(公財)日本自然保護協会へレジ袋売上金を寄付 水産加工企業として海洋環境保護活動を支援

株式会社にんべんのプレスリリース

株式会社にんべん(東京都中央区、代表取締役社長 髙津伊兵衛)は、レジ袋有料化に伴い2020年7月1日から2021年3月31日迄のレジ袋売上金を、公益財団法人日本自然保護協会に寄付いたしました。
この寄付金は、日本自然保護協会のプロジェクトの一つである「全国砂浜ムーブメント2021」の支援に当てられ、豊かな日本の海と砂浜を守り続け海洋問題の解決を目指す活動へ使用されます。

 

■寄付金について

期間レジ袋売上金額     855,818円

■レジ袋売上金の寄付について 代表取締役社長 髙津伊兵衛
にんべんは水産資源であるカツオを介して鰹節を製造し、鰹節を加工した食品の製造販売を行っております。
カツオという水産資源を扱い、水産加工に関わる企業として、今日のプラスチックごみ問題は海洋汚染に繋がる大きな問題と捉えています。レジ袋有料化に伴い、お客様にご負担いただいたレジ袋売上金を海洋環境資源の保護に活用してもらいたいと考えるようになりました。

2020年7月より開始されたレジ袋の有料化に伴い、お客様にはレジ袋をお買い求めいただくか、マイバックやエコバックの利用をお願いしております。鰹節をはじめとする商品は古くから贈答に使われる機会が多くあり、レジ袋や手提袋の需要は無くならないと考えています。しかし今日の環境問題を考えると、無駄に使わない、再利用する等、資源の有効活用が大切です。

そこで有効活用して貰う為に、公益財団法人日本自然保護協会へレジ袋売上金を寄付する事にいたしました。私たちが多くの恩恵を授かっている海の恵み、その大切な海洋環境の保護につながる活動に活用していただきたく、協会の主な活動の1つである「壊れそうな自然を守る」活動の内「全国砂浜ムーブメント 2021」に使用していただきます。今後もにんべんは企業として関わる海洋環境に注目し、日本の海を守り、共存していく取り組みを行っていきたいと考えております。

■公益財団法人日本自然保護協会と「全国砂浜ムーブメント2021」の取り組み
日本の砂浜は、海に漂流したペットボトルやビニール袋が太陽光などで分解されマイクロプラスチック化される「海洋ごみ」問題や、海砂のコンクリート利用による減少問題など、様々な要因により減少傾向にあります。プラスチックごみは、海に沈んだり、小さなマイクロプラスチックとなると回収が困難です。ごみが海に届いてしまう前に、身近な場所で回収する事が重要です。

持続可能な社会に向けて海洋問題に取り組むプロジェクトの一つとして「砂浜ムーブメント」が実施されています。本プロジェクトでは、子どもたちが海や砂浜のことを楽しく学べる「砂浜ノート」の無料配布や、専用のアプリケーションをスマホにダウンロードし海のいきものを探していく「BIOME(バイオーム)」、ごみ拾いアプリ「ピリカ」を活用し参加者全員で砂浜や河川、街中のごみ200万個の回収を目指していく活動に取り組んでいます。

https://www.nacsj.or.jp/sunahama_movement/

■公益財団法人日本自然保護協会とは

自然保護と生物多様性保全を目的に、1951年に創立された日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。会員2万4千人。「自然のちからで、明日をひらく。」をメッセージに掲げ、赤ちゃんからお年寄りまでが、美しく豊かな自然に囲まれ笑顔で生活できる社会を目指して活動しているNGOです。山から海まで、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。

■にんべんについて

にんべんは1699年(元禄12年)に創業し、日本の伝統食品である鰹節や、鰹節でひく和食の基本「だし」を使った様々な商品を生み出し、日本の食文化を伝承しています。商品の開発・販売のほか、だしコミュニティ・だし専門店「日本橋だし場」や、本物の鰹節やだしを味わえるレストラン「日本橋だし場 はなれ」、だし惣菜専門店「一汁旬菜 日本橋だし場」などの各種店舗を通し、鰹節やだしに親しめる場も広げています。

にんべんは、創業300余年の鰹節専門店として、食のあらゆるシーンで「鰹節」や「だし」の無限の可能性を提案していく「かつお節・だしライフデザインカンパニー」を目指していきます。

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