこの清冽な硬水を使って、歴代杜氏や蔵人が長年培ってきた特殊な技法のもとで完全に手作業の酒造りを行ってきました。

 

  • 吉川醸造×bar hotel箱根香山 一夜限りのイベント紹介

bar hotel箱根香山 https://www.barhotel.com/
吉川醸造の7代目杜氏の水野雅則が、「雨降(AFURI)」をbar hotel箱根香山にて初披露いたします。
国内最高の酒米と言われる兵庫県の東条山田錦を100%使用した純米大吟醸「成NARI」のほか、天然桃色酵母を使用した甘酸っぱい低アルコールの「桃色純米・かすみさけ」など、計5種類のテイスティングセットをご提供します。
日本酒に合わせたミニャルディーズスイーツプレートとbar hotel箱根香山のバーテンダーによるオリジナル日本酒カクテルもご用意いたします。

一夜限りのbar hotel箱根香山×吉川醸造のコラボレーションを是非、ご体験ください。

開催日時
開催時間:4月17日(土) 19時~22時
会場:bar hotel箱根香山 the bar
※こちらのイベントは、ご宿泊者様限定でお楽しみいただけます。

ご予約、イベント詳細はこちら
 https://www.barhotel.com/news/662 

 

  • 吉川醸造について

 

 

 

吉川醸造株式会社は大正元年(1912年)創業、丹沢大山のふもとにある日本酒蔵です。

麹造りの段階から最小単位の手造りによる蓋麹法の採用など、故杉山晋朔博士の醸造技術に基づいた丁寧で繊細な酒造りには定評があり、神奈川県下では「菊勇(きくゆう)」の銘柄で知られてきました。
日本酒の需要減やコロナ禍により、近年は安定した酒造が厳しい情勢でしたが、2020年10月にシマダグループに株式移譲して、新たな体制のもとで出発を図ります。

酒蔵のテーマは Sake for Life’s Sake
”Art for Life’s Sake(人生/生活のための芸術)”のもじりですが、吉川醸造のお酒が世界中のひとの人生に寄り添い、生活を彩るような存在になって欲しいという願いを込めています。

会社名:吉川醸造株式会社(きっかわじょうぞう)

事業内容:日本酒の醸造・販売

所在地:〒259-1138 神奈川県伊勢原市神戸681

ウェブサイト https://kikkawa-jozo.com/
Instagram  https://www.instagram.com/kikkawa_sake/
最近の受賞歴 フェミナリーズ世界ワインコンクール(仏)2021 日本酒部門 金賞、銀賞
 

  • 杜氏について

<水野雅則 みずのまさのり>

神奈川県生まれ。吉川醸造で6年間蔵人として研鑽した後、2012年に第七代目の杜氏として就任し、日本酒醸造の研究と実践を続けてきました。
特に緻密さが要求される吟醸系の酒質構築には定評があり、日本酒の「追及と探究」をモットーに、日々の酒造に取り組んでいます。

杜氏コメント:
ひとつは、限りなく澄んだ芳香と味わいのバランスの取れた、現時点での日本酒の究極と呼ばれる酒質を追い求める「追及」。
そして日本酒の奥深い歴史と文化の中を遊泳しながら、どのような酒が今後皆様に広く受け入れられるだろうかという「探究」。
どちらも同じように重要だと考えています。新生吉川醸造で私に何ができるのか、日々思考/試行していきます。

 

  • 代表者略歴 

〈合頭義理 ごうとうのりみち〉

山口県生まれ。京都大学工学部、大学院工学研究科で建築学を専攻。一級建築士。

 

都内設計事務所で多数の建築設計に従事。代表作に「虎ノ門ヒルズ」等。
2018年よりシマダグループ。
2015,2020年、グッドデザイン賞を受賞。
2021年、iFデザインアワード(独)を受賞。
吉川醸造の代表であり、下戸。
 

  • シマダグループについて

シマダグループ(S.H.ホールディングス株式会社)は1952年世田谷区にある一軒の精米店から始まりました。
この「島田精米店」から、食の変化を反映し、国産米麺(フォー)を主とした飲食店「コムフォー」を誕生させました。
また、戸建て事業・賃貸管理事業といった不動産・建築事業から、介護施設の展開・ホテル事業・保育事業・旅行事業・酒造事業など、社会のニーズにあわせ事業形態も変化し、現在は7事業を展開しています。
日本の米文化の継承と発展を願い、2020年より日本酒事業への取組みを行うこととなりました。

シマダグループ WEBサイト
https://shimadahouse.co.jp/

 
 
 

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