パックごはんの包材にお米を使用 自社グループで発生した砕米を配合したバイオマスプラスチックを外装フィルムの原料に 

テーブルマークのプレスリリース

テーブルマーク株式会社(社長:吉岡清史、本社:東京都中央区)は、環境にやさしい容器包装の推進を図る一環として、当社グループの精米工場における精米過程で砕けて製造に使用できなくなった米(砕米)を10%配合した国産バイオマスプラスチック「ライスレジン®」※1を、2022年春のパックごはん新商品「新潟県産大粒ごはん3食」の外装フィルムの一部原料として使用します。2022年4月下旬製造分より順次切り替えます。
なお、「ライスレジン®」のパックごはんへの採用は業界初の試みであり、今後もその他商品への展開を検討してまいります。
※1「ライスレジン®」は株式会社バイオマスレジン南魚沼の登録商標です。

  • 「ライスレジン®」とは                                

お米(非食用)由来の国産バイオマスプラスチックです。食用に適さない古米、精米時に発生する砕米などを、新しいテクノロジーでプラスチックへとアップサイクル※2したものです。元来、地球上にある植物を原料とするため、地上の二酸化炭素の増減に影響を与えない「カーボンニュートラル」の性質を持っており、石油系プラスチックの使用量削減にも繋がります。
※2廃棄物や不要になったモノに手を加えて、そのモノの価値を高めることをいいます。
                                                                 

 

  • 自社グループで発生した砕米を使用

 

当社グループの精米工場である株式会社魚沼ライス(所在地:新潟県南魚沼市)で発生する砕米を、同市内の株式会社バイオマスレジン南魚沼に供給します。そして、同社が「ライスレジン®」を製造し、製造工場である当社新潟魚沼工場で使用する外装フィルム用の原料として供給します。

  • 外装フィルムをより薄く

「ライスレジン®」の採用に加え、外装フィルムの厚みを更に薄くすることにより、石油系プラスチック
使用量を変更前と比べ約4.2%削減します。

当商品は、当社としてもライスレジン®を初めて採用した商品であり、今後さらに改善を進めてまいります。
本件取り組み以外でも、当社では、これまでも包装材が環境に与える影響を軽減するため、商品パッケージに使用する一部インキを再生可能な植物由来原料を用いた「バイオマスインキ」へ切り替えや、プラスチック原料の使用量を削減したパックごはん用コンパクトトレーの開発など、環境に配慮した包装材への変更やプラスチック原料の削減に取り組んでおり、引き続き環境負荷低減に向けた活動を推進してまいります。

【お客様からの商品に関するお問い合わせ先】
テーブルマーク株式会社 お客様相談センター
電話:0120-087-578 
ホームページアドレス:https://www.tablemark.co.jp       

※本資料に記載されている情報は発表日現在のものです。時間の経過等により内容が予告なしに変わる可能性がありますのでご了承ください。
 

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